■シーソーの「真ん中」に立つ方法 -竹書房-
呼吸を鎮めることで、
体だけではなく心も鎮められるのです。
だから、正しい呼吸法とは「脱力」なんですね。
ちょっと難しいかもしれませんが、
「力を抜こう」という意識すら持たず、
ただ「あるがままに抜く」感覚です。
by. 桜井章一氏
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正しい目線というのは、
正面をまっすぐに向き、
その一センチほど上を見るくらいの感覚です。
目線を正すよう意識していると、
不思議と心も真ん中に落ち着き、
前向きな気持ちが生まれて堂々としてきます。
心の方から直せないなら、
体から直していけばいいのです。
by. 桜井章一氏
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目線と同じく、
真正面からまっすぐ物事を見ていると、
目の前のことから逃げずに正面から向き合う気持ちが生まれてきます。
それに、物事の本質を捉えることもできるようになるのです。
by. 桜井章一氏
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「武」の方は「瞬間」です。
瞬間の能力、瞬間の決断力は本当に強いものですし、
判断も正しいことが多い。
だから、日頃から瞬間で動くようにしていれば、
勘もよく当たるのです。
世の中に科学や知識で解決できないことは、
数え切れないほどありますが、
「武」を鍛えて瞬間力を育めば、
ほとんどの問題は解決できるようになるのです。
by. 桜井章一氏
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子どもが吠えたら吠え返してやったっていい。
ちゃんと対抗してやることが、
本当に子どもが助かる道なのです。
子どもは大人や社会に逆らうことで、
自分を見出します。
それが反抗とか抵抗なのですが、
それに対して親や大人が、
真正面から向き合うことが「対抗」です。
子どもは親の言うことは聞きませんが、
親の背中は真似て生きていくものです。
子どもは大人が作った道、
先人の通った道を歩むものなのです。
by. 桜井章一氏
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江戸の良き時代の庶民には、
「朝飯前」という言葉がありました。
体が充分に動く人は、
早起きして朝飯を頂く前に町内を一回りして、
困っている人や弱っている人に声をかけ、
手助けして歩いたそうです。
これこそが、本当に人様のお役に立つ「仕事」でしょう。
その「朝飯前」の行動や思いやりの心が、
自分の心も「澄ませて」くれたからこそ、
その後の仕事も「澄みやか」に済ませられたのだと思います。
by. 桜井章一氏
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人は、頑張っている最中に違和感や嫌悪感を感じると、
嫌な疲れが残って蓄積されます。
でも、頑張っていることも忘れるほど楽しめている時は、
後々それが良い気分となって残るものなのです。
それも気持ちの置き方、
心の持っていき方ひとつです。
根本的に、自分だけの頑張りはつまらないものです。
「誰かのために少しでもお役に立つ」という頑張りが、
気付くと自分にも楽しさや喜びを運んできてくれるのです。
by. 桜井章一氏
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「できる、できた」では、
そこで止まってしまうし、
結果に囚われてしまいます。
だから私は、
「やるか、やってみるか」を日々繰り返しているのです。
ほんとうの意味の「気付く」とは、
良いと思ったこと、
正しいと思ったことを瞬間に行動に移していくものなのです。
by. 桜井章一氏
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遅くてもいいから、
まず走ってみることが大切です。
そうすれば、他の人と比べることができて、
自分の経過の誤りや欠点、弱点にも気付きます。
そこから修正をしていく楽しみも生まれ、
希望も湧いてきます。
少しずつだけど良い方向に生まれ変わっていく実感を感じ、
さらに今度は悪因を発見することに喜びすら見出だせるようになるはずです。
成果を問われる今の社会では、
結果優先の思考になりがちですが、
正しい経過をたどれば、
その先に必ず良い結果が待っています。
そうなるためには、
要因の良否を的確に捉える「センス」を磨いていくことが大切なのです。
by. 桜井章一氏
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良いリーダーを探すためには、
やはり自分の感性というものを磨いていないと、
判断を見誤ってしまいます。
本当に良いリーダーとは、
人を救う力を持ち、
人を喜びに導いてあげられる人のことを言います。
その人の持つ価値観や美意識を観察すれば、
そこに人格や品格が見てとれます。
by. 桜井章一氏
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私たち現代人は、
「社会が自分を導くのか」
「自分という個が社会を作り出すのか」
という依存と主体性の狭間に置かれて生きています。
そこで自分勝手なエゴを捨て、
主体性のある自分を築き上げていくことが、
本当の意味での個性を育むのです。
どんな言葉や文章より、
その人の持つ良質な行動の作り出す美意識が、
背中に表れている人こそ良いリーダーと言えるでしょう。
もし、周りに良いリーダーがいなければ、
あなたが少しでも良いリーダーになるよう行動してほしいものです。
後から来る子どもたちのためにも。
by. 桜井章一氏
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しかし、私は善悪というより、
「美意識」が大切だと思っています。
生きていく上においては、
極力、美意識を持って日々に向かいたい。
by. 桜井章一氏
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表面的には損に見えることが多くても、
その美意識を貫き通して生きていると、
損もしないものなのです。
自分の美意識を貫き通していると、
いざという時に救いの手が差し伸べられるものなのです。
善悪で考えるから、
みんな悩んだり行ったり来たりを繰り返すけど、
もう美意識として身に付いてしまえば、
自分を見失うことなどなくなるのです。
by. 桜井章一氏
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自然は、ただ黙って与え続けているだけです。
それこそが神ですよね。
「何かくれ」と言うのは神ではないのです。
太陽まではいかないにしても、
まずは自分自身が明るくなるようにして、
最終的には周りまで明るくできるようになれば、
とても素晴らしいことですよね。
by. 桜井章一氏
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「考える」ということは、
そこに「迷い」や「駆け引き」や「損得勘定」が生まれてくるのです。
考えると、どうしてもそこには弱気、臆病、迷いなど、
人間の持つ悪い感情が出やすくなります。
その悪い部分を要領よく隠すのが、
世間一般の人間関係です。
by. 桜井章一氏
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「瞬間を大切に生きる」というのは、
その人の素材、
「そのまんまで生きる」ということです。
だからできるだけ多くの部分で、
「瞬間的に何かを言葉にし、行動に移す」
のがいいわけです。
また、瞬間的に動いていくと、
いろいろなことに間に合うようになります。
間に合わないとは、
「済まない」ことで、
「すみません」になります。
また、「澄みません」から汚らしくなり、
「すみません」にもなるのです。
by. 桜井章一氏
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「瞬間」とは、ひとつのことに囚われず、
執着しないことです。
「瞬間」でやっていくと、
自分の良いところ、
悪いところすべてがスピードに追われて表に出て、
ごまかしがきかなくなります。
それで、もしも悪いところがあれば直せばいいだけの話なのです。
by. 桜井章一氏
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ありのままを隠さず「素直」に瞬間で出し、
「勇気」を持って非を認める。
by. 桜井章一氏
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