幸福は、誰かに求めるのでなく、誰かにあげるものです。心が強ければ、自分がどんなに不利なときでも汚いことをせずにすむのです。日常生活でも、常に「円」の感覚を意識しています

■壁をブチ破る 最強の言葉 -ゴマブックス-

幸福は、誰かに求めるのでなく、誰かにあげるものです。心が強ければ、自分がどんなに不利なときでも汚いことをせずにすむのです。日常生活でも、常に「円」の感覚を意識しています

欲求不満であったり、
不安症であったり、
依存症であったり、
恨み、妬み、僻みとった感情が強い人は、
絶対幸福になれないと思います。

幸福感というものは多分に主観的なものですから、
本人が幸福が足りないと感じているうちは、
それだけで不幸なのです。

幸福なんて、
本来誰かに教わってどうこうなるというものではありませんが、
それでも、自分は不幸だと思い込んでいたり、
どうしても自分に満足できない人間は、
それを教えてくれる場所として宗教を選ぶわけです。

私にとって神は、
太陽や風、
地球が生まれてからずっとあるもの、
永遠連続性を持ったものですから、
人間がつくり出した宗教といったものにはなんの興味もありませんが、
人が宗教に入るキッカケというのは、
何かしら自分の心がヤバくなっているときだと思います。


by. 桜井章一氏

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つまり、自分は不幸だと思い込んだり、
どうしても自分に満足できないようなときは、
どこか自分の心がヤバくなっているんだ、
と思ったほうがいいのです。

世界を見わたしても、
宗教色の濃い国や民族ほど紛争が絶えません。

平和や人々の幸福を目指すべき宗教が、
実は戦争の大きな要因になっているのわけです。

幸福は、誰かに求めるのでなく、
誰かにあげるものです。


by. 桜井章一氏

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誰かにつくってあげるものです。

子どもがいたら、
(この子に幸福をつくってあげよう)
とか、友達がいたら、
(この人に幸福をあげよう)
とか、そういう意識がある人は、
多かれ少なかれ幸福感があるはずです。

心というのはカタチのないものです。
どこにあるのかもわかりません。

ただ、人の心というのは、
その人の日ごろの態度となって表れてきます。


by. 桜井章一氏

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日ごろから小さなことにも関心を持って心を開いていれば、
それが自然と態度となって表れてくるものです。

つまり、心とは身体と一体だということです。

人は、心と身体がバラバラになると不安を感じるものです。

知識だけに頼って、
態度や行動をおろそかにしていると、
決して物事はうまく運びません。


by. 桜井章一氏

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スポーツでは、よく「心技体」
という言葉を使いますが、
これなどもまさに心と身体の一体感を表しています。

心と身体は一体ですから、
日頃の態度や行動を正しくすることによって、
心も正しくなるのです。

態度や行動がともなってこその心ですから、
心だけ正しくしようとしても、
たぶんそんなことはムリだと思います。

汚いことに手を染めないで、
自分が本当に正しいと思うことをやりとおす、
という意味の「キレイごと」です。


by. 桜井章一氏

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自分の良心に従った「キレイごと」
ということです。

ただ、こんな世の中ですから、
自分の良心に忠実に従って生きるというのは、
なかなか難しいことです。

難しいから、
すぐに曲げてしまって易きについてしまうわけですが、
それではやはりダメなのです。

「キレイごとではメシは食えない」
なとどいって、
自分だけがうまくいくようにウソをついたり人を騙したりすることは、
まさに邪心から発するものであり、
それは弱さからくるものです。


by. 桜井章一氏

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心が強ければ、
自分がどんなに不利なときでも汚いことをせずにすむのです。

いつでも自分の良心に従って、
あくまでもキレイごとで押しとおすべきなのです。

麻雀をするときも
「円」の感覚で場をとらえますし
「円」の感覚で動きます。

日常生活でも、常に
「円」の感覚を意識しています。


by. 桜井章一氏

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逆に、弱い選手は「点」
の感覚ぐらいしか持っていないように私には見えます。

つまり、いいことも悪いことも、
全方位的に飲み込んで物事に対処できる感覚が、
私のいい方では「円」の感覚であり、
それこそが「強さ」の秘訣なのです。

生きているということは「点」や「線」ではありません。

われわれは「点」や「線」の狭い世界にとらわれてはいけないと思うのです。


by. 桜井章一氏

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おカネにとらわれる、
会社にとらわれる、
出世欲にとらわれる、
あるいは宗教にとらわれる、
すべて「点」や「線」にすぎないのです。

そういう既成概念にとらわれたり、
しがみついているうちは、
決して「円」の感覚は見えてこないし、
人間的にも「強く」なれないはずです。

スピードのことを意識しているうちは、
まだダメなんです。

大事なのは、
スピードのことを忘れるということです。


by. 桜井章一氏

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いかにもリズムを刻んでいるというように見えるのもまだダメ。

いいリズムというのは、
見えないものなのです。

同じように、強さということについても、
本当の強さというものは見えないものです。

つまり、見えないところに本当の強さがある、
ということです。


by. 桜井章一氏

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自分からも他人からも何も見えなくなる、

そういう状況を「無心」といいます。

見かけが強そう、
というものは、
たいがい弱いものなのです。

どんな場面でも攻めていこうというその姿勢に美意識を感じると同時に、
勝負は攻めなんだということも、
あらためて確認させてもらいました。


by. 桜井章一氏

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勝つことだけが大切なのではなく、
どう勝負するかが大切なのだということを、
彼(ジャック・ニクラウス)は知っていたのです。

彼の実績がすごかったからということでもなく、
引退試合だったからということでもなく、
いいゴルフを見せたい、
という彼の気持ちがカッコよかったわけです。

つまり、何がいいたいかというと、
生きている以上、
私たちは「粋」を目指したいものだ、
ということです。

字でいえば「生きる」ではなく「活きる」
でなければいけないと思うのです。


by. 桜井章一氏

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自分のことをもっとよく知って、
自分ならこういうことができる、
自分だったらこうする、
自分はこの人たちのためにこんなことができるのではないか、
社会のためにこんなことができるのではないか、
と常に自分自身を活性化させるのです。

そして、そういう生き方を実践して、
いろいろな経験を積んで、
自分を少しずつ熟成さえていくうちに
「生」が「活」になって、
やがて「粋」になるのです。

では、何ごともうまくいかないとき、
やることなすこと裏目に出てしまうようなとき、
どうすればいいかといえば、
ただ待つしかないと思います。

いまは潮が引いているけれど、
やがてまた潮が満ちてくるときがあるのです。


by. 桜井章一氏

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その周期を待つのです。

人生の時間というのは、
あるいは人間の周期というものは、
いつも変化しているものです。

不調だったものが、
急に好調に移行したりするのです。

自然はいつも変化していて、
そのなかで生かされているわれわれ人間も、
常に変化しているのです。

きのうの自分とあしたの自分は、
もう違うのです。


by. 桜井章一氏

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