■運に選ばれる人 選ばれない人 -東洋経済新聞社-
運がいい時も悪い時も、変わり目をとらえられるかどうかで流れが変わってくるのです。私には、そもそもピンチとチャンスという分け方がありません。何でも見つけられれば幸せになれます
しかし、ほんとうにお手上げという事態はそうそうありません。
たいていは必ずどこかに抜け道があります。
ほんとうの大ピンチというのは、
自分の命が関わっている時だけです。
抜け道はあきらめずに探せば、
どこかに必ず見つかるものです。
by. 桜井章一氏
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絶対にあきらめないことです。
粘り強く真剣に探せば、
そのうち小さいながらも突破口が見えてきます。
そのためにはふだんから小さなことにも気がつくような意識を持っていることが大事です。
感じ方が鈍かったり、
大きなことばかりに目がとらわれていると、
小さなことを見逃してしまいます。
by. 桜井章一氏
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苦境の時の突破口はほんの些細なことから開けるので、
小さいことにも気がつく人はそのきっかけを見つけやすいのです。
運量の多い時は、
気さえ抜かなければ勝てます。
しかし運は刻々と変わっていくものであり、
必ず流れが変わる潮目がきます。
それをすかさず的確にとらえるのです。
それまでは耐えていればいいのです。
by. 桜井章一氏
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どんな勝負事も、
ここ一番の勝負どころというのは変わり目のことを指しています。
変わり目は必ずやってきます。
つまり運がいい時も悪い時も、
変わり目をとらえられるかどうかで流れが変わってくるのです。
運量をはかる時は、
その運が続く時間もあわせて読みます。
by. 桜井章一氏
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「相手の運量はこっちを上回っている、
こっちを50とすると向こうは70の運で、
15分ぐらい続くな」
といった具合に読むのです。
焦らずジタバタしないで耐えて変わり目がきたら、
すかさず勝負に出る。
そこで相手の運量とこちらの運量がすり替わるのです。
私には、そもそもピンチとチャンスという分け方がありません。
by. 桜井章一氏
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ピンチは単なる劣勢なのです。
6分のチャンスどころか、
2分でも1分でもチャンスがあれば、
それで充分なのです。
受け身の生き方を改めるにはどうすればいいか。
それは「見つける力」を磨くことです。
by. 桜井章一氏
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何でも見つけられれば幸せになれます。
いいものを見つけて、
悪いものは見つけても捨てるのが、
「見つける」ということです。
「見つける力」にはさらに
「片づける力」がプラスされることでより確かなものになります。
見つけた後はそれを自分のものにしないといけません。
by. 桜井章一氏
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自分で動いて見つけることが出来たものだけが、
その人にとってほんとうに価値のあるものです。
人に頼っていては何も見つかりません。
そうではなく自分の道を見つけなくてはいけないのです。
「見つける力」は自ら動いて培っていくものですが、
知識やマニュアルに依存してしまうと
「見つける力」は身につきません。
by. 桜井章一氏
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それ(プロの写真家と素人の差)と同じで
「見つける力」がある人とない人では、
同じ環境や条件のもとでも見つける数が違うのです。
「見つける力」があれば、
「運」が来る。
鳥も魚も風や潮の流れに乗っていないと生きていけません。
彼らにとっては、
海流や気流を読み、
それと一体になることが生きることなのです。
by. 桜井章一氏
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逆に流れを大切にしない生き方をしているのが人間です。
人間はみずから流れを断ち切った生き方をしています。
自然は、太陽エネルギーや水が循環し生命が育まれそれが土に返るという永遠の流れをつくっていますが、
その中にあって人間だけが進歩という名の壁をつくり、
その流れを止めてしまっているのです。
麻雀は流れを読むことが勝負を左右します。
by. 桜井章一氏
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流れの性質、
その強弱や大小を見取って勝負をしていくのです。
たとえば大きな波と小さな波、
強い風と弱い風があるように、
麻雀も満貫、ハネ満というような大きな点数がどんどん出る「荒れ場」と、
誰がいくら頑張っても小さな手しか動かない「小場」があります。
小場なのに欲張って大きな手をつくろうとすると、
場にすくわれてツキを失うということになります。
東西南北は麻雀という場において自然をつくり出し、
それによって流れが循環するのです。
by. 桜井章一氏
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つまり麻雀卓には宇宙が逆さまに映されています。
その空間で自然と同じことが起こるのは必然なのです。
運とはしかるべき心構えや行動の上にやってくるものですが、
宝クジの当たりはそうした運とは違って偶然と言ったほうがよいものなのです。
これ(必然の運)はふだんの生活の姿勢や意識の持ち方によってやってくる運です。
by. 桜井章一氏
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「感じる力」があれば、
考えるより感じて判断したほうが的を射ます。
不安や怖さをなくすには
「感じる力」を磨くしかありません。
「感じる力」が増せば、
判断が当たる確率は必ず高まります。
怖いから時間を使う。
不安だから時間を使う。
by. 桜井章一氏
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でも間違えても転んでもミスってもいいから早く打つのです。
そのうち、だんだん早く打つために必要なこと、
つまり的を射る感じ方がわかってきます。
ひとつは情報や知識のないところで意識的に当てていくことです。
それ(情報や知識)が少ないと不安になりますが、
あえてそうしたものに頼らず判断や推測を行うようにするのです。
by. 桜井章一氏
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