「勝負強い人間」になる52ヶ条一覧

書籍/本『「勝負強い人間」になる52ヶ条 -三笠書房-』についての豆知識予備校

大自然に学び、大自然に力を授かるということ。人間が相手であればどんな動きでも予測できる。けれども、自然の中にあるものの動きは予測がつかない

雀鬼・桜井章一氏が語る強さの源泉。格闘家ヒクソンに学ぶ「大自然」からの力の授かり方とは。予測不可能な自然を相手にすることで、人間の小さな動きを見通す洞察力を得る。また、人間が抱える問題は「天然の感情」を失い、「勘定(損得)」で動く人工的な感情に頼りすぎた結果だと指摘。心を自然に戻し、感情を豊かにする生き方を提唱します。

不安こそが、自信を損ない幸せを損なう最大の要因なのである。「実を咲かせよう」と思い直すべきなのだ

雀鬼・桜井章一氏が語る、真の自信と幸福を手に入れる方法。それは、「自信」を追うのではなく、「不安を減らす」こと。また、人を判断する基準となる「便利」や「お金」から距離を置き、「実」ではなく「花」を追い求める社会への警鐘を鳴らします。強くなるために必要な「恥の心」と「実を咲かせる」生き方を説く。

私は、どんなにイヤなことがあっても、それを楽しむことで乗り越えてきたし、人を楽しませ、自分を楽しく生きることが人生の意味だと思っている

雀鬼・桜井章一氏の教え。「人生の意味」は、イヤなことを楽しんで乗り越え、人を楽しませ、自分も楽しく生きることにある。過信につながる「自信」よりも大切なのは、**「不安をなくす」**こと。日々の「準備・実行・後始末」こそが、見えない「根性」となり、運を引き寄せる強い人間を育む。

自立というのは、私の言葉で言えば「準備・実行・後始末」がきちんとできていて、悪いことに抵抗を感じることだ

雀鬼・桜井章一氏が説く「自立」の真の定義とは?「準備・実行・後始末」を徹底し、悪いことに抵抗する強さ。勝負師の哲学から、自分のマイナス感情を消す「修正力」や、全体を捉え「自分で選んだもの」を大切にする人生観を学ぶ。真の強さと利他の精神を紐解きます。

何かひとつできればそれでいいという教育からは、強い人間は育たない。私は何よりも「循環」を大事にしている。「まんべんなく」「偏らない」

雀鬼・桜井章一氏が「循環」と「偏らない」生き方を説く。一つに特化する専門家よりも、まんべんないアマチュア感覚を持つ者が強くなる。金銭的な「借り」が人間を弱くする本質的な理由と、恩や義理を返すことの重要性を解説。自然に学び、相互関係の中で強さを育む哲学とは。

愛とは、「自分の悪を消す心」なのである。「悪いことをしてはいけない」のではなく、「悪い感情を消す力を持つ」ことによって悪いことをしない人間になる

愛とは「自分の悪を消す心」。雀鬼・桜井章一氏が説く、真の強さを生む「悪い感情を消す力」と、心と行動を一致させる「一体感」の極意。決断力を養うための日頃の心構えや、成功者に不可欠な「修正力」を身につけるための哲学を、感情を豊かに生きる視点から解説します。

決断力をつけるためには、日頃の心構えが大切だ。正直になる。素直な心を持つ。勇気を持つ。物事を正しくまっすぐに向き合う

決断力は思考力ではない。雀鬼・桜井章一氏が、リーダーに不可欠な「存在力」と「決断力」を磨くための日頃の心構えを解説します。「正直・素直・勇気」を持ち、物事を正しく見極める目を養うことの重要性。また、強い相手に負けることを恐れず、常に強くなることに価値を置く勝負哲学を学びます。

計算よりも相手のことが大事だということに気づいたから、結果的に相手より強くなれる

雀鬼・桜井章一氏が「計算よりも相手のことが大事」という勝負哲学を解説。数字や効率を超えたところで勝敗が決まる真実と、一流になるために必要な「闘志」について語ります。情報に頼らず、勘を研ぎ澄まし、身を軽くして困難を乗り越える強い人間の生き方を学びます。

どんなに劣勢にあっても耐えていれば逆転のチャンスも訪れる。劣勢は、優勢に入る前の段階だ

雀鬼・桜井章一氏が説く、劣勢を優勢に変える「耐える力」の哲学。どんなに苦しい状況でも、最後まで諦めない粘り強さこそが勝負を制する鍵です。「80%のゆとり」を持ってプレッシャーを楽しみ、相手との共存共栄を意識する、真の勝負師の精神を学びます。

私の「集中」のイメージは、「波紋」である。その中心に自分の身(目)を置いて全体を見通し、それが無限に広がる感覚

雀鬼・桜井章一氏が説く、真の集中力とは何か。「波紋」に例えられる集中は、一点凝視ではなく全体を見通す感覚。勝負や仕事で強くなるための視野の広げ方と、情報を生かすための「実体験」の重要性を解説。「100%」を求めず「80%」の余力を保つ生き方を学びます。