■運を支配する -幻冬舎新書-
成長できなければ、
苦境に陥ってもそこから抜け出す力は持てないし、
仕事においても人間関係においてもすぐにつまずくことになる。
結局は楽な道を選ぶあまり、
いつまでたっても楽に生きることができないのだ。
by. 桜井章一氏
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私は目の前に楽な道と厳しい道の2つがあれば、
迷わず厳しい道を選ぶ。
もし楽な道を選ぶことがあれば、
それは自分が弱っているときだと思っている。
by. 桜井章一氏
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厳しい道を選んでいれば、
自然と鍛えられ、強くなる。
そうなれば次に厳しい道が現れても、
楽に進めるようになる。
いつも楽なほうを選んでいれば、
厳しい道はいつまでも厳しいままなのだ。
by. 桜井章一氏
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勝負においても、楽を求めるのは禁じ手だ。
どんなに強くても、どんなに誇らしい実績があっても、
「楽に勝てる勝負などない」と思っておくべきなのだ。
by. 桜井章一氏
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実力的には楽に勝てるという相手でも、
勝負には厳しくのぞまなくてはいけない。
厳しい姿勢で戦って、
はじめて「楽に勝てた」という結果が生まれるのである。
by. 桜井章一氏
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借りるという行為は本質的に危ういものを孕んでいる。
借りるということがどれだけ負担になるか、
想像できない人が多すぎるのだ。
by. 桜井章一氏
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反対に人から金を貸してほしいといわれて
「仕方ないな」と思ったときは、貸すのではなく、
あげるつもりで渡していた。
あげてしまえば、互いに貸し借りはゼロのまま。
関係性が悪いほうに変わることはない。
by. 桜井章一氏
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人は本来、
自然の恵みによって生かされているもの。
そのことを皆忘れてしまっている。
自然に借りをつくりすぎたことで、
自分たちの首を絞めてしまっていることにあまりにも無自覚なのだ。
by. 桜井章一氏
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借りというものは、
返さなければツキから見放されるものだ。
金でなくても人から受けた恩や親切、
思いやりといったものも、借りの一つだ。
by. 桜井章一氏
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そうした借りは、
何らかの形で返す努力をしないといけない。
そういうことをしない人は結局、
人間関係がおかしくなって、ツキから見放される。
by. 桜井章一氏
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それと同じで、
自然に対して借りをつくりっぱなしの人類は、
やがて運やツキが落ちてくることになると思う。
どうやって気が遠くなるような借りを返していけばいいのか。
そのことは本当に真剣に考えないといけない。
by. 桜井章一氏
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人間は完全でないから、
「必ずミスをする生き物」である。
厳しい練習を積み重ねてきたのに、
それでも落球したり、悪送球したりするのは、
ごく低い確率で起こりうる避けがたいミスということなのだろう。
by. 桜井章一氏
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それに対して、うっかりミスというのは、
気をつけていれば起きないもの。
だからプロとして恥じるべきミスというわけだ。
ミスはこのようにその種類や質によって、
反省の仕方も修正方法も変わってくる。
by. 桜井章一氏
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十把一絡げに、
どんなミスも許されないという態度で自分や相手を責める必要はないのだ。
「こういうミスであればまあ仕方ない」という許し方も、
中にはあっていいのである。
by. 桜井章一氏
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問題は許されないミスをしたときに、
どうするかということだ。
そんなミスをしたときは、
まずミスをした事実から目をそらさないことだ。
言い逃れや言い訳をしないことだ。
ミスに目をつぶって、なかったことにすれば、
また同じミスは繰り返される。
by. 桜井章一氏
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