今の人は自活しているようで、本当はできていやしない。飼い馴らされた生活

■瞬間力 ~逆境を乗り切る方法~ -竹書房-

今の人は自活しているようで、本当はできていやしない。飼い馴らされた生活

オレは麻雀を心から愛してる。

だから麻雀が利用されているというのが何より嫌だし、
許せないという気持ちはあるね。


by. 桜井章一氏

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弱さというのは、
もう人間の遺伝子の中に始めから組み込まれているものなんじゃないかな。

オレは、人間というのは動物の中でもそんなに強い方じゃなかっただろうと思うんだ。

その弱い生き物の中で、
頭を使うという特別なことを始めたものが人間として進歩していったんだろうね。

でも元からある、
生物の宿命としての弱さからは逃れられないんだ。


by. 桜井章一氏

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ただやっぱり、強くなろうという意識が強い人は、
局面局面において強い方を選んでいるってことはいえるだろう。

だからもしオレに強さがあるのだとすれば、
そんな時に強い方を選んでいる、
強く生きようとしているということなんだろうね。

それがたまたま強く見えるということでね。


by. 桜井章一氏

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人間の強さ弱さというものは、
やっぱり日常生活に現れる。

普段の生活、
たとえばごくありきたりな一日に何度となく現れる選択肢で、
弱さと強さのどっちを選んでいるかってことが大事なんだ。

そんなことの繰り返しの中で、
強い人間と弱い人間の違いがだんだんと出てくるんだと思うよ。


by. 桜井章一氏

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では多くの人間はどうして弱い方を選んでしまうのか。
それは弱い道の方がずっと楽だからだよ。

やっぱり強さっていうのは厳しいし辛い。

そしてものごとに挑戦的に立ち向かわなきゃいけない。
だけど弱さの方は、そこに逃げ込める類のものだからね。


by. 桜井章一氏

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20年間無敗の雀鬼・桜井章一氏が語る、麻雀と人生における「総体的なものの見方」。麻雀は思考だけでなく「心と肉体」で打つもの。好不調や捨て牌といった部分情報に頼らず、場の流れも含めたすべてを見る。まっすぐな基本動作こそがミスを防ぐ。麻雀だけ強くなることはできない—生き様を正す哲学。

文明の発達とか進歩なんてのは、
実は人間の弱さから生まれてるんだ。

辛いことを我慢しなくていい、
楽になりたいって方向に人間は進んできたんだから。

これは動物としての感性を閉ざして、
知識でものごとを解決しようという方向だ。


by. 桜井章一氏

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野生の動物は自分の力で生きなきゃいけない。

囲いの中で生きるということは、
生かされるということだからね。

自分で生きていることとはまったく違う。

だから今の人は自活しているようで、
本当はできていやしない。

家畜やペットとして飼い馴らされた生活が当たり前のものになってしまっているだけだ。


by. 桜井章一氏

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歴史は環境で変わってくるわけでしょう。

生物の進化ってのは、
一様に起こるわけじゃないんでしょう。

たまたま特異な存在がポーンと出てくると、
そいつの遺伝子が伸びて、
他の遺伝子がつぶされちゃう。


by. 桜井章一氏

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伝説の雀鬼・桜井章一氏の言葉から学ぶ、人生の「失う練習」の重要性を説く記事。現代の常識にとらわれず、惑わされない生き方で真に必要なものを見つけ出すヒントを解説します。

オレは権力や狂信なんてものとは、
いちばん離れたところにいたいんだ。


by. 桜井章一氏

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感性が完璧な人なんているはずがない。
いたらそれは神様だね。

やっぱりどんなに無秩序でもいい、
人に迷惑をかけても勝手ということではないからね。


by. 桜井章一氏

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もちろんオレは知識や経験を全否定しているわけではないんだよ。
そういうものはやはり土台として必要だろう。

そのさらに上に感性というものがある。

だから基礎的な部分をすっ飛ばして、
感性だけが自由自在に働くなんてことはありえない。


by. 桜井章一氏

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「気分がいいと運がくる」雀鬼・桜井章一氏の運に関するシンプルな法則。自然の感性を全開にし、違和感を外すことで運は降りてきます。また、勝負の流れに乗るには、局面の変化に対応し、走りながら「二の矢、三の矢」を矢継ぎ早に放つこと。果敢な攻めがツキを呼ぶ強さに変わります。

知というのは人間の一部分だ。

そこにしがみつきすぎた人間は、
かえって他の大切なことに気づかなくなってしまう。


by. 桜井章一氏

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確かに現代社会では、
情報を先取りできる者がいちばん強い力を持つわけだな。

だけど人間は、
自分の感覚でつかめることに関しては、
外部からの情報なんて不要なんだよ。


by. 桜井章一氏

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会社でも国でも、
組織が大きくなると、
生身の人間では全体を把握できなくなるんだ。

そうすると自分の五感で得られる以上の情報なんてものに頼らなければいけなくなる。


by. 桜井章一氏

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