運とはグッドタイミングすなわち間に合うことだ。運とは風のようなものなのです

■人は八割方悪である -竹書房-

運とはグッドタイミングすなわち間に合うことだ。運とは風のようなものなのです

個に逃げることなく個を直す。
そのためには相互関係を大切にする努力をしなければならない。

共有・共生・共鳴の感覚を取り戻さなくてはいけない。
いまや物があって心がない時代。

人間も、生命はあっても生きてはいない物体に変貌してしまっている。

放っておくと悪い方向に伸びてしまう個性は、
伸ばすんじゃなく直すのだ。


by. 桜井章一氏

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道場では使命感や責任感や納得感を求められるが、
義務や権利は入り込めない。

そんな空間を共有・共生・共鳴することで、
道場は成立している。

道場では麻雀の勝ち負けを競うのではなく、
共有・共生・共鳴する力を持った人間が強さを表す・

弱いものやそれらを身につけられない者たちは、
共有の場に違和感を残してしまう。


by. 桜井章一氏

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その強さを計ると、
まず第一に勘がよいことがあげられる。

勘のよさはどんな世界にも共通する、
最高に必要な要素である決断力や見極め力、
判断力に通じる。

そのため雀鬼会では「一秒間の法則」というものがあり、
ツモって切る動作を一秒の中でクリアさせている。

思考と行動を共に一秒間ですませるのです。
また「瞬間は愛なり」とも教えているのです。


by. 桜井章一氏

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勘がいいと正確に的を射ることができる。

また、人との間にも「ツーといえばカー」という関係が生まれ、
ものごとが円滑に運ぶ。

一方、勘が鈍い人は間合いを外し、
ものごとに後れを取って、
やる気のなさや冷たささえ感じさせてしまうものだ。


by. 桜井章一氏

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感性、勘を磨くことで瞬時の判断が生まれ、
第二の理解力が生まれるようになる。

また理解力という知恵を磨くためには、三番目の、
固定観念にとらわれない柔軟な思考が大切になってくる。

固定観念や我の強い人はよい発見を見落とし、
変化に後れを取り、
間に合わない人間になってしまうのだ。


by. 桜井章一氏

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四番目には、
変化に対する敏感さが大切だ。

今置かれた状況で何がベストの行動なのかという、
環境に対する敏感さが必要なのだ。

それを身につけることでフットワークもよくなり、
ベストの方向を選択できるようにもなる。

そうすると第五の臨機応変さ、
順応性が身につき、
与えられた空間に違和感を残さずにすむようになる。


by. 桜井章一氏

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そうやって変化に順応すると、
自然が織りなす「流れ」を感じ取り、
自然の流れに乗ることができるようになる。

これが第六の要素だ。

思考に頼ることなく、
感じる力や感応力を身につけ、
流れに乗ることが大切だ。

それを磨けば、
第七番目の感情の豊かさを生み出し、
感謝心や親切心、
他人を思いやる気持ちが強くなる。

他人の苦しみを感じ取り、
愛情深い人となれるのだ。


by. 桜井章一氏

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八番目には本質を見極める力。

真実は人それぞれの型で存在するが、
本質は一点である。

その一本の道をしっかり選ぶことができるようになれば、
迷いや弱さや不安が消え、
自信が生まれるのです。

勘や感性を磨くと嘘や偽りが通らなくなるので、
人間関係は円満になり人の和が生まれる。


by. 桜井章一氏

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瞬時に思考や行動を起こすことで、
自分の限界を超えた能力を発揮する力を生み、
発想力もつくことで、
考えられない現象を起こすことすら可能になる。

これが九番目。

そして一〇番目に、
皆さんがもっとも強く求める運のよさやよい縁に恵まれ、
周りの人から多くの力を与えられるようになる。

この一〇の鉄則があれば、
人間関係はよい方向に進んで好まれる関係が生まれ、
麻雀を打っても皆さんの大好きな勝利が自然と手に入るはずだ。


by. 桜井章一氏

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麻雀には同時性とか小場・荒れ場とかトイツ場・シュンツ場といった、
誰もが共有する状況がある。

それは自然が作り出す場なのだから、
それを感じ取って状況に身を任せれば流れに乗り、
必要以上の力を加えなくても自分をよい方向へ導くことができる。

そうすることでツキのよさや運のよさを感じ取れるのです。


by. 桜井章一氏

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運とはグッドタイミングすなわち間に合うことだ。

それは瞬間であり、
瞬間の愛――今を大切にすることにもつながる。

運とは風のようなものなのです。

だからこそ、何より自然に順応するのが、
運をつかむコツだといえましょう。


by. 桜井章一氏

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■ピンチの本質 ~絶体絶命を乗り切る技術~ -KKベストセラーズ- 死とは無になることである。納得感のある生き様は生にしがみつかない ...

俺は誰よりも麻雀を打ったし、
誰よりも麻雀を知っていると自負してきた。

だがある夜中、ふと気づいた。

人より百歩も千歩も先を歩いた麻雀の道のり、
あれほど魂を込めた麻雀の道だが、
俺はいまだ一歩も進めてはいない。

そう実感したのだ。

俺はお釈迦様の掌の上でいきがっていた孫悟空と同じでしかなかったのだ。


by. 桜井章一氏

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「生涯不悟」――そう気づくと、
少し気持ちが楽になってきた。

何度も言ってきたことだが、
麻雀というゲームは振り込みと和了のふたつで成り立っている。

このふたつを避けて通るなど非現実的なことである。

麻雀というゲームに和了のみを求めてしまう感覚は、
自然の摂理とはほど遠い。


by. 桜井章一氏

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子どもが生まれるためには父親と母親の両方が必要なのと同様で、
麻雀においては振り込みだけでも和了だけでも、
卓上に生命を生み出すことはできない。

打ち合う四人の振り込みと和了がバランスよくうまくかみ合ってこそ、
麻雀は最上の作品となる。

相反するものが一体感を持つのが共鳴であり共感であろう。

そんな麻雀が打てるようになって初めて、
卓上に信頼や感動や感激や感謝心が生まれるのだ。


by. 桜井章一氏

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