なにごとも「器」が大きくなればなるほど不条理・理不尽になり、わかりづらくなるのが真理なのだろう。外の環境に左右されない内部のことを、心というのかもしれない

■我れ、悪党なり ~20年間無敗の雀鬼、日々を語る。~ -竹書房-

なにごとも「器」が大きくなればなるほど不条理・理不尽になり、わかりづらくなるのが真理なのだろう。外の環境に左右されない内部のことを、心というのかもしれない

だが長年にわたって欧米諸国に利権をむしり取られ、
ソ連に攻められ、
干ばつに苦しんできた、
平均寿命四〇歳という貧しい国(アフガン)を、
米国という世界最大の国が欧州や日本と寄ってたかっていじめ殺すようなことをしている気がする。

日本の刑法では、
犯人隠匿罪は懲役二年以下程度の罰のはずだ。

アフガンが犯人を隠匿しているのが事実だったとしても、
国となるとそれが空爆という途方もない罰にすり変わってしまう。

なにごとも「器」が大きくなればなるほど不条理・理不尽になり、
わかりづらくなるのが真理なのだろう。


by. 桜井章一氏

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米国とアフガニスタンの争いには、
その動機の中に思想や文化や宗教の違いや、
貧富の差が開きすぎたなどの要因があるのではないか。

それでも日本人は必要以上の競争を重ね、
夢や希望すら人間の欲望にすり変わっていることにも気づかず、
人間の目標が「大きな器になること」
になってしまっている。

「何かをやりたい」
「何かの仕事につきたい」
なんて言葉ばかりの中、
何か世の中のために少しでも役に立ちたいという生きざまに、
俺は若者の苦悩と清らかさを感じた。

マザー・テレサの思考と行動の素晴らしさは、
多くの人のためにという以前に、
まず一人、
たった一人の困った人のために働くというところにある。


by. 桜井章一氏

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一歩からの広がりという観念が素晴らしいのです。

そんな問いを受けるたび、俺は
『なぜまっとうに和了り、まっとうに振り込む方法を見つけないのか』
と不思議に思う。

昔、まだ人がシンプルだった頃、
人は「常に均一に保つ」
という機能を持っていた。

人間の本質とは、
外部の変化にかかわらず平衡を保てること。


by. 桜井章一氏

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外の環境に左右されない内部のことを、
心というのかもしれない。

我々が身を置く社会が進歩するにつれ、
人間は次第に競争という外部環境に身を任せるようになってしまった。

そして恒常性や平衡感覚を失い、
大きくバランスを崩してしまい、
心の病が多く出てきた。

競争意識が強いため、
緊張したり不安になったりして、
ストレスや神経症を引き起こすことが、
きょうびの人間にはあたりまえになってしまった。


by. 桜井章一氏

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痛みは痛みとして受け取り、
致命傷には持っていかずに止めることが大事なのである。

「おまえが敗けてばかりいるから、
勝ち組が生まれちゃって傾いている。

だからこそお前が頑張ることで、
勝って平らにするんだよ」
とアドバイスする。


by. 桜井章一氏

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雀鬼・桜井章一氏が問う、真の強さとは。飽食の時代、食と心の乱れを正し、ギリギリの生活に知恵と力を探せ。「でっかいもの」に騙されず、家族や子どものような「小さいもの」を大切にする優しさが宝物。競争意識をなくすか、力をつけて弱いものを助けるか。男ならリスクを背負い、その生きざまを貫け。

均衡を保つ、
バランスをとるために頑張るのだ。

その子(ほとんど勝てない、和了ることもまれ)を見ていると、
何かを得ることを捨てちまっているような気がする。

生きとし生けるもの、
何かを得なければ生命を保てない。

敗けてばかりいる子の親は、
その子が小さいころから何かをたくさん得ることを期待した。


by. 桜井章一氏

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それが才能であり、
能力であるとも言う。

「おまえねえ、
あんまり純粋すぎちゃ、
この世は生きにくいぞ。

少しでいいから不純なこともやりなさい」

勝ちたい、
たくさん得たいという人々が普通である中、
得ることを極力嫌う子を見ていると、
人間というのはどこへ向かって進んでいるのか、
その方向さえ疑問に思う。

雀鬼流道場の指針に、
「仲間や回りの者を寂しくさせるな。
悲しませるな」
という教えがある。


by. 桜井章一氏

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自分に何かあって暗くなってしまったら、
回りも暗くなる。

だからいつでも明るく元気にやれよという、
当たり前の流れである。


by. 桜井章一氏

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雀鬼・桜井章一氏が語る「集中」とは、五感と第六感で円を描きすべてをとらえる「拡散」のこと。勝負強さを作るのは「準備・実行・後始末」の円の連続です。「不調こそ我が実力」と捉え、不調な時にこそ踏ん張り、工夫したことこそが財産になる。勝ちを求めず「勝負に選ばれる」感覚を持つことが真の強さにつながります。

この世が完全であった時代には、
誰も価値ある人間に注意を払うこともなく、
能力ある人を敬うこともなかった。

支配者とは木のてっぺんの枝にすぎず、
人民は森の鹿のようだった。

彼らは誠実で正しかったが、
自分たちが『義務を果たしている』
という認識はなかった。

彼らは互いに愛し合い、
しかもそれが『隣人愛』
だとは知らなかった。

彼らは誰もだますことはなかったが、
それでも自分たちが『信頼すべき人間だ』
とは認識していなかった。

彼らは頼りになる人間だったが、
それが『誠』だとは知らなかった。

彼らは与えたり受け取ったりしながら自由に生きていたが、
自分たちが『寛大』だとは知らなかった。

それゆえに彼らの行為は語られたことがない。
彼らは歴史を作らなかった。


by. 桜井章一氏

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自分の馬鹿さ加減、
悪さ加減が、
スーッと溶けたような気がした。

この文章こそ、
人間の方向性の間違いを正しく表してくれている。

多少の能力や立場を作ってしまった俺自身が、
小さく小さく見えた。

俺が思うに、
今大リーグで大活躍されているイチロー選手はとてつもなく頑強な「意志」
の力を持ち合わせた人。


by. 桜井章一氏

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きょうびの人間は知性や理性や合理性を求め過ぎたがためにいびつになり、
バランスを崩して病になり、
「狂」に向かて歩き続けるゾンビの集団のように見える。

感性を取り戻し大切にする方向を求めれば、
相手に対する愛が生まれ、
自分の中には強い意志が生まれてきて、
人間そのものを取り戻すことができるのだ。

俺が普段道場で指導している、

「麻雀にはテクニックなどねえんだ。
そんなもんに頼って麻雀を打つな。

そんなもんはほんの一〇分の一もあればいい」

という教えと同じことを、
佐々木(主浩)選手も対談の折におっしゃった。


by. 桜井章一氏

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「ぎりぎりの力」は日常の心構えと準備から生まれる。雀鬼・桜井章一氏が説く、真の勝負とは日常生活にある明確でないものに挑むこと。急所を鍛錬し、軸を確立し、不利な状況を面白がり、脱力によって相手の力を凌駕する「攻めの忍耐」の境地へ。人生の勝負所を乗り越えるための哲学と強さの本質に迫ります。

俺の配牌にマンズが染まって入ってきた。

全部の牌を並べ直してみると、
それはなんと九連宝灯じゃありませんか。

しかも天和。


by. 桜井章一氏

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「佐々木(主浩)さんは 北牌 単騎でしょう?」
「えっ、なんで!?」

佐々木さんはビックリ。
その通りだったのです。

その和了形は、
まあどうってことないですが、

白牌、白牌、白牌、發牌、發牌、發牌、中牌、中牌、中牌、東牌、東牌、東牌、南牌、南牌

だったんですけどね。


by. 桜井章一氏

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しかし自分の中で封をしてしまった裏技だが、
手積みの竹牌に触れた時の懐かしいあの感触が心にしみる。

牌はこうじゃなくちゃなあ。


by. 桜井章一氏

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