■壁をブチ破る 最強の言葉 -ゴマブックス-
本能に従って動くから美しいし、本能に従って動くから理にかなっているのです。「カラダ構え」ができていれば、自然と「心構え」もできてくるのですから。挫折のなかにこそ学びがあるのです
実は私は、
この「護る」こそ、
万能の言葉だと思っているのです。
生命を護る。
自分の生き方を護る。
家族を護る。
ここには「守る」も「攻める」もありません。
鳥がせっせと巣へエサを運ぶように、
母ライオンが仔ライオンのために躊躇なく自分より大きな動物に襲いかかるように、
ただ本能に従って自分の大切なもののために行動する。
by. 桜井章一氏
☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆
それが「護る」です。
自分の身を「守る」ためだと怖いことも、
何か大切なものを「護る」ためなら怖くない。
だから「護る」は万能の言葉なのです。
タイなどに行くと、
善の神様と悪の神様が並んで祀られたりしていますが、
あれが人間の本当の姿だと私は思うのです。
by. 桜井章一氏
☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆
完璧に善の人間もいないし、
完全に悪の人間もいない、
善と悪と両方を持っているのが人間なのではないでしょうか。
ただ、悪の側面を知らないと、
邪心というものの存在がわからなくなります。
自分のなかの悪の側面というか、
自分のなかにある邪心の存在を知ることによって、
葛藤して苦しんで、
良心を追求するというのが、
本当の人間の姿のような気がします。
生きていくために、
子孫を残していくために、
食べものを得るために、
彼らはただひたすら本能に従って動いているだけです。
by. 桜井章一氏
☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆
本能に従って動くから美しいし、
本能に従って動くから理にかなっているのです。
何も考えないかわりに、
彼らには素晴らしい身体があります。
素晴らしい背骨の強さがあります。
私はその美しさを「カラダ構え」と呼びます。
何ごとをするにも「心構え」が大切だとは、
よくいわれることです。
by. 桜井章一氏
☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆
でも、それと同じぐらい、
いや、むしろそれにも増して
「カラダ構え」のほうが大切ではないかと思います。
「カラダ構え」ができていれば、
自然と「心構え」もできてくるのですから。
若い人たちには、
ぜひ心も身体も柔軟にしておいてもらいたいと思います。
柔らかければ、
多少のことでは折れないでしょうから。
by. 桜井章一氏
☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆
目で見ないで、
耳で聞くほうが、
その場のみんなの様子がわかるというときがあるのです。
音を聞くだけで、
相手が弱っていることや、
ズルくなっていることなどが、
手にとるようにわかるのです。
目で見ていたら分からないようなことが、
わかるのです。
耳は大事なのです。
by. 桜井章一氏
☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆
耳は目よりもカラダの深いところで、
相手やまわりの気配を感じとれるのです。
そんな若い人が相談に来ると、
私はいつも、
「だから人生、面白いんだよ」
と、励ますことにしています。
挫折のなかにこそ学びがあるのです。
本当は自分に問題があるのに、
思いどおりにいかない状況のほうに問題があるのだと考えてしまうのです。
by. 桜井章一氏
☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆
そう考えたとたんに、
その人は不幸になるのです。
少なくとも挫折を感じることができて、
そこから自分に足りないことを見つけることができて、
また一からやり直そうと思えれば、
それはとても幸せなことだと思うのです。
肉体的な痛みでいえば、
これは人間にとってのは、
ひとつの戒めだと思います。
身体のどこかが痛くなったら、
それは身体が発する危険信号です。
by. 桜井章一氏
☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆
どこかやはり生活習慣が間違っているぞ、
という戒めです。
虐待やイジメは、
心を病んだ人が自分の鬱憤を晴らすためにやることです。
必要なものは、いつも「情」なのです。
子どものときに痛めつけらた心のキズなのです。
by. 桜井章一氏
☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆
忘れたいから忘れたつもりになっているだけで、
その子にとっては、
それこそが心に突き刺さったトゲなのです。
私にできるのはそんなことぐらい(ちょっとだけトゲを抜く)ですが、
大事なことは、
自分で自分の痛みに気がつくということなのです。
どこか身体が痛いときに医者に行って治そうとするように、
自分の心の痛みに気がついて、
ちゃんと真正面から知ってそれを治そうとする気持ちがあれば、
心の痛みもいつかはきっと癒えると思うのです。
そして、自分の心の痛みを知れば、
他人の心の痛みにも気がつくようになるはずです。
by. 桜井章一氏
☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆
他人の痛みを知るということが、
正しく生きていく上でとても大切なことだと私は思います。
心ももちろん大事ですが、
どちらかというと人間は身体です。
脳も含めた、身体。
彼(イチロー)の場合でいえば、
たぶん身体が何かをつかんでいるから、
心が安定しているのです。
by. 桜井章一氏
☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆
でも、この小指をいかに使うかで、
動作の基本ができてきます。
腕をゆるやかな円運動で動かしながら
(右利きの人なら右から左へ)、
小指を使って掌に包み込むように柔らかく牌を拾うのです。
動作がきれいになれば、
麻雀もきれいになるものです。
モノを握ったり、
つかんだり、投げたり、
叩いたりする動作のなかで、
どうしても人は親指に頼ってしまいがちです。
by. 桜井章一氏
☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆
でも、何ごとも力に頼ってやるというのは、
ドタバタとしてあまり見ばえのいいものではありません。
ドタバタするのは「揺れる心」の表れです。
ガチガチの硬い勝負、
パワーに頼った勝負をやっているようでは、
人間、まだまだということです。
本当に大事なのは小指なのです。
by. 桜井章一氏
☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆
小指をうまく使うことによって、
柔らかく違和感のない動きが出てくるのです。
柔らかい身体の動き、
つまり仕草がなっていないのです。
仕草がなっていないから、
心が乱れているのです。
茶道などでもこういうことを重んじているわけで、
つまりは美意識。
by. 桜井章一氏
☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆
動きに連続性が生まれます。
親指に象徴される「力」だけでは、
まだまだ未熟なのです。
by. 桜井章一氏
☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆