■悪戯の流儀 -青春出版-
大義に逃げないこと。それは、自分との約束でもある。勝つことを求めず強さを育む。挑戦に勝るものはないということだね。楽しみも苦しみも共に我が親友なれ
俺は口約束を信用しない。
いわゆる言葉だな。
行動を伴わない奴との約束ほど虚しいものはないぞ。
人が約束を破ったり、
ウソをつくとき、
必ず持ち出すのが
“大義”ってやつだ。
「仕事があるから、今日はいけない」とか
「熱があるから行けません」と、
一見、正しいように見えることで、
どれだけのごまかしがこの世の中多いことか。
by. 桜井章一氏
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そしてどれだけ大切なものが失われていることか。
まず自分にウソをついているだろう。
自分を裏切ってる。
その延長線上に人様を裏切ることになり、
信頼を失っていくわけだろう。
だから、大事なことは人との約束じゃない。
by. 桜井章一氏
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大義に逃げないこと。
それは、自分との約束でもある。
自分を裏切らないか、裏切るか。
つまりどれだけ自分を大切にできるか。
約束を守るというのは、
愛にもつながっていくだろう?
愛情を感じてないから、
自分までもごまかしているわけだ。
by. 桜井章一氏
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好きな人間と約束をしたいと。
素直な気持ちだろうと思う。
だから自分のまわりに好きな人ばかりなら、
コイツも約束を守ることができるんだけど、
いないんだな、きっと。
そこでお前に言っておくけど、
「2度と約束を破りません」
なんてできもしないことを人様に言うな。
せめて約束を守る期間をできるかぎり長くする。
by. 桜井章一氏
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これは自分との闘いだ。
約束も格闘技なんだぜ。
天の運、自然の力…その力の前では人間の知恵なんてちっぽけなもんだ。
だが決して相手を陥れ、
自分の優位を確立して勝ってきたわけじゃない。
ギリギリのところで勝負してきたんだよ。
by. 桜井章一氏
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「勝つことを求めず強さを育む」
これが俺の根本哲学だよ。
人の世の問題はすべて弱さから生まれてくる。
真の強さを持った人間は、
絶対に弱い者と戦おうとは思わない。
つまり、人がそれぞれ強くあれば、
他人と勝負をのぞまず、
健康で平和な社会が生まれるのではないのか。
by. 桜井章一氏
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駆け引きは、自分が楽になりたいという弱さから出てくるものだろう。
相手を引っかけ、
落とし穴を使って自分が優位に立とうというのは、
相手も自分もごまかす行為だ。
それを続けていれば最終的には病気になってしまう。
失うことにお前が強くなれたとき、
初めてまっとうな経営者、
人間になれるはずだ。
by. 桜井章一氏
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なぜなら麻雀もビジネスも、日常生活も、
得るものと失うものの2つがあって初めて成り立つのだから。
腕力も知識も、
ときによって何かの役には立つ。
しかし、それに勝るものは、
挑戦していく気持ち。
逆に言えば、
挑戦に勝るものはないということだね。
by. 桜井章一氏
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やや逆説的だけど、
自分を弱いと認めるのは、
たいへん勇気のいることだからね。
俺自身の理念の1つに
「楽しみも苦しみも共に我が親友なれ」
という言葉がある。
恐いからと縮み上がっていると、
恐さは倍増するということだよ。
そのためには痛み、苦しみも友達だと思いなさいと。
by. 桜井章一氏
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そうした楽しむ気持ちがあれば、
ごく自然に腹は座ってくるんだよ。
つまり、緊張している奴は、
体を鍛えようが、
縮み上がっていたら、
動きも固くなり、
殴られたときの衝撃も強くなる。
だから苦しいこと、痛いこと、
それも友達と思う。
そうすれば柔らかい強さを身につけられるはずだよ。
by. 桜井章一氏
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自分の悪さを自覚したところから善への一歩があるからだよ。
俺が信用をおけないのは、
自分はこんなにもいい人間です、
自分は悪い人間ではありませんという面構え、
態度の奴だよ。
俺が言いたいのは、
自分のワルに気がついたら人として恥ずかしいこと、
人として情けないことをしないで、
まっとうな道を歩ける人間になる大きなチャンスが来ているということ。
成功を求めるな。
それよりも、人として恥ずかしくない人間になれ。
by. 桜井章一氏
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好きな言葉は、「揺れない心」と、
「心温かきは万能なり」です。
私は、自然ということがもっとも好きです。
逆に不自然ということがもっとも嫌い。
戦争も不自然、貧富の差も不自然、
マスコミも不自然、弱い者といじめも不自然。
by. 桜井章一氏
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自然体で生きれば人は自ずと強くなります。
本来なら、他人どうしがくっついて、
新しい道が開けるのが道理じゃないかい。
強かったら「離す」という感覚があるハズだ。
親と子の関係はね、
「温」「破」「立」これが原理だよ。
by. 桜井章一氏
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子どもが小さい頃は、
親は自らの温もりで必死で子を温める、
それが愛情の豊かさだ(温)。
そしてうんと温まった子は、
やがて自らの力で、
親が作ったカラを打ち破って外に出る(破)。
そして親から離れ、
子は我が道を歩き出す(立)。
俺は、いっさい誰にも期待しないという生き方をしてきた。
by. 桜井章一氏
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