■生き残るヤツの頭の働かせ方 ~20年間無敗の雀鬼が明かした本質洞察力~ -アスコム-
「倒そうと思わない状態から一気に倒す」
相手の意識が自分と同化する瞬間を待って倒す。
自分の力み、
相手の力みがあるうちは倒れない。
力みが抜けて、
動きが自然になると簡単に倒れてしまう。
力が強いだけが強さではない。
意識にとらわれず、
無駄な力を抜くと、
自分でも驚くようなことが可能になるという一例である。
by. 桜井章一氏
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技術に固執し、
その技術以上のことはできなかったに違いない。
ところが、その技術がないから、
感覚でできる。
この感覚というのがじつは強さの秘密だったりする。
技術とか、
理屈とかじゃない、
感覚の動きというのがある。
魚や葉っぱはそれができている。
だったら、彼らの真似をしようと思った。
私は彼らと遊びたかったのだ。
魚と遊びたかった。
風や葉っぱと遊びたかった。
彼らに近づくには、
その感覚の動きで近づかないとダメだった。
自然な動きは自然から学ぶ。
これが最良の近道なのだ。
by. 桜井章一氏
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人間には恐怖心というものがついてまわる。
ただ、そのほとんどは、
自分が勝手に作り出したものだったり、
あるいは必要以上に膨らませすぎている。
たいして怖くもないものを、
自分で勝手に怖いものと思って恐れてしまうのだ。
恐怖とか幻想、
妄想なんていうものも、
夢や希望と同じようにどんどん膨らんでいってしまうものなのだ。
本当は怖くもなんともないことなのに、
夢や希望のように、
自分でどんどん恐怖を膨らませてしまう。
by. 桜井章一氏
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私はちょっと変わっているようで、
この恐怖心というやつが楽しくて仕方がない。
恐怖心がないわけではない。
恐怖心を覚えたとたんにその恐怖心と自らが一体化してしまう。
それが楽しい。
by. 桜井章一氏
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地獄も極楽も人間が作ったものだ。
だから、地獄に落ちるのなんて怖くもなんともない。
こうしたものに、
人工的なにおいを感じとる力を養う必要がある。
ずるい人、意地悪な人は、
人の弱さにつけ込んでくる。
人の恐怖につけ込んでくる。
でも、その恐怖の源はほとんどが自分自身の中から
起こっていることを知っていれば、
そのずるい攻撃を防ぐことができるのだ。
by. 桜井章一氏
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もし本当に失業による不安で悩んでいるのであれば、
独立して、自分で商売をやりなさいと言いたい。
少なくとも、
リストラされたりする前に、
それだけの力を身につけておくようにすべきだ。
今やっている仕事で独立開業するにはどうすればいいかを
常に考えながら仕事をすればいいだけだ。
もちろん、今の仕事じゃなく、
ほかにやりたい仕事があるというならそれでもいい。
そのほうが絶対に楽しいはずだ。
by. 桜井章一氏
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恐怖心なんか抱いている暇があったら、
独立するときのために力を養っておくほうがいいに決まっている。
会社に雇われるということは、
ある程度の安全、
安定を得ることと引き換えに、
自分の身を売っているわけだ。
そういう生活の保証とか安心や安全と、
自分の身を管理されることとを交換している。
自分の身を売っているわけだから、
自由はないと知っていたほうがいい。
by. 桜井章一氏
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本人は自由に生きているつもりかもしれないが、
実はしっかりと囲まれた檻の中で家畜のように管理され、
給料という名のわずかばかりの餌をもらって生きているのだ。
そんな状況で、
本当に自由な発想なんて出てくるはずもない。
檻に閉じ込められていれば、
その中で人間関係がギクシャクするのも当然だ。
会社に文句を言うなら、
いつでも辞められる力を養っておくべきだ。
それは、檻から出ても自分で餌を確保できる力ということだ。
人は本来、檻で暮らしてはいない。
檻から出た状態が普通であるはずだ。
by. 桜井章一氏
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会社の中での人間関係に悩んでいるという人には、
まずは戦えと言いたい。
あなたが正しくて、
相手が間違っていると確信できるなら、
戦うべきだ。
ところが、多くの場合、
自分は戦うことをしないで、
誰かに相談して、
その相談者に代わりに戦ってもらおうなんていう考えだったりする。
それで解決できるはずがないではないか。
by. 桜井章一氏
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おかしいことには「おかしい」
と声をあげる勇気を持ってほしいということだ。
そういう意地悪な上司がいるような組織は、
間違いなく、
その組織の長に責任がある。
組織としての上下は関係ない。
当然、年齢も関係ない。
誰でも「おかしい」
と声をあげられる組織でなければいけない。
by. 桜井章一氏
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年齢とかキャリアなんてやつほど当てにならないものはない。
歳をとったら、人間、
みなすばらしい人になっていくのか、
というと、そうではない。
by. 桜井章一氏
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天気には晴れもあれば、
雨もある。
自然というのはそういうふうにできている。
片方だけでは困る。
晴れだけでも、
雨だけでも、
生き物はいきていけないのだ。
自然の恵みというのは、
得たり失ったりするところにあるものなのだから。
by. 桜井章一氏
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取ったら勝ちだ、
取られたら負けだという感覚だけで生きている人間が多すぎる。
おそらく学校教育の弊害だろうと思う。
点数をつけて、
できたかできないかを基準にする。
努力すれば到達できると教える。
だが、本当は努力しても到達できないことが
世の中にはたくさんある。
むしろそれこそが本物であって、
努力すれば身につくなんて言っているうちは、
まだまだ偽物なのだ。
by. 桜井章一氏
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地位の上下や年齢は関係ない。
あなたが正しいと思ったことを否定されたのなら、
戦う意味がある。
それでも理不尽な行動や不正がやまないのなら、
管理されることを辞める選択肢を意識してもいいのではないだろうか。
あなたには、
その力が備わっているはずなのだから。
by. 桜井章一氏
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人間の歴史というのは、
豊かさを求めて必死に頑張ってきた歴史だと言えるかもしれない。
そして、人間は豊かさを手に入れた。
豊かさという言葉は、
普通はいい意味で使われる。
物が豊かになる。
豊かな生活を送る。
豊かな心を育む。
すべて、量が多くなるか、
大きくなるという意味に使われているが、
ここには基本的にマイナスのイメージはついてこない。
しかし、豊かになるということは、
実はいいことが増幅されるだけでなく、
悪の部分、
凶の部分も同時に増幅されてしまっていることを忘れてはならない。
by. 桜井章一氏
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