人は八割方悪である一覧

書籍/本『人は八割方悪である -竹書房-』についての豆知識予備校

生きることは相対的なものであり、相互感や全体感を持つことが大切だ

【雀鬼・桜井章一氏の名言】「生きることは相対的なものであり、相互感や全体感を持つことが大切だ」。分業・専門化による心の病や、部分に閉じこもる生き方を指摘。終わりを恐れず、常に「始まり」の精神を持つことが大切だと説く。明るさこそ自立であり、相互感を持つことで人生の領域を広げ、日々を明るく過ごせる。

いつ何時でも、深くて強い必死心を持って小さな糸口を探しきれれば、その者の強さは大きく広がる

【雀鬼・桜井章一氏の名言】「深くて強い必死心を持って小さな糸口を探しきれれば、その者の強さは大きく広がる」。チャンスは待つものではなく、自ら作り出すもの。麻雀の至福は「振り込むために和了がある」という交換の楽しみにあり、リスクを恐れず点棒交換ができる者が真の強者だと説く。

運とはグッドタイミングすなわち間に合うことだ。運とは風のようなものなのです

【雀鬼・桜井章一氏の名言】「運とはグッドタイミングすなわち間に合うことだ。運とは風のようなもの」。運を引き寄せる「感性」を磨くための10の鉄則を解説。特に「一秒間の法則」で勘を研ぎ澄まし、固定観念を捨て、変化に順応することで、自然の流れに乗り、人間関係や勝負で勝利をつかむ真の強さが生まれると説く。

掃除という行動からは、自ら気づき汚れをなくそうとする感性が生まれる

【雀鬼・桜井章一氏の名言】「掃除という行動からは、自ら気づき汚れをなくそうとする感性が生まれる」。効率主義が横行し、責任感が欠如した現代社会。NPO法人「日本を美しくする会」の鍵山相談役の便所掃除の例を引き、シンプルで地道な「掃除」の行動こそが、失われた心と、準備・実行・後始末という人間本来の責任感を取り戻す手段だと説く。

運は決して複雑さの中にあるのではなく、シンプルな状態の中にある。「素直」と「勇気」という心構え

【雀鬼・桜井章一氏の名言】「運は決して複雑さの中にあるのではなく、シンプルな状態の中にある。『素直』と『勇気』という心構え」。考えることを捨て、感じるままに打つことで、イチロー選手のようなゾーンに入り込み、運を導く。和了と振り込みの「破壊と再生」を素直に受け止め、シンプルに生きる強さを説く。

感性を大切にする意識を育て、感じることに信頼をおき、感じる力を増す、流れるままに身を任せる

【雀鬼・桜井章一氏の名言】「感性を大切にする意識を育て、感じることに信頼をおき、流れるままに身を任せる」。知識や情報に頼り、考えることで病んでしまった現代人に、感性を取り戻し、瞬間的に行動する厳しさの重要性を説く。「リーチに飛び込み、振り込みに行く世界」を恐れず突き抜ける力こそ、麻雀の真実であり人間性の回復に通じる。

雨が降ったら濡れればいい、風が吹いたら飛ばされればいい、自然に生まれた状況から逃げずに

【雀鬼・桜井章一氏の名言】「雨が降ったら濡れればいい、風が吹いたら飛ばされればいい、自然に生まれた状況から逃げずに」。考えることで生まれる迷いや病から脱却し、「感性」を取り戻すことの重要性を説く。和了りたい・振り込みたくないという欲望を捨て、感じるままに打つ「雀鬼流」の哲学は、現代社会の病を救う。

感性を取り戻し大切にする方向を求めれば、相手に対する愛が生まれる

【雀鬼・桜井章一氏の名言】「感性を取り戻し大切にする方向を求めれば、相手に対する愛が生まれる」。知性や合理性を求めすぎた現代人が失った、人間本来の「感性」の重要性を説く。佐々木主浩選手の例を引き、感性を磨くことで強い意志と愛が生まれ、真の人間らしさを取り戻せると、雀鬼流の哲学を語る。

人間の本質とは、外部の変化にかかわらず平衡を保てること。内部を心という

【雀鬼・桜井章一氏の名言】「人間の本質とは、外部の変化にかかわらず平衡を保てること。内部を心という」。麻雀のミスや不調は「心と精神の微妙なズレ」が生んだ結果。興奮状態から平常心を取り戻すには、イチロー選手のような「基本動作」による修正力が必要だと説く。競争社会で失われた心の平衡感覚を取り戻す哲学。

麻雀の強い者には確実に再生能力や修正力があり、復活してくるものである

【雀鬼・桜井章一氏の名言】「麻雀の強い者には確実に再生能力や修正力があり、復活してくるものである」。精神の疲れは好きなことへの肉体運動で「再生」し、復活する。運に頼らず、危機的な状況をもバランス感覚で乗り越え、ミスを修正し続ける力こそが真の雀力であり、心の脆さとの闘いに打ち勝つ鍵となる。