人生の一瞬、一瞬を自分らしく、真剣に生きていれば振り返るなんてことはなくなります。見返りのあることを1つしたら、見返りのないことを3つやる

■死をおそれない生き方 -主婦の友社-

人生の一瞬、一瞬を自分らしく、真剣に生きていれば振り返るなんてことはなくなります。見返りのあることを1つしたら、見返りのないことを3つやる

あの頃の自分があるから今の自分があるとは思いますが、
別にそれを引きずったり、
それにしがみついたりすることはありません。

私にとっては”今”がすべてなんです。

しかし、過去の栄光にいつまでもしがみついているのはみっともないことであって、
そんなことをしているのは”卑しい”と思わないといけないのです。

大切なのは今、
できているかどうかってこと。


by. 桜井章一氏

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年を取るということは、
いろんなものを失っていくということですから。

その自然な流れに任せて、
あるがままを受け止めていけばいいんです。

過去の栄光を引きずってしまうのは、
今を寂しく感じているのもあるのでしょうが、
それ以上に過去にちゃんと自分の生きざまをしてこなかったからだと思います。

“生きざま”とはいかに自分らしくその時、
その一瞬を生きるか、
ということです。


by. 桜井章一氏

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その”生きざま”をちゃんとしてこなかった人は当然悔いが残る。

悔いが残っているから昔を引きずってしまうんです。

その頃にあった”充実していた一瞬”を振り返ってしまうんです。

人生の一瞬、一瞬を自分らしく、
真剣に生きていれば振り返るなんてことはなくなります。


by. 桜井章一氏

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“今”に一生懸命で、
その時の自分がすべてなんです。

そういう生き方をしていれば過去も未来も関係なくなります。

「今遊んでいたら、将来いい会社に入れないし、いい生活もできない」。

社会の常識に囚われた大人たちは子どもたちにそう言います。


by. 桜井章一氏

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そんな言われ方をしたら、
子どもたちが自分らしく生きられるわけがありません。

だから欲求不満がどんどん溜まり、
悔いばかり残ってしまう人生を過ごすことになってしまうんです。

人間というのは一人ひとりに存在があるわけですから。

存在がある以上は認めてもらいたい。
それは誰もが持っている感覚です。


by. 桜井章一氏

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その「認めてもらいたい」という気持ちを
“成功”や”豊かさ””美しさ”
といったもので補おうとするから誤った方向に進むことになり、
“自分らしさ”からどんどんと離れていってしまうんです。

でも私は”愛”とか”やさしさ”
といった言葉に昔から疑問を感じています。

本当のやさしさは弱い立場、
困った立場の人に気持ちがいくことですから。

成功したいとか、
お金持ちになりたいと思っている人に、
本当のやさしさなんてあるはずがないんです。


by. 桜井章一氏

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社会で化かし合いの手段として使われている
“やさしさ”は自然に出たものではありませんから、
私にはとても違和感があります。

“やさしさ”という道具を使えば欲しかったものが手に入ったり、
何か利用できたりするんでしょう。

見返りがなければ社会では生きていけないかもしれませんが、
それがすべてというわけではないんです。

見返りのあることを1つしたら、
見返りのないことを3つやる。


by. 桜井章一氏

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それくらいの感覚を持っていれば、
自分に余裕が生まれ、
自分自身を苦しめずに済むんです。

手際よく”とっとと”済ます。

生活感とは”生命力”そのものと言っても過言ではありません。

“生きる”とは、
生活ですから。


by. 桜井章一氏

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生活感の中で、
“とっとと”済ませることをしていればイライラなんてしないんです。

生活感とは現実感です。

しかしこれからの人々は、
2分の現実と23時間58分の幻想・妄想の世界で生きていくことになるかもしれません。

東日本大震災の直後、
日本は大パニックになりました。


by. 桜井章一氏

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あのパニックこそが、
今の我々の現実なんです。

しかし敗者が敗者となった理由はそれほど多くありません。

道場生たちにもよく言っているのですが
「負けの99%は自滅」なんです。

この”苦手”というのも、
自分が勝手につくり出してしまっていることに多くの人が気付いていません。

“負け”を自分でつくっているように、
苦手も自分でつくっている。

得意はいいもの、
苦手は悪いもの。


by. 桜井章一氏

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そんな風な捉え方をしていると苦手が増えていくばかりです。

短所や苦手を隠すのではなく、
両方を意識しながらその中でバランスを取ればいいと思います。

バランスを取るには、
得意なものを大事にするように、
苦手なものも大切にとっておけばいいんです。

“苦手”というものがなく、
“得意”しかないという状態は完璧な状態です。


by. 桜井章一氏

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でもそんな完璧を求めていると心の病気になるだけです。

“完璧”というのは神の世界です。

そこは妄想の世界であり、
あり得ない世界だということ。

みなさん、
現実の世界にいるからこそ得意があって、
苦手もあるんです。


by. 桜井章一氏

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この世には”完璧”もなければ”絶対”もないんです。

絶対なんて言葉は自分の辞書から消しちゃってください。

“なんでもあり得る”と思っていれば、
何かあっても驚いたり、
不安に感じたりせずに柔軟な対応が取れるようになります。

自己肯定ばかりしていると、
苦手が増えていくだけです。


by. 桜井章一氏

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もし、苦手の前で立ち止まってしまったのなら、
そこに”自己否定”を入れてみてください。

すると「ちょっとやってみるか」
という勇気が生まれます。

苦手を曝け出して生きれば楽ですよ。

完璧とか、
絶対の関係を求めるのではなく、
「私ってこんなとこがダメなの」
って言い合える関係を求めるべきです。


by. 桜井章一氏

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