不安や恐怖心はいったん捨ててしまう。そのうえで、遊び心に転換させてしまう。普段の生きざまを他人に見せて相手にわかってもらっているか、それができるかどうかだ

■この世の掟をぶち破れ! -李白社-

不安や恐怖心はいったん捨ててしまう。そのうえで、遊び心に転換させてしまう。普段の生きざまを他人に見せて相手にわかってもらっているか、それができるかどうかだ

不安や恐怖心はいったん捨ててしまう。
そのうえで、遊び心に転換させてしまう。

子どもの頃の真剣な遊び心を呼び戻し、
降りかかる出来事をそのままの大きさで受けとめることでしか、
不安や恐怖心は消すことができない。

コンプレックスをどう捨てていくか、
どう消していくか、
どう対処していくかが問題なだけだ。

コンプレックスを持ち続け、
そこにずっとしがみついている人がひねくれてしまう。


by. 桜井章一氏

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コンプレックスを感じた時、
それにどう対処していこうかと考えることでしか、
コンプレックスから逃れる手立てはないのだ。

コンプレックスという根っこが残ったまま、
実はこの状態が一番怖い。

なぜなら、最終的にコンプレックスは消えないからだ。

そういう人は、
たとえ何かを得てもコンプレックスは消えない。


by. 桜井章一氏

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別の形でコンプレックスを持ち続けることになる。

コンプレックスはそういう負の方向に注がれるエネルギーとして増幅される。

これはあってはいけないものだと思っている。

ハングリー精神とは、
たとえば貧しさの中から生まれる豊かなエネルギーであって、
コンプレックスのようにどこかひねくれているものとは違う。


by. 桜井章一氏

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ハングリー精神は直接何かに作用するのでなく、
間接的に内側で抱える問題なので、
似ているようで両者は微妙に違う。

ハングリー精神で頑張ってきた人というのは、
大人になってもハングリーでいられる。

コンプレックスはあなたの人生に直接作用をおよぼす。

それを捨て去らない限りいつまでもコンプレックスのほうから追いかけられるのだ。


by. 桜井章一氏

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何でもかんでもドラえもんみたいに便利な世界になってしまった。

ああいうロボットがいたら便利だという思いで育ったために、
世の中に便利さだけを求めて生きてきたように思う。

それよりも、力がある善の人間が悪を滅ぼすという世界観で育ってきた。

勝つことが善という考え方は、
最終的に何が善かを見失ってしまう。


by. 桜井章一氏

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20年間無敗の雀鬼・桜井章一氏が語る、世の中の誤った価値観。根性や苦労が幸せにつながるのか?専門家の言葉に惑わされず、朝起きてから寝るまで「ずっと楽しい」人生を送るためのヒントを解説。

ハングリー精神も勝つことではない。

勝つことを目的としたハングリー精神は捨てるべきなのだ。

仮に相手を見返しても恨みの感情でなしえたことは、
何の楽しさもなかった。

世の中は何でも変化する。


by. 桜井章一氏

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それと同じで、相手の心も絶えず変化しているのだと思えば不思議なことではない。

ただ相手の気持ちが変化しただけ。
そう思えば、裏切りは裏切りではなくなる。

季節が変わるように人も自分も変わっていく。

その変化をすべて受けて入れていく。


by. 桜井章一氏

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そして、相手の変化をすべて受け入れたうえでどうしようと解決策を練れば、
恨みの感情で対処しようとしなくなるのだ。

人を恨んで生きていたら楽しくない。

相手の裏切りも世の中同様、
変化ととらえてしまえば受け入れていくしかなくなる。


by. 桜井章一氏

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「雀鬼」桜井章一氏の言葉から、人との接し方や「生きる」という才能、そしてプライドを捨てることの重要性を解説。絶対的な価値観にとらわれず、柔軟に生きるヒントを伝えます。

気づいておかなければならないのは、
変化は悪い方向に行くこともあるということだ。

それに順応してしまうと自分の首を絞めてしまうことになる。

新しい変化にすべて対応しよう、
追いついていこうという考えは、
逆に多くのものを失うことになるのだ。

とにかく、恨みの感情は捨ててしまったほうがいい。


by. 桜井章一氏

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そんな感情に囚われているくらいないら受け入れてしまったほうがいい。

その受け入れた変化に順応するのかしないのかは、
失うものの大きさを考えれば、
おのずと答えは見つかるはずだ。

人の悪口をまったくいわないのかというとそうではない。

悪口を平気でいう。

私がこういうことを平気でしてしまうのは、
人を良くいうのも悪口をいうのも、
どちらも両方出しているからだ。

悪口はいってはいけないという世間的な常識やマニュアルで考えているのではなくて、
思ったことを口に出しているにすぎない。


by. 桜井章一氏

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悪口にしても、
悪口にならない悪口というものもある。

言葉とは、その場の状況でいくらでも取られる意味が変わるものだ。

つまり、言葉そのものに意味があるのではなくて、
言葉を吐いた本人が普段からどうあるかが問題なのだ。

つまり、同じ叱るにしても、
普段から生きざまがだらしなかったら、
何をいっても相手からは見透かされるのだ。


by. 桜井章一氏

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「雀鬼」桜井章一氏が語る、スランプや不調に陥った時の心構え。「不調こそ我が実力」と受け入れ、そこから学ぶことの重要性を説く。勝負において最も大切な「やわらかさ」の哲学から、固定観念を捨て、人生の流れに柔軟に対応する生き方を学ぶ。

だから、悪口という形式そのものがいけないものではない。

たとえ悪口をいっても、
相手がまったく傷つかないような生きざまを普段からつくっていくことのほうが大切だということである。

そうしていれば、相手も悪口ととらない。

普段の生きざまを見せれていれば、
セクハラでもなんでもない。


by. 桜井章一氏

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そのかわり、女の子が触られて気分が悪くなるような人間になってはいけないということだ。

悪口もセクハラも、
そのことじたいが問題なのではない。

普段の生きざまを他人に見せて相手にわかってもらっているか、
それができるかどうかだ。

それにしても、
世の中見せかけだけのやさしさの、弱い男が多い。


by. 桜井章一氏

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言葉は重要だとよくいわれる。

言葉は巧みに操れば人を信用させることもできるし、
話のうまいやつはできる人間と称される。

一方で、言葉一つで人間関係が崩れたり、
言葉一つで人を殺すことだってできる。

「バカ野郎、今話しかけていることは魂で言葉じゃねえんだ。
だから、通じているんだ。
おまえら、言葉だけが通じると思うのは大人の価値観だ。
おまえらがしゃべっていることを、
みんなこの子の魂が聞いているんだぞ」
と答えたことがあった。


by. 桜井章一氏

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