生きていくのは闘いです。真の闘いというのは、ただ相手を攻撃したり勝つことではありません。自分の困難と直接向き合い、自分に勝つことなのです

■運に選ばれる人 選ばれない人 -東洋経済新聞社-

生きていくのは闘いです。真の闘いというのは、ただ相手を攻撃したり勝つことではありません。自分の困難と直接向き合い、自分に勝つことなのです

要は、「失敗」イコール「負け」なのではなく、
失敗した後の姿勢がほんとうの「勝ち、負け」
を決めるのです。

これまでの歴史ですべての欲を満たした人は一人もいません。

欲が増えればエネルギーをそれだけ注ぐことになり、
しかもすべてが叶うわけではないので欲に振り回される機会が増えます。

欲が強ければ欲にとらわれてしまうのです。


by. 桜井章一氏

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何かにとらわれて心が硬直すると運はやってきません。

良くは七分でも六分でも抑えたほうがいいのです。

そうすれば残りの三分や四分は心が自由になります。

そのカッ達さが運につながるのです。


by. 桜井章一氏

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借りというものがいかに罪をつくりやすいか、
もっと知っておいたほうがいいと思います。

期日が来て返すお金がなければ、
言いわけやウソをつかなければならなくなります。

借りは罪をつくる大きなきっかけになるのです。

男女の関係でも親子関係でも、
思いやりや優しさ、
親切といったものを借りたまま返さないで平気な人がいます。


by. 桜井章一氏

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借りをつくって平気なのは神経がタフなのではありません。
むしろ心が弱いということです。

しかし、借りて返す前に借りないことのほうがほんとうはもっと強いのです。

スポーツ選手が「今日は調子がいいな」
「今日はなんかヘンだな」
と思ったりするような感覚で、
ふだんの生活や仕事に対して意識を向ければ、
調子が悪くなりかけてもすぐに修正し、
悪い方向へもっと落ち込むところを防げるはずです。

小さなうちにそれにいかに気がつくかです。


by. 桜井章一氏

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なんでも悪いほうへいきすぎたら元へ戻すのに時間がかかってしまいます。

そこから脱出するには、
むしろスランプそのものをいじってなんとかしようと思わないほうがいいのです。

スランプをいったん横に置いて基本に戻るのです。

基本の動作に戻ることで
「これだな」という感触がつかめます。


by. 桜井章一氏

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■体を整える ~ツキを呼ぶカラダづかい~ -講談社- 感覚は掴むのでなく触れる。掴んだ感覚は次の瞬間には逃げてしまう ...

そうやってスランプから脱出出来れば、
次にスランプがあっても基本に戻ればいいことがわかるのでその期間を短くしていくことが出来るのです。

それは野球をしている時だけでなく、
日常生活でも基本の動作や心構えをしっかり持っているからなのです。

道具に愛情を込めることで、
野球をはじめて覚えた頃の感覚や新鮮な思いを無意識のうちに確認しているのです。

イチローは最初に覚えたこの基本をいつもちゃんと持っていて、
そこへ戻れるのです。


by. 桜井章一氏

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私は「不調こそ、我が実力」
と思うようにしています。

そう思っておくほうがいざ調子が悪くても余裕が生まれます。

「とべ蛍 野ら同然のおれが家」
という一茶の句があります。

自分の家は野良同然だというのですが、
本当にそう思えば、
家がつぶれても会社がつぶれてもスランプにはなりません。


by. 桜井章一氏

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「不調が実力」と思っていれば、
調子がよくても浮かれることがなく、
反対に調子が悪ければそうと認めて素早い対応が出来るわけです。

しかし、そうなった時に単純にスランプを
「変化」と思えばそこから抜け出すのが早くなります。

調子は変化していくものなので、
好調もあれば不調もあるのも当たり前だと思えるのです。

不調とかスランプは一種の疲れです。


by. 桜井章一氏

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■人は八割方悪である -竹書房- 真の実力とは、見えないものを持つ力をいう。人間は自然の力には決してかなわない ...

疲れから回復すればいいんだと思うような気軽さもまた大事かもしれません。

スランプの時は先述したように基本に戻ることが大事ですが、
同時に心を明るくしてくれるようなものに目を向けていくことも必要です。

不調に陥ると、
その状態に黄を取られて心が暗くなります。

そこから目を転じて、
全然別のところで明るい材料を探すのです。


by. 桜井章一氏

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これは「海が汚かったら、山を直せ」
という論理と同じです。

豊かな土壌となって栄養度の高い水が海へ流れ込み、
魚が集まってきたのです。

海をとりまく大きな自然のサイクルが再び動き出し、
本来の状態に戻ったのです。

仕事とは全然関係のないところで明るさを取り戻せば、
また新しい気持で仕事を楽しめます。


by. 桜井章一氏

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不調を治すツボは、
まったく予想外のところにあったりする。

視野が狭くなってしまう原因は、
その人がものを見る上で大事なアングルを欠いているからです。

人と人との相互の関係が広がって全体になるという相互感や共生感、、
あるいは全体観といったものが、
部分にとらわれて狭くならないアングルです。

弱さや間違いはすべて部分的な考えや見方からきます。


by. 桜井章一氏

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■人は八割方悪である -竹書房- 運は決して複雑さの中にあるのではなく、シンプルな状態の中にある。「素直」と「勇気」という心構え ...

全体観がなければ部分を見ても部分でしかありませんが、
全体観があれば部分から全体がわかります。

「個は全体」であり、
「全体は個」なのです。

心の病はすべて部分にとらわれることからきます。

部分に向かうのは病である。


by. 桜井章一氏

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物事の流れには、
ある程度の連続性があります。

運の流れも同じです。

「よい運はよい運を生み、悪い運はまた悪い運をつくる」
 のです。

ですから悪い運に対しては早めにケリをつけることが肝心です。


by. 桜井章一氏

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何か悪いことが起きた時は、
ひるまずに正面から向き合わないといけません。

誰かに頼るのではなく、
みずから向き合って闘うのです。

トラウマは時間を経るほど、
頑固になり根が深くなっていきます。

トラウマに対しては、
それを自覚して早めに勝負を賭けるのです。


by. 桜井章一氏

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逃げていると、
そのときどきで助かったような気分になったりしますが、
必ずしっぺ返しが来ます。

いじめられたら、
その時にきちっと対処すればいじめられなくなります。

生きていくのは闘いです。

真の闘いというのは、
ただ相手を攻撃したり勝つことではありません。

自分の困難と直接向き合い、
自分に勝つことなのです。


by. 桜井章一氏

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