■悪戯の流儀 -青春出版-
友達は自分で選び、関係を作り育ててきたんだから、ずっと価値がある。精神というのは、心だろう。それを開く。肉体は？惜しまず行動する
「内気で、引っ込み思案で、暗っぽい」てのは、
ダメな奴の3拍子だろう。
この3つがそろっていたら、
何をやってもダメだね。
逃げる、避ける、
やらないということは消極的だろう。
消極的というのは自分を消してしまってることだよ。
by. 桜井章一氏
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自分を消したら、
まわりの人から見れば存在感がない人になってしまうだろう。
悪い癖だと思えば、
少しずつ直していけるだろう。
性格は簡単には直らないけど癖なら直せる。
癖は努力でいくらでも直せるんだからな。
by. 桜井章一氏
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これは、過去を断ち切る自分との闘いだね。
たとえば、自分の体の中にテープレコーダーが入っている。
そのテープがエンドレスで回ってるんだな。
そのテープを切って、
修正して新しいテープを回すんだ。
by. 桜井章一氏
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誰かが何かをしたから困ったことが起こってるんじゃないよ。
自分が困った男だから、
まわりに困ったことが次から次と起こってくるに過ぎない。
まわりの問題を解決しようとは考えず、
自分を改良して、
君自身から困った部分を取り除くことにある。
そうすれば、まわりの悩みは自然に解消されていくよ。
by. 桜井章一氏
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そして、また歩いていかなきゃ。
なんでかって親兄弟は自分で選んだわけじゃないだろう。
しかし、友達は自分で選び、
関係を作り育ててきたんだから、
ずっと価値がある。
友達はそれに対して、
いくらでも作れる。
by. 桜井章一氏
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まず自分から心を開くことだな。
人間はおおざっぱに言っちゃうけど精神と肉体しかないんだ。
精神というのは、心だろう。
それを開く。
肉体は？
惜しまず行動する。
by. 桜井章一氏
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それで初めて相手との信頼関係が生まれていくんだよ。
その行動が、たとえ間違っててもいいの。
いい面も悪い所も、全部、
ひっくるめて相手に見せる。
それが心を開くってことだろう。
by. 桜井章一氏
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好かれたいとか、嫌われるとか、
そんなことは思わないでいい。
笑われるよ。
でも恐れるな。
そいつがいつか、
ユーモアに変えられるときがくる。
それが心を開くってことなんだ。
by. 桜井章一氏
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カッコ悪い自分を見せられる勇気。
殴った後にいい印象を与える。
これが俺の生きざまだから、
コイツの言ってることがよくわかんねえんだな。
いい加減な行動をしながら、
話でごまかそうとする大人がいっぱいいるじゃねえか。
子どもや若い人は、
言葉ではなく大人の背中を見ているんだよ。
by. 桜井章一氏
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殴るって行動は本来、愛だ。
打算じゃねえぞ。
言葉はいらないよ。
ひと言で言えば”間に合う”ことが友情なんだ。
あらゆる人間関係の根源は”間に合う”ことにあると俺は考えている。
by. 桜井章一氏
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いかにギフトを贈っても、
それが相手にとって必要のないものなら
「間に合ってます」と思うだろうよ。
だからウンともスンとも言ってこないんだ。
これは、麻雀、武道も同じで、
ことに武道は”間合い”
のうまい人が達人と呼ばれるんだよ。
相手の攻撃がきても、
それに間に合う受けができるかどうか。
by. 桜井章一氏
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麻雀でも人がテンパってたら、
自分もテンパるように間に合わせていく。
間に合わない奴は、
勝負にならないわけだよ。
そうしたスレスレのところで勝負しているわけだ。
お金も使おうと思ったときに間に合えばいいわけだ。
by. 桜井章一氏
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つまり、人間関係でも約束に
“間に合う”ことが信頼につながり、
そこから友情も深まっていくということだよ。
いいかい、季節だって移り変わりがあるように、
人の心も変わるよ。
それを裏切りと考えるのはおかしい。
そもそも自分で選んだ友人なら去ったとしても納得できるハズだろう。
by. 桜井章一氏
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人の動き、心の動きを知るには、
まず自分が動くことだよ。
逆にいえば、
頭だけで考えている怠け者には間合いはとれないと断言してもいい。
まずふだんから行動力を惜しまずに
“間に合う”ように動くこと。
しかし、悩みなんかできるだけ壊してしまうよ。
商品化させないね。
by. 桜井章一氏
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