■そんなこと、気にするな 20年間無敗・伝説の雀鬼の「惑わされない生き方」 -廣済堂-
世間で「ダメだ」と言われているような人、
人生で大失敗した人、
いわゆる「できない人」たちから学ぶことを、
あなた方に提案したい。
なぜなら、「できない人」は、
なぜできないかということを隠そうとしないから、
非常に勉强になるからだ。
by. 桜井章一氏
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世の中には、決して講演会の壇上に
登ることのない人がたくさんいる。
そうした人からこそ多くの教訓が学べる
ということを私は言いたいのだ。
つまり、「こうやれば成功する」ということを上から学ぶのではなく、
「こうすれば失敗する」ということを下から学ぶのである。
あなたの日常に、この習慣がつけば、
あなたの人生はいまよりずっとおもしろくなるだろう。
by. 桜井章一氏
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私は「いいことから何かが生まれる」ばかりではなく、
「悪いとされることからも学べるものがある」
ということを肌で知ったのだ。
これは、あなたがこれから生きていくうえで、
とても重要なことだと思う。
なぜなら、これまで長い間、
“悪いことを排除しようとしてきた”はずの教育なのに、
犯罪の数は決して減っていないし、
“正しいことをしていれば、悩むことはない”はずの宗教なのに、
自殺者はいっこうに減らない。
物があふれ、豊かになったはずの社会で心の病が増えている。
この原因は、私が子どもの時に感じた
「悪いとされることからも学べるものがある」ということを、
まったく無視してきたからではないだろうか。
by. 桜井章一氏
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存在感というのは、
大きな声で自分の考えを意見することではなく、
逆に、何も言わなくても、その人の存在を感じさせることが、
本当の存在感なのである。
会議で黙って人の意見にじっと耳を傾けているだけでも、
存在感のある人いるのだ。
そうした存在感、それを私は「よい存在感」と言ったのである。
by. 桜井章一氏
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では、どうしたら、「よい存在感」が出せるのだろうか。
そのためには、「ありのままの自分」でいることが必要だ。
自分には、何もない。
何も持っていない。
期待もしないし、努力もしない。
感じるままに生きてきた。
そうした「凄み」を持ちながらも、
礼儀正しいあなたが先輩たちの話のなかで、
ただ黙って座っていたら、きっと「よい存在感」を出せる。
by. 桜井章一氏
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その際、重要なことだが、
決して自分から「人に好かれよう」「いい人に思われたい」
などと思ってはいけない。
むしろ、「嫌われたらしかたがない」と思っていたほうが近道である。
それから、彼は一切、好かれようと努力することをやめ、
ありのままの自分でいるうちに、
まわりのみんなに波長を合わせられるようになってきた。
そして、彼のなかからズルさが完全に消えたとき、
本当の友だちができはじめたのである。
by. 桜井章一氏
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実際、これまで何度も
「死ぬかもしれないなぁ…」という体験もしてきた。
そんなとき、私のなかには、いつも上から自分を見ている
“もうひとりの自分”がいて、
そいつが私に意見してくる。
この”もうひとりの自分”は幽体離脱をしたかのように、
ことあるごとに、私に語りかけるのだ。
by. 桜井章一氏
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ズルいことをしようとすると、
必ずと言っていいほど、”もうひとりの自分”が登場した。
他人から言われて嫌なことでも、
自分が自分に言ってきかせているから、納得できる。
自分の欲を抑えるためにも、納得することが大切なのだ。
by. 桜井章一氏
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これは経験から言えることだが、
はっきり言って、つらいことに出会ったら、
あなたは決して逃げてはダメだ。
逃げるから、追いつめられる。
ちょっときついが、腹を据えて、
その問題と正面から向かい合うことだ。
そのときの”もうひとりの自分”が言ったことが忘れられない。
「このつらさがほかの人のところに行けばいい、
とお前は言ったけど、もし、それがお前が一番かわいがっている
子どものところに行ったらどうするんだ」
そうならないためにも、
困難を自分のところでくいとめて、
人にいかないようにしてあげればいい。
by. 桜井章一氏
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何より、「この世で起こることは、この世で必ず解決する」
という感覚を持つことが大切である。
何が起こっても「死にゃあしないさ」とつねに
“もうひとりの自分”と語り合っておくのもいいかもしれない。
あなたの”もうひとりの自分”は、
あなたを間違った方向に行かせないために、
つねに頭の上からあなたの存在を冷静に見守っているのだから。
by. 桜井章一氏
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問題から逃げてはいけない。
逃げないと決めたとき、
“もうひとりの自分”があなたに言うだろう。
「来年のいま頃は、この問題でこんなに苦しんでいないだろうよ」と。
逆に、逃げたら、あなたは一生、逃げ回らなければならない。
by. 桜井章一氏
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世の中のほとんどの人が「自分のために」生きている。
しかし、自分ためだけで生きていると、
いつかは自己嫌悪に陥り、
自分のなかに”負のエネルギー”を増やすことになることは確かだろう。
そして、いつしか、その負のエネルギーが限界に達し、
ドカンと爆発してしまう。
by. 桜井章一氏
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世のため、人のために生きなければいけない。
でも、自分はそんなことはできない。
あなたは、いま自分がしていることが、
自分本位だということを理解したうえで、
少しずつでいいから、他人という存在に
目を向けるクセをつけておいてほしいのだ。
そうしないと、次におかしくなるのは、あなただ。
現代は、そういう時代なのだ。
by. 桜井章一氏
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なぜ、自分本位ではいけないのか。
それは、人間はひとりでは生きていけないからだ。
突き詰めて言えば、自分という存在があるのは、
他人がいるからだ。
つまり、この社会は、自分がまずあるのではなく、
他者があって、自分がある。
そして、自分は、いつも他者の影響を受けている。
そう考えてほしいのだ。
仕事をするのもそうだ。
消費者がいるから、商品がある。
買ってくれる人がいるから、売る自分がいる
そして、自分はその人たちのおかげで、給料がもらえるという考えだ。
by. 桜井章一氏
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他者がいて、自分がいるのだ。
赤ん坊が誰の世話にもならずに、大きくなるはずがない。
何人もの人のお世話になっている。
そのことを忘れているから、
「俺はひとりぼっちで生きてきた」などと錯覚してしまうのだ。
他者との関係、すなわち、
これまで自分にかかわってくれた多くの人たちのことを少しでも考えれば、
そこまで自分を卑下できないはずだ。
by. 桜井章一氏
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