そして、一瞬で感じるための唯一の手が「素直と勇気」だといいたいのです。「心を、感じるなかに置いておけ」。世の中、逃げるわけにはいかないんです

■人生を掃除する人 しない人 -東洋経済新報社-

そして、一瞬で感じるための唯一の手が「素直と勇気」だといいたいのです。「心を、感じるなかに置いておけ」。世の中、逃げるわけにはいかないんです

「どこかヘンだぞ」というのを、
一瞬で感じろ、気づけ、
ということです。

そして、一瞬で感じるための唯一の手が
「素直と勇気」だといいたいのです。

素直な心で勇気をもって、
いろんな方向に関心をもっておくことだと思います。

道場では、よく若い連中に、
「心を、感じるなかに置いておけ」
といっています。


by. 桜井章一氏

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そういうものに心のままで接して、
心のままで感じていれば、
そこに迷っている人や危なそうな人がいるかどうかとかが、
自ずと見えてくるわけです。

すべてが見えていれば、
弱っている人や困っている人に自然に手を差しのべることになるんです。

やはり、すべては心なんです。

自分が関心のあることだけに心を奪われていれば、
それこそ「心が奪われている」わけですから、
そのほかのことにはほとんど心が感じないはずです。


by. 桜井章一氏

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この世の中にたくさんあるウソやごまかしも
「心を、感じるなかに置いて」おけば、
たいていすぐに気づくことができます。

素直な心で感じていれば、
その行きつくところが本質です。

だからウソやごまかしが見破れる。

見破ってやろう、
としているわけではないのに、
見破れるんです。


by. 桜井章一氏

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素直な心というのは、
水の流れのようなものです。

水の流れは、
邪魔な石があればスーッとよけていきます。

それが素直な心ということです。
世の中、逃げるわけにはいかないんです。

だから、悪いものがあれば、
それを避けて前へ進むしかないんです。


by. 桜井章一氏

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だから、投げるほうに問題があるわけです。
受けるほうの問題じゃないんです。

道場ではいつもみんなに、
「心のキャッチボールだけはしろよ」
と教えています。

「関心」のキャッチボール、
そして「気づき」のキャッチボール。

「ボールのなかに心を入れろ。
心というボールを投げるんだよ」
といいます。


by. 桜井章一氏

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■賢い身体 バカな身体 -講談社- ある種の品性というのは、運命の決定と自由、偶然と必然のギリギリの境目に立っているような身体から滲み...

道場でもキャッチボールをやりました。

みんなが麻雀やっているなかで、
部屋の向こうひとりグローブをかまえさせて、
麻雀やってるやつのところスレスレにバーンと投げてやる。

「会長、風きますよ!」
と連中、最初は驚きましたが、
僕には絶対に人に当てない自信がありました。

連中は身をかわしたいけれど、
身をかわすと僕に、
「お前ら、オレを信用してねえのか!」
と怒られるものだから、
みんな我慢して麻雀を続けます。


by. 桜井章一氏

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そんななかで、僕は僕で、
投げてあげる球の大切さを感じます。

いい球を投げてあげる、
というのは大人の役目です。

相手が受けられる球を投げてあげるということが。

数字を最前線に置くというのは、
つまり「点とり虫」になれということです。


by. 桜井章一氏

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いかにいい麻雀をしたかで、
順位が決まるのです。

点数ではないのです。

点数以外でも評価できる大人が多くなれば、
点数以外で頑張っている子どもが生きてくるはずです。

たとえば、人にいい影響を与えている子、
明るい子、思いやりのある子、
そういういいものをもっている子をいかに評価できるか、
これはわれわれ大人の問題ではないかと思います。


by. 桜井章一氏

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■「頑張らない」から上手くいく -講談社- 私はいいもの、悪いもの、すべてをひっくるめて「楽しさ」というものを幼い頃から求めてきたので...

偏差値の高い大学を出た人間がつくる会社や社会など、
ロクなもんじゃないんです。

何とか協会とか何とか研究会とか、
そういうものがたくさんありますが、
まっとうに何かを追求している人間と、
それを利用している人間というのが、
あるんです。

利用している人間は、
やはり腐ります。

決断できないというのは、
考え過ぎるからです。


by. 桜井章一氏

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僕にいわせれば、
決断というのは瞬間にするものです。

瞬間で、OKならOKですと、
イヤならイヤですと、
心のままに決断すればいいのです。

僕は「瞬間は愛なり」と思っていますが、
先に述べたように、
いろんなことに関心をもって、
常に心を「感じるところに置いて」おけば、
瞬間力はついてくるものです。

無関心だったり、心が冷たかったり、
あるいは打算があったりするところには、
瞬間力は生まれてきません。


by. 桜井章一氏

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気が働いた動く。
これが決断力です。

身体が悪かったり、
気持ちや心が病んでいれば、
気は動きません。

だから、身も心も元気でいるということが大切なんです。

一秒間の鉄則で打つと、
迷いが消えてきます。


by. 桜井章一氏

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■20年間無敗の雀鬼が明かす 「勝負哲学」 -三笠書房- 強い人間とは、決して準備を怠らず、成し遂げ、後始末をおろそかにしないものだ。...

弱気が消えてきます。

迷ってなんかいられませんから、
損得という気持ちも消えてきます。

心以外のものを動けなくする、
ということです。

一秒で打っているうちに、
心の良否といったものも出てきます。


by. 桜井章一氏

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自分の未熟さというものもわかります。

瞬間力は、本当にいろんなことを解決してくれます。

根っこがなければ花は咲かないのです。

決断力の根っこは瞬間力だし、
瞬間力の根っこは心のあり方なんです。


by. 桜井章一氏

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とにかく、もっともっと、
小さなことへ目を向けるという気持ちをもてば、
優しさとか思いやりとか、
そういうものが出てくるに決まっています。

そういう「小」を重ねて頑張っていれば、
やがて「大」が生まれてくるんです。

いろんな意味でのいい器になればいいのです。

だったら、僕は悪党でいい、
と思います。

決して善人にはなれないわけですから。

社会悪、巨悪というものに対しては、
常にロビン・フッドというか鼠小僧というか、
そんな気持ちでいたいと思っています。


by. 桜井章一氏

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