駆け引きというのは、美しくないと思います。つまり、駆け引きというのは弱者の発想なのです。文明の利器はたしかに便利なのですが、その分、人間が壊れていっているわけです

■壁をブチ破る 最強の言葉 -ゴマブックス-

駆け引きというのは、美しくないと思います。つまり、駆け引きというのは弱者の発想なのです。文明の利器はたしかに便利なのですが、その分、人間が壊れていっているわけです

ムダはできるだけない方がいいでしょう。

どこかにムダがな部分を持っていないと、
息苦しくてやっていられないのではないでしょうか。

時間的なことでいえば、
疲れたら休まなければならないし、
余裕というものが何ごとにも必要だと思います。

日本では残しているのに、
その人たちにまわされていないというのは、
とてもムダなことです。


by. 桜井章一氏

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食はひとつの例ですが、
われわれが生活しているだけで、
日本の社会に住んでいるだけでさまざまなムダを大量につくってしまっているということです。

そしてその大元には消費を過剰にあおるビジネスや商売があるわけです。

そうしたムダは罪悪です。

ムダの少ないビジネスは評価対象になるが、
それ自体、ムダを大量生産している。


by. 桜井章一氏

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駆け引きというのは、
美しくないと思います。

つまり、駆け引きというのは弱者の発想なのです。

勝ち負けという結果だけがクローズアップされるから、
こういうことになるのだと思います。

結果的に勝った者だけが賞賛されるような風潮は、
まったくダメだと思います。


by. 桜井章一氏

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結果よりも、
いつも過程が大切なのです。

私は「瞬間」を大事にしています。

時間をかければかけるほど、
状況は変わってしまうのです。

いま、という瞬間にすべて凝縮されています。


by. 桜井章一氏

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相手の手の内、
場の流れ、
すべてのことを瞬間に読んで、
瞬間に判断して、
瞬間に動くのです。

もちろん、「分析」
もそれなりに大事ですが、
「感じる力」があれば、
何よりも早く正解を射抜くのです。

感じる力をつけるにはそれなりに訓練が必要です。
経験といってもいいでしょう。

麻雀に限らずすべてのことで、
若いころから瞬間に判断して瞬間に動くことを学ぶことです。


by. 桜井章一氏

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■勝負の格言 -宝島SUGOI文庫- どれだけ速く、強く相手を攻撃出来るか。 その条件はシンプルであることです。 ...

(慣れればなんとかなるだろう)
と自分を押し殺したり、
その上司を否定したり反抗したりすることも、
やめたほうがいいと思います。

その(魂をすべて出世やカネに売り渡したような)上司は、
道をふさぐ大きな石であり、
落とし穴なのです。

腐ったりんごでもありますから、
一緒にいるだけで、
こちらまで腐ってくるのです。

その人のようになりたくなかったら、
ときによってはそんな会社はさっさと辞めてしまうのがいちばんです。


by. 桜井章一氏

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魂をすべて出世にカネに売り渡したような人というのは、
どこか違和感があるものです。

それを気づかせてくれるのが、
勇気と素直なのです。


by. 桜井章一氏

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でも、つい最近まで使っていた五感をどんどん閉じ込めて、
いまでは「一感」に特化して使っているような人が多い気がします。

つまり、目を使って見ることだけ。

これ(インターネットの情報など)はやはり現物を目の前にして、
見たり、聞いたり、嗅いだり、触れたり、
味わったりするのとは、
そのモノやことに対する理解度や関心度が決定的に違うような気がします。

見ることだけに頼っているということは、
人間の持っている最低限の感覚のひとつに制限して生きているようなもので、
それでは本当に生きているとはいえないと思うのです。


by. 桜井章一氏

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■勝負の格言 -宝島SUGOI文庫- 緊迫感を勝負の時に出せる人は、 日常での現場感覚に優れた人です。 現場感...

人間、五感全部を働かせていてこそ、
人やモノに対して関心がわいてくるものです。

それがひとつ欠けると、
その分、関心が薄れてきます。

それをたった一感にしてしまったら、
ほとんど無関心という状態になるはずです。

外の本物の世界を五感で感じることもなく、
テレビ、ゲーム、インターネット、携帯電話などなど、
画面のなかのウソの世界に自分を閉じ込めていけば、
人間はやがて壊れてくると思います。


by. 桜井章一氏

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文明の利器はたしかに便利なのですが、
その分、人間が壊れていっているわけです。

人の命の大切さやモノの大切さが、
いま、本当にわからなくなっていると思います。

「壊れたら新しいものを買いなさい。
修理するより安いですよ。
部品も、もうありませんから」
というようなやり方です。

こんなに不誠実なモノづくりはありません。


by. 桜井章一氏

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昔の職人さんたちはつくったものに愛着があるから、
モノに心が入っていたものです。

経済や産業の発展によって、
人間は世界をいきいきと感じとる五感を衰退させ、
自分たちやモノ、
あるいは自然を含めたすべてのモノを大切にするということと、
まったく逆の方向に進んでしまったようです。

海で何日か遊んでいると、
まず目がよくなってくるのがわかります。

耳も鼻も、筋肉も、
つまり人間がもともと持っている身体の機能が、
だんだん戻ってくるのが明らかに実感としてわかります。


by. 桜井章一氏

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身体と同時に、
感性も蘇ってきます。

見える、
というよりちょっとした変化を感じるといったほうが適切かもしれません。

私は子どものころから海に潜ったり、
魚をとったりといった遊びをさんざんやってきましたから、
こんな岩場にはこんな魚がいるな、
ということがだいたいわかりますし、
その魚が身を隠しそうな場所も経験上わかるわけです。

わかるから、その存在を感じることができるのです。


by. 桜井章一氏

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ここにいそうだな、
と感じて見ていると、
本当に見えてくるのです。

つまり、目だけで見ようとしても見えてこないということです。

この岩はこんな色、。
その下の砂はこんな感じ。

潮の流れはこう。


by. 桜井章一氏

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だったら、ここにはこういう魚がいそうだなと感じる力、
それが人間の「知恵」
というものだと私は思います。

同じ海でも、
知恵があればもっともっと楽しめるのです。

タダというのはとても大事なことで、
何でもおカネで解決してしまおうという時代ですし、
おカネを出せばゴルフだとかスキーだとか、
たいてい何でもできてしまいますが、
タダの遊びを知恵を出しながら楽しむところに、
本当の喜びがあるのだと私は思うのです。

インターネットの情報も、
所詮は人がつくったものです。

いつでも好きなときに欲しい情報が手に入るような気がするだけではありませんか。

そんなアラジンの魔法のランプのようなものは、
この世にはないのです。

情報が願いを叶えてくれるわけではないのです。


by. 桜井章一氏

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