■壁をブチ破る 最強の言葉 -ゴマブックス-
それは、たぶんたいへんなことです。でも、たいへんなのが人生です。なぜ、こんなにたいへんなのでしょう。それはきっと、たいへんさのなかにこそ答えがあるからなのです
老いるということは、
きのうまでできていたことができなくなるということです。
自分のことばかり考えずに、
貧しい国々のことや、
不治の病に苦しんでいる人たちのこと、
つまり健康に暮らしたくてもできない弱者がたくあんいるということにもっと思いを巡らせないといけないのです。
知識一辺倒で進化や進歩を第一に目指してやってきた人たちに、
病んだこの時代やこの国を何とかする力はないと思うからです。
進化や進歩ではなく、
退化というのか退歩というのか、
時計を逆戻りさせたところにこそ人間としての幸せが見つかると思うからです。
by. 桜井章一氏
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多くの日本人がそう(出世すること、おカネ持ちになること、有名になること)
思っているかもしれませんが、
そんなことが成功なら、
私はいらないし、
そんなことを看板にする人間は次元が低いと思っています。
しかし、日々の達成感という意味での成功なら、
これは私も認めます。
価値観というのは人それぞれですが、
単なるおカネとか見栄といったものから離れたところで自分の価値観をしっかり持ち、
日々それを充実させるために必死に生きて、
なおかつ達成感が感じられたら、
それがその人の成功だと私は思うのです。
あのイチローですら打率3割、
つまりあれほどの一流選手でさえバッターとしての成功率は3割しかないのです。
by. 桜井章一氏
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成功率ば常に低い。
だからこそ、われわれは成功したことより、
成功しなかったことから学ぶ必要があるのです。
打てた球より打てなかった球から学ぶのです。
失敗して失敗して、
そこから学んでいく。
by. 桜井章一氏
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それは、たぶんたいへんなことです。
でも、たいへんなのが人生です。
なぜ、こんなにたいへんなのでしょう。
それはきっと、
たいへんさのなかにこそ答えがあるからなのです。
クルマは機械です。
by. 桜井章一氏
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慣れてあたり前になってしまっていますが、
それが人に優先してしまうような社会は明らかにヘンなのです。
勝ち負けだけに価値を置いた競争は、
やはり悪い競争ということになるでしょうし、
負けた者が自分の長所や弱点を知って、
「さあ、次は頑張ろう」
と明るく仕切りなおしができるような競争は、
いい競争だと思います。
自分が何位なのか、
どれぐらい走るのが速いのか、
遅いのか、
自分の長所や弱点を知ることはとても大切なことです。
その子が走るのがイヤにならないように、
次も走ってみたくなるようにすることこそが教育者の務めではありませんか。
by. 桜井章一氏
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人間、権力を持つとほとんどみんなダメになってしまいます。
義理や人情を持ちあわせていないし、
粋でもない、
こういう人たちが日本のエライ人たちかと思うと、
情けなくなってきます。
何ごとも「加減」というものが大事です。
実は人間関係も、
すべて「加減」です。
by. 桜井章一氏
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これを知っていれば、
うまくいくのです。
いいことも悪いことも、
いろいろやって、
その経験のなかで学ぶしかないのです。
机にへばりついて才能が育つなどというのは、
ただのマヤカシです。
悪いことと知らないでやってしまったことでも、
罪は罪です。
by. 桜井章一氏
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ただ、悪いことと知りながらやったら、
これは悪魔の所業です。
つまり「知る」ということは、
その分そこに責任が生じるということなのです。
知れば知るほど、
責任は大きくなるということです。
東大や京大や一橋といった、
学歴でいえばエリート中のエリートの大学を卒業した人たち、
一般に「頭がいい」といわれている人たちが、
社会に出て悪いことをしているのが、
いまという時代です。
by. 桜井章一氏
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頭がいいというのは、
悪だくみを思いつくということではないのです。
悪いことを考えない、
というのが、
頭がいいということだと私は思うのです。
悪いことを考えるというのは、
頭が悪いということなのです。
「知識」が正しいわけでは、
決してないのです。
by. 桜井章一氏
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バランスがおかしい、
というのは、
心の病気だということです。
それなのに、いつか親の欲望を子どもに押しつけてしまうようになるのです。
いい学校に入れたい、
一流会社に入れたい、
出世させたい、
そんなものはすべて親の都合だし親の欲望です。
親のエゴそのものです。
by. 桜井章一氏
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そうやって、勉強だけができる、
バランスの崩れた人間を育ててしまっているのです。
いまの時代、
刺激とかエンターテイメントがあまりにも安売りされている気がしてなりません。
私のまわりにもそういう人はたくさんいます。
作家だったり、漫画家だったり、
そういう人たちはゲームのソフトのように、
あることないこと、
いかに想像していかに巧みに刺激的なものをつくり出していくかというところで生きています。
by. 桜井章一氏
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そういうことを長く続けているうちに、
やがて現実に戻れなくなって、
麻薬に頼るようになったり、
自殺したり、
そんな例はいくらでも見ています。
私は、たいていのことでは子どもを怒ったりしません。
しかし、他人からおカネを借りることだけは許せません。
おカネを借りるという心のなかには、どこか、
(返せばいいんだろう)
というところがあるのです。
by. 桜井章一氏
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おカネを借りるということは、
すでにその人に迷惑をかけているのだ、
というところが忘れられているということです。
もっと困れば、
ウソをついたり、
最後にはおカネを盗んだりしなければならない、
ということです。
おカネを借りるというところから、
いろいろな罪が生まれてくるのです。
実際、世の中のほとんどの犯罪はおカネがらみで起きるのです。
by. 桜井章一氏
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だから、おカネというものは難しいし、
怖いものだと思います。
便利だけれど怖いもの、
それがおカネなのです。
社会に生きている限り、
社会のルールは守らなければならないと思います。
法律も当然、
守らなければなりません。
by. 桜井章一氏
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