■そんなこと、気にするな 20年間無敗・伝説の雀鬼の「惑わされない生き方」~ -廣済堂-
現代は言ってみれば、”洗脳”社会である。
政治家などの権力者が自分たちを有利にするために、
あるいはマスコミなどが自らの商売を成り立たせるために
つくりあげた「情報」に我々は日々、
踊らされている。
by. 桜井章一氏
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精彩とは、人間が生きているという彩り、
つまり、「生の証」である。
by. 桜井章一氏
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会社に雇われているということは、
ある程度の安全、
安定を得ることと引き換えに、
自分の身を売っているということだ。
毎月、給料は振り込まれるし、
年金だとか福利厚生も手厚いだろう。
しかし、彼らはそうした生活の保証の代価として、
自分の身を管理され、
拘束されている。
そのうえ彼らは、
社内で「自分」という、
本来、最も大切にしなければいけないものを日常的に捨て、
流されるように嫌々ながら会社から与えられた仕事をこなしている。
by. 桜井章一氏
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そして、もっとも恐ろしいことは、
そんな「嫌な汗」をかいている人たち、
精彩を感じさせない顔つきの人たちが、
いま、日本の社会を形成し、
これからもこの国をリードしていくという事実である。
by. 桜井章一氏
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その日一日を無事に送ることが
どれだけ大変であるかということを、
否が応でも実感できていた。
by. 桜井章一氏
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たくさんの小さな会社のなかから競争で生き残ったということは、
そのまわりに多くの「被害者」
をつくってきたのと同じだ。
そのことをまず自覚しなくてはいけない。
いい人生を送りたかったら、
「いい汗」をかけ。
「いい汗」をかくためには、
まず、いまの自分が、
たくさんの被害者のおかげで存在しているのだ、
という意識を強く持っておいてほしい、と。
by. 桜井章一氏
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自社がよければ、
他者はどうでもいい。
自分さえよければ、
他人はどうなってもいい、
という競争世界で、
多くのサラリーマンたちは生きている。
つまり、あなたのまわりには、
すでに多くの被害者、
犠牲者が存在しているということである。
by. 桜井章一氏
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みんな、たとえ、お金にならなくとも、
お客さんの気持ちを考えながら働いていた。
しがらみや利害関係に翻弄され、
その場しのぎの生き方をしているだけ。
そんなことを続けていたら、
いつまでたっても”惑わされない”
自分など確立できるわけもない。
ただ、毎日、お金に使われているようなものだ。
by. 桜井章一氏
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だからというわけでもないが、
私は、できるかぎり、
「儲からないこと」
にエネルギーを注ぐようにしている。
では、なぜ、「金にもならないこと」
を私が続けているのか。
それは、「儲からないこと」
に自分のエネルギーを注ぐことで、
多くの人から信用され、
その信用がまた自分を大きく成長させてくれるからである。
by. 桜井章一氏
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「信用」とはいう字は、
「人が言ったことを用いる」と書く。
人から信用されたら、
悪いことはできない。
そこで、また次の儲からないことをはじめる。
by. 桜井章一氏
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だから、本当に自分に自信をつけたいのであれば、
勇気を出して、
「金にならないこと」
「儲からないこと」
に目を向けることである。
「儲からないこと」にエネルギーを注ぎ、
「金にならないこと」
への行動を惜しまないようにすることだ。
by. 桜井章一氏
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大切なことは、
日常のなかで「金にならないこと」
のほうを無意識に選択できる、
そんな生き方ができれば、
それがいつしか、
人としての「凄み」
につながっていくということだ。
by. 桜井章一氏
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自分の損得を考えるのではなく、
たとえ一銭の得にもならないと思えることにも自然と体が動くように心がける
――そんな行動をあえてとることによって、
あなたの心は確実に強くなっていくだろう。
そして、そんな行動が楽しくなった時、
あなたは、”惑わされない人生”の階段を一段上がった、
と意識していいだろう。
by. 桜井章一氏
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人間は、実に弱い動物だ。
だから、恐怖心というものがつねについてまわる。
ただ、私が思うには、
そのほとんどは、
自分が勝手につくり出したものだったり、
あるいは必要以上に膨らませすぎたものだったりする。
by. 桜井章一氏
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私たちの生活で言えば、
塩で握っただけのおにぎりより、
おにぎりに梅干しが入っているとはるかにおいしいから梅干しを入れる。
だが、それを
「おにぎりだけでは高く売れないから、梅干しを入れて利益をあげる」
という損得のみで判断するのが、
日本のほとんどの経営者たちなのである。
by. 桜井章一氏
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生産性や利潤を追求しているかぎり、
会社というものは、
必ずいつか倒産するものである。
極端なことを言えば、
そういう会社は、
つねに倒産に向かってエネルギーが働いている。
少なくとも、三十年後もあなたの会社がいまと同じ状態にあるとは考えにくい。
そんな保証はどこにもない。
だとすれば、自分の一生を会社に捧げる必要はない。
by. 桜井章一氏
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