変化に対応するのが”生きる”ということなんです。確証というものを積み重ねれば積み重ねるほど、落ちた時の衝撃はそれに比例して大きくなるんです。これは自然の摂理であり、真理なんです

■死をおそれない生き方 -主婦の友社-

変化に対応するのが”生きる”ということなんです。確証というものを積み重ねれば積み重ねるほど、落ちた時の衝撃はそれに比例して大きくなるんです。これは自然の摂理であり、真理なんです

世の中では当たり前のことにも疑問を感じ、
そこから自分なりの道を見つけていくことが
“弱さの連鎖”を断ち切るカギなのだと思います。

世の中に確かなものなど何ひとつないのに、
多くの人が確証や答えを求めています。

でも、人生に明確な”答え”
などありません。

社会の中で人々は安心、安全を求め、
保険や資格、
権利といったものに確証を求めます。


by. 桜井章一氏

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この世の中も、人生も、
言ってみれば変化の連続です。

変化に対応するのが”生きる”
ということなんです。

人の心も常に変化するものですが、
「あの人は信頼できる」とか
「あの人なら大丈夫」
と固定化してしまうから、
相手が心変わりした時に「裏切られた」
と落ち込むことになるんです。

確証という固定化が、
自分をどれほど苦しめることになるのかみんな分かっているようで分かってないんです。


by. 桜井章一氏

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「人の心は変化するもの。
あの人の心も変化しただけ」
と思えばそんなに落ち込まなくて済むじゃないですか。

“結婚”っていうのも、
確証を求める気持ちの表れでしょうね。

不安だから”結婚”
というもので固定したくなるんです。

でも結婚したら安心ですか?
不安や悩みは消えますか?


by. 桜井章一氏

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なくならないでしょ。

確証なんか求めるから、
不安や悩みが増えちゃうんです。

確証というものを積み重ねれば積み重ねるほど、
落ちた時の衝撃はそれに比例して大きくなるんです。

これは自然の摂理であり、
真理なんです。


by. 桜井章一氏

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これもみなさんが”お金”というものが確証されたもの、
固定化されたものだと思っているからです。

経済社会も常に変化しているんです。

お金も株券も信用ならないもんなんですよ、
本当は。

今の世の中にあるのは知恵の伝承ではなく、
“知識”の伝承です。


by. 桜井章一氏

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■運を支配する -幻冬舎新書- 私は、男というのは我が道を自分で 切り拓いていくべき生き物だと思っている。 ...

対談などをした際に、
相手の言うことを言葉としては受け止めますが、
その言葉が私の中に入ってくることはありません。

私の中にある”童心”がその言葉を受け付けないんです。

これからは知恵ではなく、
別のものが伝承されていきます。

それは”誤魔化し”です。


by. 桜井章一氏

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今、みなさんがありがたがって得ている知識のほとんどは、
この社会をどうやって誤魔化していくか、
その方法を学んでいるにすぎません。

誤魔化しの文化が生み出すものは偽物です。

今の社会はバッタもんがバッタもんを生み出しているんです。

知識を誰からか得るということは、
知識をコピーしているわけです。


by. 桜井章一氏

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そのコピーテクニックの優れている人が能力があるとされ、
社会的な成功を収めたりしています。

当然のことですが、
知識や技術といったものは上の立場の人からしか学べません。

でもほとんどの人は自分がバッタもんになっていることに気付いていないんです。

なぜ、知識や技術をコピーすることでバッタもんになってしまうのか?


by. 桜井章一氏

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それは自分を見失ってしまっているからです。

自分を持っていない人たちが持っているのは、
お金だったり、資産だったり、
そんなものばかりです。

“自分”というものを盗むのは大変難しいですが、
お金や資産だったら簡単に盗めますからね。

自分自身を見失わず、
バッタもんにならないようにするには、
等身大の自分、
素の自分を知らないといけません。


by. 桜井章一氏

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いいところも悪いところも曝け出す。

悪いところを隠そうとするから自分が分からなくなってしまうんです。

隠すという行為は物事を複雑にしているだけです。

であるならば、自分の中を整理して、
いいことも悪いこともシンプルに、
あるがままに出していく。


by. 桜井章一氏

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人間はやっぱり”ここぞ”っていう時にその人の本性が出てきます。

普段格好のいいことを言っていても、
“ここぞ”という時に逃げちゃったり、
足が震えちゃったりする人がいますけど、
人生の”ここぞ”が40代だと思うんです。

それから(寿命のもっと短かった昔)考えれば、
現代人の40代以降の人生はボーナスのようなものでもあります。

麻雀の対局ではラス前(最終局のひとつ前)が最も重要です。


by. 桜井章一氏

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■運を支配する -幻冬舎新書- 欲が強すぎると、 往々にして人は欲そのものに囚われてしまう。 欲に囚われた状態が続けば...

最終のひとつ手間でどう打つか。
そこが最大の勝負どころでもあります。

私の中では40代がラス前のような感覚なんです。

雀鬼会を始めた当初は、
「40歳で始めるものが俺の生涯のもの」
と思っている部分がありました。

それは「これが新たなスタートだ」
というような感覚です。


by. 桜井章一氏

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この世には流れがあり、
“縁”と呼ばれる人の繋がりもあります。

「40歳までいいことがなかった」
という人も、
魚が釣れないからといって場所を変えるようなことをしてはいけません。

釣り糸を垂らしていれば、
魚が釣れなくても浮きが揺れる程度のいろんな反応はあるはずです。

肝心なのはその反応を感覚的に感じられるかどうかです。


by. 桜井章一氏

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場所を変えたり、
道具を変えたりと、
小手先だけで対応しようとするから何も感じられなくなってしまうんです。

40歳まで魚が掛からなくたっていいじゃないですか。

40代になったらそんなことは気にせずに自分らしさを表していけばいいと思います。

それが流れや縁を呼ぶ一番の方法なんですから。


by. 桜井章一氏

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