■そんなこと、気にするな 20年間無敗・伝説の雀鬼の「惑わされない生き方」 -廣済堂-
人間はどうだ。
同じ生き物でも、
まったくのニセモノと言わざるを得まい。
頭でっかちで、動きも緩慢だ。
人間は「考える葦」だそうだが、
考えるといっても、
結局は自分のことしか考えない人が多いのには驚いてしまう。
by. 桜井章一氏
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人間が「生物」であるならば、なぜ、
もっと柔軟に生きられないのだろうか。
この世の中にすべてのものは、連動し、
影響し合って生きている。
人間は想いが連鎖する「生物」なのだ。
ところが、人間は勝手に「自分ひとりで生きている」と思ってしまう。
だから、ハエがくれば邪魔だと追い払い、
野良猫を毛嫌いし、
餌をあげようとする人を吊るし上げる。
同じ生物であるハエや猫から、何も学ぼうとしないのだ。
by. 桜井章一氏
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人間社会だけを見つめるのではなく、
この大自然の「すべてが繋がって連鎖している」
という感覚をあなたにぜひ持っていてほしいんのだ。
疲れたら、あなたをやさしく迎えてくれる
自然のなかに戻ればいいじゃないか。
by. 桜井章一氏
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サメと小魚も海のなかで一緒に泳いでいる。
よほど、腹が減っていないかぎり、
サメが小魚を食べようとしないことを知っているのだ。
では、どうして、人間という生物だけ、
お互いに争ったりするのだろう。
だから、せめて、
あなたには自然界の仕組みを見てほしいのだ。
かつて、私たち人間は、長い間、
自然界でほかの生物と共に生きていたのだから。
by. 桜井章一氏
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人間の源をしっかりと把握する。
こうした「感性」を磨くことが、
あなたが他人に振りまわされない人生を送ることにつながるからである。
by. 桜井章一氏
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「惑わされない生き方」とは、
いま巷にあふれている”常識”
をすべて疑ってみることからはじまる。
結局、「人生の成功」とは、
金持ちになることや有名人になること、
あるいは社会的地位を得ることではなく、
晩年、いかに元気に余生を送り、
最期は家族の感謝の涙のなか,
静かに亡くなることだということがわかってきた。
by. 桜井章一氏
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文明の利器は、便利さをもたらす一方で、
実は、人間関係を複雑にしてしまったと思う。
その意味では、大問題である。
顔も見たことのない人と会話が成立すること自体、
基本的におかしいということに、まったく気づかないのが、
現代の”常識”の恐ろしさなのだ。
by. 桜井章一氏
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「惑わされない生き方」の基本は、
こうした世の中のさまざまな”常識”によって
自分が洗脳されていることに気づくこと。
そして、そこからの脱却をはかることをはじめてほしいのだ。
世の中のこうした”常識”をまず「本当にそうだろうか」と疑うこと、
これが最も大事なことなのである。
by. 桜井章一氏
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「欲しいものを手に入れたい」という気持ちはわからないでもないが、
何だかそれが”いいこと”だと思われているように思えてならない。
「得たものは、必ず、失う」ということであった。
これからの時代、
一度「得た」と思っていたものを
どんどん失っていくだろうと思う。
つまり、どんなにたくさんのものを得たところで
人は死によって最後は全部失うのだ。
by. 桜井章一氏
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言い換えれば、人生は「得る」ことよりも、
「失う」ことのほうが自然だということだ。
そうであるなら、失うことを恐れて目をそらすのではなく、
意識して「失う」ことを見つめ、
今日から”失う練習”をしてみるのもいいのではないだろうか。
by. 桜井章一氏
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そんな”失う練習”をつねに意識しながらしていると、
たとえ何が起こっても生きていくことのできる自信がつくから不思議だ。
そして、何より、これから何が必要で、
何が不要か、見えてくる。
そうなれば、あなたが人生を生きていくうえで突然迷うことはない。
決して惑わされない人生を歩んでいけるというものだ。
by. 桜井章一氏
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人生を「勝ち負け」で決めてはならないということである。
子どもの頃から”得る”ことに固執して大人になった人は、
“勝つ”ことが人生の最大の目標になっている。
「勝てば官軍」なのだ。
手段はどうあれ、
勝たないと意味がないと思っている人も多いのではないだろうか。
勝つことは、そんなにカッコいいことなのか、
ここでもう一度考え直してもらいたい。
by. 桜井章一氏
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言っておくが、自分に勝つ前に他人に勝とうとする者は、
世の中に対して不満だらけなのだ。
負けた相手の気持ちを考えずに
「勝った、勝った」と浮かれる者、
「自分は強い」とうぬぼれる者に、
次の勝ちはない。
自分の勝ちにしか意識が向かず、
まわりが見えなくなっているからだ。
by. 桜井章一氏
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勝ち続けることで、
私の心が豊かになったことは一度もなかった。
なぜなら、勝つことで失ったものがたくさんあったからだ。
あなたも得ることに徹底してこだわって生きていくと、
きっと闇を見ることになるだろう。
by. 桜井章一氏
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ところが、どういうわけか、あれほど、
何でも手に入れようと努力をし、
実際に多くの欲しいものを手にした男でも、
「恋愛」には戸惑うことが多いらしい。
「あれも欲しい、これも欲しい」と欲張ったのだから、
その始末は自分でつけるしかないだろう。
男も女も目の前の欲望を満たすことで
頭が一杯だということだ。
もっと、厳しさのなかに身をおくことを
考えて生きてほしい。
by. 桜井章一氏
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