人間のつくる時代なんてつまらないものばかりです。だからこそ、そこに”面白さ””楽しさ”という価値観を置いて生きていく

■死をおそれない生き方 -主婦の友社-

人間のつくる時代なんてつまらないものばかりです。だからこそ、そこに”面白さ””楽しさ”という価値観を置いて生きていく

10個のうちの2つくらい”正しいこと”
をしたとしたら、
その”2″にしがみついちゃうのが人間です。

しがみついちゃうから、
まわりからはそれが”頑固”に見えるのでしょう。

世間の常識、非常識が時代とともに変わっていくように、
社会の”良否”、
自分の”良否”というものもコロコロと変わっていきます。

環境によっても、
土地によっても、
またそこに生きる人々それぞれに”良否”は姿を変えている。


by. 桜井章一氏

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でも年を取るとその”良否”の変化に付いていけなくなってしまう。

だから頑固に見えてしまうんです。

そうやって若い人たちと体を動かして遊んでいたから心身が柔らかいままでいられたんでしょう。

私は常に思考も体も柔らかくいたいと思っています。


by. 桜井章一氏

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固められた中に自分を置きたくない。

社会の常識や制度なんかに囚われてしまったら固くなってしまいます。

常識に囚われれば囚われるほど頑固になっていきます。

でも世の”常識”なんて決して正しいものなんかじゃありません。


by. 桜井章一氏

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それを”正しい”と思ってしまうから心身に固さが生まれるんです。

常識だって常に変化するんです。

それを定めてしまおうとするからおかしくなる。

自分の気分がよければそれでいいんです。
自分が楽しければそれで十分なんです。


by. 桜井章一氏

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人間は今までにいくつもの時代を積み重ねてきました。

しかし人間のつくる時代なんてつまらないものばかりです。

だからこそ、そこに”面白さ””楽しさ”
という価値観を置いて生きていく。

それが自分で自分を救う生き方なのかもしれません。


by. 桜井章一氏

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■勝負の格言 -宝島SUGOI文庫- 緊張は取ろうとするのでなく、 柔らかくしようとすればいいのです。 硬く緊...

頑固になれば思考が固くなり、
いろんなやり方が許せなくなっちゃう。

年を取れば体も動かなくなり、
できないことが増えます。

そうすると自分でできないから人を頼ったり、
人に願ったりすることが多くなる。

子どももそうでしょう。
自分ができないから親にやってもらう。


by. 桜井章一氏

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人に頼ったり、
願ったりばかりでは、
当然思い通りにならないことがたくさん出てきます。

人はこの世で生きている以上、
誰かと必ず関係を持たないと生きていけません。

人間関係があるということは、
そこに”頼る”ことが必ず生じます。

お年寄りはその”頼る”が増えてしまうので不平、不満も多くなる。


by. 桜井章一氏

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であるならば、
「頼りすぎに注意する」
「それ以上頼らない」
という感覚をちょっと持てば、
不平や不満は減っていくはずです。

“頼らない”ってことが自立であるとするなら、
人間にとって完全な自立というのはあり得ないと私は思っています。

人間は誰でも、
毎日の生活の中で誰かに迷惑をかけています。

生きてることがすでに
“迷惑”なわけです。


by. 桜井章一氏

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■見えない道の歩き方 -竹書房- 人を騙したり裏切ったりする人は、 実は最初に自分のことを騙して裏切っているのです。 ...

だからその”迷惑”
を否定しちゃいけません。

人は生きているだけで迷惑をかけるものなのですから、
“迷惑”をみんなが受け入れればいいんです。

みんなで助け合う。
困った時はお互いさま。

そんな気持ちをみんなが持てば、
もっと過ごしやすい社会になるんじゃないでしょうか。


by. 桜井章一氏

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頼り頼られ、迷惑かけ、
迷惑かけられ。

そのバランスがうまく取れていればいいわけです。

私から見れば、
社長と呼ばれている人たちのほとんどは
“寄生虫”みたいなものです。

彼(イチロー選手)は他の選手と違って柔らかく、
流れるように動きます。

あの動きがとてもいい。


by. 桜井章一氏

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一流の勝負師は結果ではなく経過を重視します。

彼(イチロー選手)は野球が好きだから、
少しでも長くその野球をやるために体のメンテナンスも含めて野球に懸けている。

頑固な人というのはどこかで自分を認めてほしいんです。

「私はお前たちよりいろんな体験をしてきた」
「お前らより苦労してきた」
「がんばってきた」と。


by. 桜井章一氏

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■シーソーの「真ん中」に立つ方法 -竹書房- あのメジャーリーガーのイチロー選手ですら、 三割を良い形を残すことに苦心してい...

過去に自分はこれだけやってきたんだ、
ということがずっと心に引っ掛かっているんです

人間は過去にしがみついていたい生き物なのかもしれません。

仮にほんのちょっとしかがんばっていなかったとしても、
そのちょっとのがんばりにしがみついてしまうものなんです。

老いたら子に従わないまでも、
ちょっとくらい”譲る”
感覚を持った方が自分も相手も楽になるんです。


by. 桜井章一氏

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世の中では「信念を持つ」ことがいいこととされています。

でも私は”信念”
というものに常に疑問を抱いていました。

「信念なんて自分を固くするだけじゃないか」と。

何事もそうなんですけど
“ここぞ”という時は、
あんまり直接的に物を言わずに間接的に話を持っていく方が相手に伝わりやすいんです。


by. 桜井章一氏

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頑固な人はすでに
“固い”わけですから、
そこに直接攻撃を加えればより固くなってしまいます。

間接的に話を持っていくにはセンスがいりますが、
そのセンスは人生のいろんなところで役に立つはずです。

道場生たちにも
「”また”はない。
だから”今”を大切にしなければいけないんだよ」
といつも教えています。

パーセンテージで表すとすれば過去が15、
今が80、未来が5くらいの感覚ですね。

だから過去を引きずったり悔やんだり、
あるいは不安になったりすることもないんです。


by. 桜井章一氏

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