■死をおそれない生き方 -主婦の友社-
自然界はすべてのものが循環することで成り立っています。柔らかく、流れた状態でいれば人間も循環します。動でもなく、静でもない、”流れ”なんです
気分よく生きていれば余裕が生まれます。
その余裕が物事をいい方に運んでくれるんです。
「気分悪いな」
と思ったらそれは違和感です。
そんなことはやめてしまえばいいんです。
自分の固定観念によって、
違和感のセンサーを閉じてしまっているんです。
by. 桜井章一氏
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いい気分ばかり味わっていたり、
あるいは体験もしないで
「これは嫌だから」
と敬遠していたら、
“嫌な気分”というのが分からなくなってきます。
だから、たまに
「気分悪いな」「嫌だな」
と思うことも経験しておくんです。
それを繰り返すことで、
本当の「気分のいいこと」というのが見えてくるようになるはずです。
気持ちよく生きる上で、
一番簡単なのは”笑う”ことです。
by. 桜井章一氏
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“生きる喜び”なんてものを求めるからつまらなくなってしまうのであって、
身のまわりに笑いを広げていけばそれが結果として喜びになるんです。
嫌なものを与えられれば、
その空間は暗く、
冷たくなっていきます。
テレビのバラエティ番組に慣れてしまった今の人たちは、
“笑い”を受けるものと思っているかもしれませんが、
“笑い”は自分たちで生み出していくものです。
「人間って面白いな」
「可愛らしいな」、
そう思うと、
自分の中から”笑い”
というものが湧き出てきます。
by. 桜井章一氏
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人間はそれぞれに持って生まれた
“個性”がありますから、
その個性が混じり合うことで笑いが生まれます。
個性の違いを嫌悪するのではなく、
楽しめるようになればそこに笑いが生まれ、
その空間が明るくなっていくんです。
違いを楽しめれば、
常識はずれのミスも笑い飛ばせるようになります。
自然界の生き物たちの動きには無駄がありませんから、
それを完璧に真似ることはできなくても、
そこから学べることはたくさんあるんです。
by. 桜井章一氏
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みなさん何かを学ぼうと思った時、
専門家や専門書から求めるものを学ぼうとするはずです。
でもそこから学べるのは小手先だけのテクニックなんですよね。
でも努力も、一生懸命も、
元々は上の立場の人間が下の人間を操るために使い始めた言葉じゃないでしょうか。
世間の常識というものが、
人間の可能性を狭めてしまっていることにもっと多くの人たちが気付くべきだと思います。
by. 桜井章一氏
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私が大切にしているのは”脳”ではなく、
本能の”能”です。
人間だって生き物ですから、
本能を使わないといけません。
人間関係のこじれなんてすべて変な
“脳”の使い方をしているからでしょ。
“脳”を大切にするあまり、
精神のバランスを崩してしまう人が増えている。
by. 桜井章一氏
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“本能”に従って、
自然の流れに沿って生きていれば
「今までこれだけやってきたから、いいや」
っていう気持ちになれます。
そう考えると、
大切にしなければならないのは
“今”なんです。
老後の心配をするくらいなら、
今、この時にやるべきこと、
やりたいことを本能に則ってやっていけばいい。
若い人たちには「今にやります」
ではなく「今やります」
という感覚を大切にしてもらいたいですね。
by. 桜井章一氏
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メンツや世間体といったものにあまり囚われすぎると
“脳”は疲弊し、
精神のバランスを崩すことになります。
本能と「今やる」という感覚を大切にしていれば、
精神を病む人の数はきっと減って行くと思いますけどね。
でも私から見ると今の人たちは複雑化しよう、
高等化しようとすることで逆に生き物としては下等になっているように思えます。
世間の常識から見た”善し悪し”
だけの価値観でいるから”いい”
ってものにしがみついちゃうんですね。
by. 桜井章一氏
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“善し悪し”で物事を見るってことは、
結局自分の都合でしか物事を捉えていないということです。
複雑化するのではなく、
シンプルに生きることでそれまで見えなかったいろんな物事が見えるようになってきます。
シンプルに生きるためには、
世の常識に倣った
“善し悪し”ではなく、
自分自身の”気分のいい、悪い”、
といった素の感覚を大切にしていけばいいと思います。
知識や情報といったものを、
自分の中に詰め込みすぎないようにするのも大事なことです。
by. 桜井章一氏
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考えること、複雑化することで不安や悩みが生まれるのであれば、
その逆の生き方をすればいい。
自分を五感を大切にし、シンプルに。
それが強く生きるために最も必要なことなんです。
人間の精神や心には上下のバランスもあれば、
左右のバランスもあります。
精神や心といったものは、
言ってみれば自分の体の中にある小さな球体です。
by. 桜井章一氏
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「思想を持つのはいいこと」
と思っている人もいるかもしれませんが、
思想にしても、偏りが酷くなれば心のバランスは崩れていくんです。
いらぬ知識を詰め込んだりするから心や精神のバランスを欠いてしまうようなことにになるんです。
社会の中で生きている限り、
上下左右の思想や考え方から逃れることはできません。
それは事実です。
by. 桜井章一氏
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でも、偏りを酷くしないためには、
「囚われているんじゃないか」
と常に自問自答することが大切だと思います。
精神を病んでしまうのは、
やはり何かに囚われているからです。
それが仕事だったり、
お金だったり、
あるいは恋愛だったり、
その原因は千差万別です。
固定観念というものも、
度がすぎればそれは”囚われ”
となっていきます。
by. 桜井章一氏
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であるなら、「固定しないためにはどうしたらいいのか」
を考えていくことが必要でしょう。
つまり、自分を固定化しないためには柔らかく、
なおかつ流れた状態で生きていけばいいんです。
自然界はすべてのものが循環することで成り立っています。
柔らかく、流れた状態でいれば人間も循環します。
知識や情報だって同じです。
by. 桜井章一氏
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一度取り入れてから必要なものだけをのこし、
不必要なものは排出しないといけないのに、
現代人は不必要なものまで自分の中に取り込んでしまいます。
循環していれば、
止まることはありませんから偏ることはなくなります。
動でもなく、静でもない、
“流れ”なんです。
この世に生きとし生けるもの、
すべてが”流れている”
ということを忘れないでください。
by. 桜井章一氏
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