■手ぶらで生きる術 ~忘れ上手は生き方上手~ -竹書房-
時間をどうとらえるかで、人生は大きく変わります。なにか嫌なことがあるときは、とっとと早く片付けることです。命を循環させていくにはどうすればいいか、ということを考えて行動することです
ただ自然に体が動くこと。
そうするのはいい行いだからとか、
頭で考えないでさっとやる。
それができないと、
私は自分が駄目になってしまう気がするのです。
「時間」というのは、
その時々によってまったく違う長さになるものです。
by. 桜井章一氏
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誰しも感じていることでしょうが、
楽しいときの1秒と、
苦しいときの1秒はまったく違う長さだということです。
だから時間をどうとらえるかで、
人生は大きく変わります。
しかし、自分の中で時間の目盛りを変えて
「30秒しかない」
というつもりでやると、
最初から必死でやるし、
結果的に30秒早く済めば時間の余裕が生まれる。
その余裕が心の余裕にも繋がる。
by. 桜井章一氏
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時間に対して私は、
いつもそういう付き合い方をしています。
走らなくても歩いて間に合うように、
早めに行動しています。
ギリギリまで先延ばしにしているということは、
その締め切りの日まで檻の中に捕らえられている感覚があるのです。
だからなにか嫌なことがあるときは、
とっとと早く片付けることです。
by. 桜井章一氏

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そうすると最小限の「とらわれ」
で済むのです。
そんな思いを抱えたままだと時間が常に自分より先に進んで、
遅れるやつになってしまいます。
焦り出すと、
余裕を失い始める。
そうすると自分のことばかりに気をとられた人間になってくる。
by. 桜井章一氏
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一方で時間というものは、
とらわれていいときと、
とらわれないほうがいいときの、
両方があるものです。
私は「瞬間は愛」
と思っていますが、
「瞬間は愛」という感覚はある意味、
時の「とらわれ」を超越することになる。
つまりそこに理屈を超えた
「愛」がある。
時間の流れはどんな人にも平等でしょうが、
それをどうとらえてどう使うかで意味合いが大きく変わってくる。
by. 桜井章一氏
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時間の目盛りは、
自分で日々変更し、
作っていけばいいのです。
この「生きていること」
自体がすごいことなのです。
すごい才能なのです。
生命は連続性と、
そこから広がる循環で成り立っています。
by. 桜井章一氏
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連続して命が繋がっているから、
私たちは今ここに生きている。
細胞もそうです。
日々生まれて死んで、
循環している。
人間の体はそのサイクルを保っているのです。
一秒一秒、連続して生きている。
by. 桜井章一氏
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しかし連続して生きていること自体が才能であるということを忘れないで欲しいと思います。
そして命を循環させていくにはどうすればいいか、
ということを考えて行動することです。
それが「生きる」という才能にほかならないのですから。
エネルギーは出し惜しみしないで、
自分が「今、動きたい」と思ったら、
素直に従ったほうがいい。
by. 桜井章一氏
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別に「いつも100%の全力投球でいけ」
という感覚ではなくて、
自分が動きたいと思ったことに従って素直にやっているだけのことです。
エネルギーは素直に出せば出すほど、
また新しいものが入ってきて
「循環」するもので、
「温存」するものではありません。
それが「できる人間」であり、
「賢い生き様」であるような風潮ですが、
私はそこに「偽り」
が潜んでいる気がするのです。
なぜかというと、
自分のエネルギーをコントロールするということは、
自分自身の素材を素直に出せずに、
偽るところから始まるからです。
by. 桜井章一氏
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自分の素材を偽るというのは、
プラス面だけ見せて、
マイナス面を出さないようにしようとすることです。
しかしエネルギーのコントロールは、
プラス面だけ見せようとするようなものです。
肝心なのはマイナス面もプラス面も全部ひっくるめて出すことです。
そして極力、
自分の中に持っている素材をいい形にするために、
ちょっとでもプラス面の割合を多くしておく。
by. 桜井章一氏
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人はそういう生き様をしていったほうがいいのです。
素直に自然に生きられない人間は、
やっぱり損をしていると思う。
ましてや「世間とうまくやろう」として、
不自然な生き方をしているなんてつまらない話です。
そしてもう一つとても大事なことは、
生身の「世間」と付き合うことです。
by. 桜井章一氏
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そんな世界(インターネット)で、
「生き様」も「自然」も「エネルギー」
もあったもんじゃありません。
生身の人間関係のほうがよっぽど面倒くさくて大変でしょうが、
そういう現実の中で鍛えていくしかないのです。
この世の中のすべてのものは、
連動して影響し合って生きています。
たとえば風というものは、
常に風であるけれど、
いつも強さや流れが変わっている。
by. 桜井章一氏
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それは風や海そのものが変わっているわけではなくて、
弱く風が吹けば波は穏やかだし、
強く風が吹けば波は荒れるという、
自然の摂理です。
すべてのことはそうやって連動しているのであって、
必ずなにかの影響で起きているということを考えないといけない。
つまり、自分も誰かになにがしかの影響を与えられ、
そして与えているということです。
人間は根源的に影響されやすい生き物であるし、
それは与える側の「能力」や「知識」
の問題ではなくて、
この世の中というのはそういうものだということです。
by. 桜井章一氏
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今の子どもは、
時々自分を見失って
「誰も自分のことを見てくれない。
自分なんかいてもいなくても一緒だ」
という勘違いを起こします。
それはやがて
「自分は独りなのだからなにをしても誰にも迷惑かけないだろう」
という方向に行って無責任なことをしたり、
恨みとなって事件を起こしてしまうのです。
それに赤ちゃんのときは誰かがおしめを替えて、
ミルクを与えてくれたから大きくなったはずです。
人が大きくなっていく過程には、
何人もの人に手をかけられてお世話になっている。
by. 桜井章一氏
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そのことを忘れているのです。
一人ぼっちで生きている人はいないのです。
by. 桜井章一氏
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