人間ずっと完璧な状態なんてことはない。大切なのはどこでどう修正するか

■瞬間力 ~逆境を乗り切る方法~ -竹書房-

人間ずっと完璧な状態なんてことはない。大切なのはどこでどう修正するか

今まで組織化されたところが天下をとっていたのが、
だんだん個の人間が勝つようになってきている。

組織の時代から、
少しずつ個の時代に変わってきてるんじゃないか。

人間というのは個がしっかりしなきゃ話にならないだろう。


by. 桜井章一氏

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個性もやる気もない人間を、
数だけいくら集めたって、
てんでバラバラなままだよ。

まとまりなんて生まれてくるはずない。

個性がプンプンしているからこそ、
エネルギーは湧いてくるものなんじゃないのかな。


by. 桜井章一氏

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個性の強い人間は、
環境自体を変えてしまうことがある。

ただし、
その個性がどちらの方向を向いてるかは大事だよ。

悪の方向を向いた、
悪くて強烈な個性だってあるんだからね。

独裁者なんてその最たるものだ。


by. 桜井章一氏

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自分の弱点に気づくだけでも成長だし、
いいことだよ。

まずそこに気づかないと修正しようもないからね。

人間、ずっと完璧な状態なんてことはないんだから、
大切なのはどこでどう修正するかでしょう。

これは必要、これはいらないと。


by. 桜井章一氏

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ここで情報はいらないものだ。
だったら捨てれば楽になる。

そういうのは全部修正力だよ。

人間はツイてるときもツイてないときもある。
それを場面場面で直していければいい。

これが修正でしょう。


by. 桜井章一氏

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■手離す技術 ~20年間無敗、伝説の雀鬼の「執着転換力」~ -講談社- 人間の中から「悪」の部分を取り去るのは本当に難しく、 ...

ダメなことは必ず起こる、
それに気づいて対応することが肝心だ。

まあ最初から的確に修正がきく人はいないだろう。
気づくことから始めるんだ。

問題点に気づくようになれば、
その次の段階として、
今度は直せるところに進む。

まず自分の弱さに気づくということ。


by. 桜井章一氏

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そしてその状態と結果を自分ではかっていかなきゃいけない。
「いつもこれが負けの元になってるな」とね。

最初から全部は無理でも、
少しでもよくしていこうとしてるんだ。


by. 桜井章一氏

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仲間がダメになるそばで、
自分だけが助かる道を探してる人間関係なんて嫌じゃないか。

友達が病気をしたら、
一日でも早く健康になってくれって願うものだろう。

雀鬼会では、
損得が友情に優先するなんて情けないことは認められない。


by. 桜井章一氏

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■勝負の格言 -宝島SUGOI文庫- 「相互感」は相手の変化だけをとらえるのではダメです。 相手の変化だけにとら...

■体を整える ~ツキを呼ぶカラダづかい~ -講談社-

この世という型ができる以前のすさまじいほど人類の歴史はずっと本能の指針によって定められてきた。

人類はカラダが求めるままに自然の生命体として連続性を保ってきたのだ。

人類が発生してから今までの歴史を仮に一日24時間として表せば、
この世という型ができてからの長さは、
わずか数分か数秒かの短い瞬きにすぎない。


by. 桜井章一氏

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ところが、その短い瞬きに人類は急激に気力というものを増量させ、
精神性を複雑にし、
体力より思考をこの世を成り立たせるために使用するようになった。

そしてカラダを使うことを下に見て、
知を上に置くという人の世の型をつくり上げた。


by. 桜井章一氏

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知は文明の豊かさをつくり出してきたが、
その裏で膨大な悲劇があったことも事実であろう。

社会が複雑化することで人間の精神も多様化し、
心や考えや思いといったものはわかりにくくなってしまっている。


by. 桜井章一氏

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■運を支配する -幻冬舎新書- 欲が強すぎると、 往々にして人は欲そのものに囚われてしまう。 欲に囚われた状態が続けば...

知から発する言動には嘘やごまかしが避けようもなく混じる。
それに比べればカラダのほうがわずかばかり正直さを残している。

目的や目標に向かってそれを成すためには、
「しっかりつかめ」「握ったら離すな」と知がささやく。

それを人は努力という言葉で表すらしいが、
そのことによって五感の中にある「触れる」という感覚を押しつぶしたり、
失ったりしている。


by. 桜井章一氏

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力が入ると何事も嘘っぽくなる。
力まず、そっと触れるという感覚。

力を入れる生き方から離れて、
そっと触れる感覚を取り戻せば、
どんなものごともスムーズに何かを成せることをカラダは素直に教えてくれる。


by. 桜井章一氏

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幸せもつかみにいくものでなく、
そっと触れる感覚を持てたときに、
本当の幸せを感じるのかもしれない。

変化に合わせて姿を変えていく自然界の生物の柔軟性こそ、
われわれ人類が今進もうとしている方向の間違いを的確に教えてくれる。


by. 桜井章一氏

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この世界が変化し流れ続けている以上、
そこに棲むわれわれも本当はカラダを流れるように使うことで生まれる可能性を体感するべきだ。

カラダも「流れる感覚」で動かせば、
常識では思いもよらぬ発見がきっとあるはずだ。

そうして、知や思考よりもカラダの正直さ、
おもしろさを生の流れの中に見つけ出し、
かつて棲んでいた「感覚の世界」を取り戻すことが、
知や思考で混乱を極めた人間が軌道修正をはかる一つの手立てになるかもしれない。


by. 桜井章一氏

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