■壁をブチ破る 最強の言葉 -ゴマブックス-
自他ともに知るというのが、人生最大の勉強だと思うのです。壁をつくるということは「弱い」ということです。いろんな価値観を持っているほうがいいに決まっています
「正しいやり方」を常に評価したいのです。
結果も大事ですが「やり方」
は常にもっと大事なのです。
ただ、自分にとって最良の方法をやりぬくためには、
よほど本人がしっかりしていなくてはいけません。
他人に迷惑をかけてしまうようなことになるのは、
自分が弱いからなのです。
by. 桜井章一氏
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「やり方」はよかったけど「結果」
が思うようにならなかった場合、
その過程の体験は財産となって次につながります。
反対に「結果」はよかったけど「やり方」
が正しくないとき、
それはマイナスの目に見えない重しとなって次第に悪い結果を生むようになっていくものなのです。
つまり、長い目で見てよい結果を出そうと思えば、
やはり過程がとても大事なのです。
人間関係の基本は何かというと、
まず自分を知ること。
by. 桜井章一氏
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そして相手を知ること。
自他ともに知るというのが、
人生最大の勉強だと思うのです。
自分を知るというのは、
自分のいいところ、
ダメなところを知るということ。
そうすれば、
自分の足りない部分が一目瞭然になりますから、
努力して、その部分を高めていけばいいわけです。
by. 桜井章一氏
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むしろ、足りない部分を高めていくことが目標になって、
そこで毎日少しずつ努力することが、
自分を磨くことになるのです。
他人を知るというのは、
先にも述べたと思いますが、
とにかく相手に関心を持つということです。
関心を持つことで人間のことを学んでいく。
そういうことが人間関係だと私は思うのです。
壁をつくるということは
「弱い」ということです。
by. 桜井章一氏
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とくに若い人たちは、
まず身近なところで壁や垣根をとっぱらってつくる人間関係というものを学ばないといけないと思います。
相手に壁をつくらず、
相手の多様性を素直に受け入れる人が、
根本的にグローバルな感性を持っているといえるのではないでしょうか。
何かひとつのことだけに偏るのは、
バランスが悪いし、
それがダメになったときのダメージも大きいと思います。
家族と一緒にすごす時間があったり、
道場(雀鬼会)の若い仲間たちとの楽しい時間があったり、
大好きな自然と触れあう時間があったり、
自分を磨く方法を考える時間があったり、
そんなすべてが私の生きがいだと思っています。
by. 桜井章一氏
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それは(麻雀が好き)たぶん、
そこで(麻雀)で人間関係が生まれるからだろうと思っています。
人間がたくさんの細胞でできているように、
あるいは、頭があって、手があって、足があって、
といくつかの部品でできているように、
生きていくための部品はたくさんあるのです。
いろんな価値観を持っているほうがいいに決まっています。
麻雀に限ったことではありませんが、
どんな業界でも、
業界どっぷりの業界人になってしまうことは、
まったくダメだと思います。
by. 桜井章一氏
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業界というのはどんな業界でも、
その業界という狭い世界とそこに所属する人間たちだけがよければいい、
という動きをします。
つまり腐ってくるのです。
だから、内部告発のようなことを含めて、
業界にいながらその業界を否定できる人を、
私は立派だと思います。
決して「業界人」
などになってはいけないのです。
by. 桜井章一氏
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私にいわせれば、
エリートというのは、
現場経験のないまま偉くなってしまった人間のことです。
現場感覚を、みんな忘れてしまっているのです。
だから、どんな職場でもマニュアルなどというものが必要になってくるのです。
しかし、現場とは、
いかに臨機応変に変化に対応できるかという、
まさに「知恵」を試される場所ですから、
実はあらかじめ机の上でつくったマニュアルなどは、
ほとんど通用しないのです。
変化に対応することこそが、
現場の楽しさ、面白さです。
by. 桜井章一氏
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肝心なのは、
そのように自ら行動するということなのですが、
実際はそうしない、
そうできないことをごまかすタテマエになっている。
天気予報の例を挙げるまでもなく、
自然の変化を読むことはたいへん難しいものです。
それにくらべれば、
近い未来における経済や商売の変化を読むことは、
そんなに難しいことではないのかもしれません。
なぜなら、それらは人間によってつくられたものだからです。
by. 桜井章一氏
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たとえばIT産業で成功した企業人たちは、
いま社会にとって何が必要なのか、
ということではなく、
いま人々が求めているのは何か、
というところに絞って動いてきます。
それがいちばん動きやすいからです。
そういうのをマーケティングというそうですが、
それは方程式の一種です。
もう、これをやればこうなるという答えが出ているところに、
パッと動いていくわけです。
by. 桜井章一氏
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先に動いたほうが勝ちという世界です。
方程式ですから、答えも速い。
変化を読むなどとおおげさにいいますが、
その変化はすでに方程式に折り込みずみのことも多いのです。
そこで、10個だけいただいて、
40個は海に戻すわけです。
潜ってとって焼いてと、
大いに楽しませてもらって、
しかも食いたいという本能まで満たしてもらったのですから、
それで十分なのです。
by. 桜井章一氏
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そんな感謝を込めてサザエを海に戻すのです。
実は、こういった気持ちがみんなの楽しみや喜びを倍増させるのです。
こういう気持ちを知らないのは、
一種の不幸だとさえ思います。
とれるものはすべてとり尽くしてしまいたい、
というのが、
いまのビジネス界の風潮のように思えてなりません。
by. 桜井章一氏
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そんな主役たちにはスポットライトが華々しく浴びせられていますが、
私からすれば彼らがそんな「粋」
を持ちあわせていないので、
余計に「野暮」に感じてしまいます。
リーダーとしての資質をひとことでいえば、
すべてのことに責任がとれるということにつきるでしょう。
中途半端にデキるリーダーは責任を逃れるのが上手ですが、
本当に優秀なリーダーはきっちりと責任をとれる人なのです。
失敗のない人などというのはいません。
失敗は誰にでもあるものです。
by. 桜井章一氏
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むしろ問題は、
失敗したときの責任のとり方にあります。
自分がとるべき責任に本気で向き合わないところには、
決して自分にとっての新しい道は開かないと私は思います。
自分の責任として本気でズッポリと入ってしまうほうが、
はるかにラクなのです。
自分の痛みは自分で治さない限り、
治らないのです。
by. 桜井章一氏
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