力を入れずに流れに身を任せる。それが自然であり、無理のないことなのだ。どんなときでも遊び心というのは大切だ

■きみに努力はいらない -大和書房-

力を入れずに流れに身を任せる。それが自然であり、無理のないことなのだ。どんなときでも遊び心というのは大切だ

世間のこともろくに知らない子どもたちから、
自分の存在が認められるというのは、
素直に嬉しいものだ。

一般には、
目上の人や上司に自分の存在を認められることに喜びを感じる人が多いと思うが、
そうではなく社会的な利害関係とは無縁の近所の子どもから認められるほうがはるかに価値のあることではないか。

そもそも、自分の立場や出世のために上司に褒められようと思っていること自体が、
計算ずくのようで汚さを感じてしまうし、
打算の裏には嘘の姿が隠れているような気がする。

そうした考え方からは距離を置き、
子どもや若い人たちから、
「かっこいいですね」
「面白いですね」
と言われたほうが、
より本物に近いのではないだろうか。


by. 桜井章一氏

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自然界には、
流れというのがある。

地球にこのような流れがなく、
常に静止している状態だったら、
私たち生物は生きていくことができない。

地球上の生命を維持しているこの流れを、
私は非常に大切にしている。

確かに、聞こえはいいかもしれないが、
実際のところ私たちは踏ん張りながら生きているのではなく、
この流れに身を任せながら生かされているのだ。


by. 桜井章一氏

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こうした流れに逆らわず、
その勢いに乗じることができれば、
人間は信じられないような力を発揮することができる。

相手は私の倍以上の体重を有している大男だが、
そんな力士を相手にして、
私は苦労もせずに押し出してしまうことがある。

道場の狭いスペースでいざ組み合うと、
力士は私の動きを制するために力を入れる。

ところが、私はその努力を無にするかのように、
彼を後方へと押し出していくのだ。


by. 桜井章一氏

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では、70歳を越えた私がどうして現役の力士を押し出すことができるのかというと、
流れを上手に捉えているからだ。

流れの捉え方については、
海の中を悠々と泳ぐ魚や、
木々の間を身軽に移動するサルなどの動きを参考にして、
自然に身につけることができた。

とにかく魚やサルの動きをじっくりと見続けたのである。

この流れを感じ取れるようになると、
たった一局の中でも流れがころころと変わっていくのがわかる。


by. 桜井章一氏

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さらに言うと、
流れを捉える際の感覚が重要なので、
その感覚がないといくら魚やサルの動きを眺めていてもなかなか体得できないだろう。

流れというのは、
本当にどこにでも存在する。

目の前で行われている試合の流れがつかめていると、
投手と打者の勝負の行方が自然と見えてくるのだ。

にもかかわらず、
「レフトにフライを打ち上げるな」とか、
「三振するぞ」
ということが予想できてしまう。


by. 桜井章一氏

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その他にも、
先発投手が何回くらいまで投げられるかということなども、
かなりの高確率で的中させてしまう。

これもすべて流れを見ているからである。

自然界の流れを捉えることができるようになれば、
ある種の予知のようなこともできるようになるのである。

「流れ」の存在を常に意識し、
それに乗ることができるようになると、
ちょっとした力比べをしても負けることがなくなる。


by. 桜井章一氏

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改めて向き合い、
相手に片腕を伸ばしてもらう。

これに対し、
自分は相手の腕の付け根あたりに手を軽くのせ、
そのままスッと腕を這うように手首のほうへ向かって掌を流していく。

このとき、相手にはこちら側に引っ張られないように心構えをしてもらう。

掌を流していき、
手首のところをつかんで握り、
サッとこちらのほうへ引っ張ると、
先ほどとは違い、
相手は何の抵抗もできずにいとも簡単にこちら側に引っ張られてしまう。


by. 桜井章一氏

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■この世の掟をぶち破れ! -李白社- みんなで何かを一緒にやる、生きている仲間だと思っている。相手は自分に波長を合わせるものに対して、けっ...

このように流れをつかんで軽く力を入れるだけで、
身構えている相手を簡単に動かしてしまうことができるものなのだ。

私にはたいそうな力はないが、
その場その場の流れを読みながら、
瞬間的に体の動きを判断し、
相手の隙をついて立場を逆転させることができるのだ。

そんな動きがきれいに決まったときは、
自分の体とその場の流れが見事に重なった証拠でもあり、
実に爽快な気分になる。

力を入れずに流れに身を任せる。


by. 桜井章一氏

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こういうリズムを普段の生活の中に取り入れて生きていけたら、
必ず人生は楽になる。

それが自然であり、
無理のないことなのだ。

この社会で生きていくためには、
努力したり、
頑張ったり、
必死になったりする必要はない。

肩肘張らずに、
流れに逆らわないようにすればいい。


by. 桜井章一氏

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社会に出ると、
理不尽なことや自分にとって不利な状況に頻繁に直面するはずだ。

そんなときに、
「まいった」と言って降参するのではなく、
流れを読みながら、
その状況からどうしたら脱出できるかを考えてみたらどうだろう。

必ず、どこかに方法はあるはずなのだ。

ただし、社会的な常識や固定観念に縛られていては、
おそらく脱出方法は見つからない。


by. 桜井章一氏

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■雀鬼流・人生道場 「強さの奥義」 -青春出版社- 準備をしっかりやっているかどうか。なにごとにも俺は一体感を求める。俺は自力で生きている...

学校で学んだ知識だけを土台にしようとすると、
激しく抵抗したり、
力ずくで相手を圧倒させるなどの方法しか頭に浮かんでこないはずだ。

これでは力に頼らずにスルリと身をかわすことは不可能である。

その場その場の流れを読み、
対応能力を高めながら動いていくことが大切なのだ。

どんなときでも遊び心というのは大切だ。


by. 桜井章一氏

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遊び心があれば、
自分の中に余裕も生まれるし、
些細なことを気にしなくなる。

真面目過ぎると、
どうしても自分のいいところばかりを見せようと固くなってしまう。

そうではなく、
遊び心を持ちながら、
冗談の1つでも言えるような気分で生きていったほうがいい。

あんなふうに遊び心を常に抱きながら生きていければ、
楽しい気分で毎日を送れるだろう。


by. 桜井章一氏

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誰にとっても言えることだと思うが、
現実問題として、
生きていくのはそう楽なものではない。

そんなときに大事なのが、
遊び心なのだ。

結婚したのも遊びの延長、
子育ても楽しい遊びだと思えばいい。

給料の少ない仕事だって何かのサバイバルゲームだと捉えれば、
暗い気持ちで働くよりも少しは楽しく取り組めるだろう。

人間が生きていく上で、
遊びという要素は不可欠なものなのだ。

遊びをつくるからこそ、
こうした調整が可能になる。


by. 桜井章一氏

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