ミスを犯すのが人間ですが、そのときどうするかこそが問題なんです。何も得られなくても頑張る、そこにこそ値打ちがあるんだ、と教えています

■人生を掃除する人 しない人 -東洋経済新報社-

ミスを犯すのが人間ですが、そのときどうするかこそが問題なんです。何も得られなくても頑張る、そこにこそ値打ちがあるんだ、と教えています

素直と勇気。
すべてはこの二つだと思うんです。

政財界を見ればわかりますが、
悪いことするやつらは、
みんな卑怯者であり、
臆病者です。

ミスを犯すのが人間ですが、
そのときどうするかこそが問題なんです。

人のせいにするとか、
ごまかすとか、
ウソをついたりしては絶対ダメなんです。


by. 桜井章一氏

 ☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆ 

ところが素直さと勇気がないやつというのは、
ミスしたことでもうパニック状態になるし、
自分がやったことすらもわからなくなったりします。

思想とか宗教とか、
ひとつのことに没頭しているというか、
溺れているというか、
そういう光景は、
毎日習慣のようにパチンコをやっているのとかわらないし、
もっとオーバーにいえば、
オウム真理教とかわらないな、
と感じてしまったわけです。

自分の手を汚さないで、
頭を使って卑怯なことをする。

ヤクザは子どもを殺さないと思います。


by. 桜井章一氏

 ☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆ 

だから、ヤクザよりも怖いやつがいるということです。

そして、そういう考え(政治経済を削り取る)で麻雀をやっていると、
本当に損得ということを考えないようになってくる。

いくら頑張っても、
何かを得るということがないんですから。

僕は若い子たちに、
「何かを得られるから頑張るんだったら、やめちまえ」
といっています。


by. 桜井章一氏

 ☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆ 

何も得られなくても頑張る、
そこにこそ値打ちがあるんだ、
と教えています。

人間には「目標」というものは必要だと思います。

目標というのは方向性だから、
正しいほうへ歩みたいというのも目標だし、
目標がなければ、
決してそちらには向かいません。

ただ、目標はいいけれど
「期待」というのはよくない。


by. 桜井章一氏

 ☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆ 

期待があるから、
何かをしたから何かを得られる、
ということになってしまうんです。

期待はことごとく裏切られるものです。

何かが終わったら、
「これは終わりじゃねえんだ。これは始まりなんだよ」
と、よく若い連中にいうんです。

何かが終わって、
それがいいカタチに終わりならスッキリするかもしれないけれど、
たいていが悪いカタチで終わる。


by. 桜井章一氏

 ☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆ 

■人生を変える美しい勝ち方 -宝島社- 波のように自然に押したり引いたりするリズムを持つことが大事です。アガリと振込みのいいバランスが...

期待が裏切られる。
そうすると、みんなもうやる気がなくなるわけです。

終わったらすべて「ちゃら」です。

負けたものにもまたチャンスがあるし、
参加しなかった者にもまたチャンスがあるんです。

いつも次があるんです。


by. 桜井章一氏

 ☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆ 

うちの子どもを一度だけ張り倒したことがあります。
クルマがほしくて友達からカネを借りたと聞いたときです。

カネを借りるというところには、
返せばいいという、
気持ちがあるんです。

借りるということは、
すでに人に迷惑をかけているんです。

それに、スムーズに返せない場合だってある。


by. 桜井章一氏

 ☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆ 

そうするとウソをついたり、
ごまかしたり、逃げたり、
いろんなことをくっつけなければならなくなる。

それでもダメだったら、
今度は泥棒しなければならなくなる。

借りるというところから罪が発生してしまうわけで、
借りるも盗むも紙一重、
やはり僕は、カネを借りるということは、
とても怖いことだと思うんです。

ほとんどの犯罪はカネがつくるわけです。
カネというものは本当に怖いと思います。


by. 桜井章一氏

 ☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆ 

■「頑張らない」から上手くいく -講談社- 枠にはまらず、入ったり出たりを繰り返していくと、人間が元々持っていた生命力や五感のようなも...

悪い心と悪人をつくっていくものです。
便利だけれど怖いものです。

どうしてこんなに一所懸命に働いているのに、
カネのことで不愉快にならなければならないんだろうと思います。

素直に、自分のありのままに生きていれば、
ああいった歪んだ心にならないはずなのに、
外づらだけかっこいいことやって、教授だから、
先生だからこんなことしちゃいけないとか、
ああだこうだ、
普段から自分を押し殺しているから、
心が歪むんです。

男はやはり自然ないきざまでいなければいけません。


by. 桜井章一氏

 ☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆ 

「知識」なんかいくらあっても、
生きざまや内面がよくなければ、
まったくダメです。

いまの教育はとかく知識偏重だから、
心不在の、
外づらばかりかっこつけた人間が育ってしまうのです。

優しさなんていうのは一種の詐欺ですから。

たいていの男は、
女の子に優しさを使います。


by. 桜井章一氏

 ☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆ 

男らしさで生きれば、
人生は二倍楽しめると思っています。

人間として生きて一倍で、
男として生きれば二倍楽しめる、
というわけです。

悪い遊びにはカネがかかる。

そんな目標のために働くのなら、
働かないほうがましじゃないですか。


by. 桜井章一氏

 ☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆ 

■「頑張らない」から上手くいく -講談社- 勝負の世界で「勝つ」とか「強い」とか「運がある」というのはどういうことかといえば、変化に強...

働くということ、
仕事というのは、
僕はリサイクルだと思っています。

僕が仕事で得たものを、
誰かほかの人に与えてあげる、
そんなリサイクルな感覚があれば、
仕事は楽しいと思います。

そして、いま生きている自分の生命を維持させて、
次の世代にリサイクルしていく、
それが仕事だと思っています。

つまり、動くことが生き物である証し、
生命力の証しということです。


by. 桜井章一氏

 ☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆ 

「動く」という字に「人」がつけば「働く」になる。

仕事というのは、
人が生きている証しだともいえます。

矛盾しているかもしれませんが、
僕は、仕事なんて本当はあまり威張ったもんじゃない、
とも思っています。

やはりどこかに欲の部分、私心があって、
労働というのが起こってしまう部分があると思うからです。


by. 桜井章一氏

 ☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆ 

「蓄える」という感覚のことです。

蓄えるという感覚がなかったら、
権力なんて生まれてこないわけで、
だから、労働をして蓄えるということは、
ある一面怖いところもあると思っています。

得るものと捨てるもののバランスをきちっとしていないと、
何かに呑み込まれてしまいます。

人間というのは、
動けば動くほど生き生きしてくるものです。


by. 桜井章一氏

 ☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆ 

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする