幸せはあげるだけ。それでいいのです。けれども、高い壁を乗り越えようという発想は、普通のことでは無理なのです。発想とは、常識ではできないものなのです

■桜井章一の「ぶれない生き方」 -PHP研究所-

幸せはあげるだけ。それでいいのです。けれども、高い壁を乗り越えようという発想は、普通のことでは無理なのです。発想とは、常識ではできないものなのです

愛というものが本当にあるのなら、
それは変わらないものなのです。

ずっと続くものなのです。

けれども、世間で唱えられている愛は、
変わってしまいます。

なぜなら、それは愛ではなく、
依存心だったり、
別のものだからです。


by. 桜井章一氏

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愛情にかげりが見えてきた時期に愛着心を持っていれば、
そこで踏みとどまることができる。

「愛」に執着の「着」というものがつくのです。

辞書によれば、愛着には、
「愛情のために思いきれないこと」
という意味があります。

その思いきれない部分で、
情が深いとか、
恩義があるとかがくっついてきて、
関係が長持ちする場合があるのです。


by. 桜井章一氏

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愛着すらも途切れてしまうと、
関係がなくなってしまいます。

二人をくっつけているのは、
愛から派生した音だとか義理だとかいうものであって、
真の愛ではありません。

人はよく、
「私にはあなたが必要だから、結婚してください」
などと口にします。

「必要」という言葉を言い換えるなら、
「要求」ということです。


by. 桜井章一氏

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愛というものは、
一方的に与えるだけですから、
必要や要求とは正反対であるはず。

必要を考えているから、
必要でなくなってきたら愛も冷めてしまうのです。

人は、愛を得たいがために、
愛を与えているにすぎません。

同様に、人は自分を愛してほしいから、
思いやりを発揮し、
プレンゼントをし、
相手にやさしくするのです。


by. 桜井章一氏

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お返しがなければ、
見返りがなければ、
自分のほうから絶対あげない。

くれるだろうなと思う人にしかあげないし、
努力も辛抱も絶対にしない。

ですが、そんなものは、
真の思いやりでも、
真の愛でもありません。

対価のないものには価値がない、
という判断になってしまっています。


by. 桜井章一氏

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愛ゆえにと思っているかもしれませんが、
依存心で結婚するケースが、
非常に多い。

心のどこかに依存心があるのです。

「お互いに協力して、助け合って、生きていきましょう」
などという言葉を、
結婚式の席上で聞かされることがままありますが、
協力しあって、
などという言葉を口にすることが先ず間違いです。

協力という言葉には、
「これだけのことをやってあげたんだから、君もそれに応えてよ」
というのが本音としてあります。


by. 桜井章一氏

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協力する以上、
君も私もやることに協力してくれなくては……
ということです。

ですから、「協力して、幸せになろうね」など、
とんでもない。

幸せはあげるだけ。
それでいいのです。

女房がやろうがやるまいが関係なく、
自分がやっていればいいのです。


by. 桜井章一氏

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いいことは他人のせいにして感謝、
悪いことは自分のせいにして反省材料にしなければ、
自己教育にはなりません。

そういう女房を貰ったのは自分です。
だれのせいでもなく、自分のせい。

勝負に負けて愚痴をこぼしたって、
しょせん自分の非力のせいです。

欲求不満や情緒不安定を満たしたいという心の飢えを、
愛と錯覚してしまって、
男女関係が生じる場合が多く見受けられます。


by. 桜井章一氏

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子どもの頃の親との接し方に問題があって、
しつけが厳しくて十分に親の愛情を受けることができなかった場合、
その子は大人になっても大人になりきれず、
欲求不満の塊になってしまうのです。

あるいは、情緒不安定な人間になってしまう。

仕事人間にそういうタイプが多いのは、
仕事に逃げている部分があるからです。

本人は、「仕事は立派にやってるじゃないか」
と言うかもしれませんが、
家を留守にしたり、
家族に対して手抜きもしているわけです。


by. 桜井章一氏

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残された奥さんや子どもたちはというと、
苦しんだり、違うものを欲しがっている。

それで、奥さんも子どもたちも欲求不満になっていくのです。

男というのは、
女房に対して与えるだけでいい。

「俺がこうやるから、お前こうやってくれ」
といった、そんな交換条件など、
あってはならないのです。


by. 桜井章一氏

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執着心や依存心というものは、
生まれながらに人間に与えられた、
永遠のテーマです。

欲望も含めて、
それらに呑まれないで、
それらからちょっと離れて外から眺めることができなければいけません。

仕事ができるとか、
本を出しているとか、
雀鬼だとか、
そういうこととは関係なしに、
父親だと認めてくれるのです。

私はみんなと一緒になって、
馬鹿なことを言ったり、
やったりしています。


by. 桜井章一氏

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「俺みたいに、子どもの前で平気で馬鹿やるか」
ということなのです。

ダメなところも見せて、
すっぴんでつき合う。

子どもはどんなに馬鹿なことをしても、
そこから何かを身にしてくれるものなのです。

「親子の壁」というのは、
どこかにあるのです。


by. 桜井章一氏

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その壁が高ければ高いほど、
乗り越えるには勇気がいる。

「父の日にチビTを贈る」なんて、
よほどの勇気がなければできません。

けれども、高い壁を乗り越えようという発想は、
普通のことでは無理なのです。

発想とは、常識ではできないものなのです。


by. 桜井章一氏

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父親の年齢に合ったものを考えることなんて容易です。

そこであえて、父親の年齢にも用紙にも合わないものを持ってきて、
どうするかなのです。

当たり前の事をしていても、
本当の喜びはわかりません。

でも、こっちが勇気を出して、
相手も勇気を出したら、
壁は乗り越えられる。


by. 桜井章一氏

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乗り越えて、崩せる。

悪いことだったり、
馬鹿をしているようなことかもしれないけれど、
そこから入っていくやり方もあるのです。

「やるな」って思うじゃないですか。
そこに、信頼も生まれてくるのです。


by. 桜井章一氏

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