■突破力 -講談社-
私にとっての神は、太陽や風、
地球が生まれてからずっとあるもの、
永遠の連続性をもったものです。
幸福は、誰かに求めるのでなく、
誰かにあげるものです。
誰かにつくってあげるものです。
「この人に幸福をあげよう」
とか、そういう意識がある人は、
多かれ少なかれ幸福感があるはずです。
by. 桜井章一氏
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たしかに現代は生きづらい時代だと思います。
ひとことでいえば、いまは、
あしたが見えにくくなっていて、
みんなが不安になっている時代なのです。
こんな時代のなかで、自分を見て、
あしたを見るためのただひとつの方法は、
まわりの人や状況に対し意識的に「関心」をもつということ、
それしかないのです。
by. 桜井章一氏
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そういうときは往々にして、
何の先入観もなしに、
最初に何かを感じたほうを選ぶのが、
正解だったりします。
少し迷ったときは、最初にいいと思ったほうを
選んだほうがいいでしょう。
そういうときの最大の決め手は「違和感」です。
どうにも違和感の強い道であれば、
それを感じない道を進むことが、
正しい選択となるはずです。
by. 桜井章一氏
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実は、分岐点で道を選択するというような場面で、
日ごろの人間性が問われてきます。
己を直視せず、
いつも自分をごまかしているような人は、
主体性をもった選択ができません。
by. 桜井章一氏
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決められた道を歩み続けることで、
拒否反応があらわれるというのは、
よくあることです。
親がよかれと思ってやったことが、
子どもの人生を困難なものにしてしまうということもあります。
運命は、すべて自己責任です。
分岐点に来たら、
周囲の雑音に心を乱されることなく、
素直な感性と本能に従って選択していくべきなのです。
by. 桜井章一氏
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言葉にするということは、考えている、
ということです。
考えているあいだに、ものごとは変化しているので、
その人の行動はたいていいつも間にあわないか、
見当はずれになるのです。
考えるのではなく、感じるのです。
行動しながら感じて、感じながら行動できるというのが、
理想です。
by. 桜井章一氏
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考えてしまうと、そこにずるさや計算高さといった
雑念が生まれてしまうのです。
雑念の裏にあるのは、
自分だけがうまくいけばいいと言う考えです。
ずるさや計算高さは、
結局、自分だけがよければいいということです。
by. 桜井章一氏
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考えるな、感じろ、といいましたが、
では何を感じればいいのか。
それはまわりの人たちのことです。
まわりの人たちが少しでも明るくなること、
楽しくなることを感じればいいのです。
感じたら、瞬時に行動に移す。
そこに雑念などが入る余地はありません。
それがうまくできたら、
その場はもう、その人のものです。
by. 桜井章一氏
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行動と感性をむすびつけてものごとをうまくやること、
まわりの人たちが少しでも明るく楽しくなるように
ものごとの流れをもっていくこと、
それが「知恵」というものです。
by. 桜井章一氏
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知識や情報を頼りに考えるから、
ものごとがうまくいかないのです。
「知恵」というのは、
勉強のなかからは生まれません。
日々の生活のなかで身につけて、
いくものです。
結局、知恵は経験で身につけていくしかありません。
それには、勉強机を離れて、若いうちから、
いろんな人とつきあったり、
とにかく身体を動かしていろいろなこと
体験していくことしかないのです。
by. 桜井章一氏
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まず、そういう受身の生き方を改めなければなりません。
それには、変化に自分で気づくことです。
変化に対する自分だけの気づきの力を磨くことです。
生きて生活していれば、
一日に何回も気づきの機会はあるものです。
身近な、ほんの些細な、
とるにたらないような変化のなかにこそ、
自分にとって大切なヒントは隠されているのです。
それに気づくかどうか、
それが問題なのです。
そして、気づいたら、
今度は実行すればいいのです。
by. 桜井章一氏
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歩けども見えてこない山頂に向かうまでの
過程も楽しいものです。
その途中途中を楽しむのが、
本当の山好きです。
それが、仮に頂上を征服することだけを
目的にするとどうでしょう。
そうなると頂上に着くまでの経過は、
まったく苦行そのものです。
by. 桜井章一氏
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何度もいうように、
私が重視するのは「結果」より「経過」なのです。
常に目指すところがあるという、
その過程が面白いのです。
いまこの一歩をしっかりと味わい楽しむ
という気持ちも忘れていません。
いまここからこそ、何かが始まる、のです。
何にでも、「いまが始まり」という意識をもつことで、
きっと流れをいい方向へ変えていくことができるのです。
by. 桜井章一氏
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たいていの人は、
まず相手がどんな人物かを読みとろうとします。
しかし、実はこの発想が起点にある限り、
人間関係で、正しい相互理解はできないのです。
相手をわかろうとする前に、
自分のほうから見せるべきなのです。
他人を知るためには、まず自分を理解し、
その自分を相手に正直に見せることから始めるのです。
by. 桜井章一氏
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自己を見つめて短所や欠点を自覚しないかぎり、
相手のことは理解できません。
悪い部分をさらけ出せる正直さがあれば、
相手のことも素直に見えるようになるのです。
自分を知り、相手のことも理解できて、
初めて全体の流れを見ることができるのです。
by. 桜井章一氏
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