■運命を変える 本物の言葉 -ゴマブックス-
本当の感受性とは、人が喜ぶことの「気づき」ができることです。心が腐らないように、人間本来の正しい心のあり方、真の強さを模索し続けなければなりません
たとえ凶の目が出ても後悔がなかったのは、
常に「自己責任」ということを考えてきたからです。
二者択一で、
たとえ結果がマイナスに出ても、
自分で選んだものは自分で責任をとる気持ちがあれば悔いは残らないはずです。
結局、悪いのは自分なのですから。
失敗というのは、誰にでもあることです。
問題は、失敗したときの責任のとり方です。
by. 桜井章一氏
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自分の失敗は、自分に原因があるのです。
自分の責任として真正面から本気で向きあってしまったほうが、
はるかにラクなのです。
自分の責任と知りながら、
ほかのものに転嫁していると、
まず違和感があるはずですし、
そういう違和感というのは、
きっととても気持ち悪いはずです。
しかし、その不自由さを体験して初めて気づくこともあるのです。
by. 桜井章一氏
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不自由だからこそ、
普段なら思いもつかないような工夫が、
そこから生まれることもあるのです。
そんなときは、
まだまだ自分はたくさんの可能性を秘めているような気になります。
新たな気づきを得るために骨折した、
という考え方もできます。
どんなに辛いことに遭遇しても、
すべて自分の責任として受け止められるようになれば、
そこからきっと新たな運が開けてくるはずです。
by. 桜井章一氏
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イヤなものというのは、
見えやすいのです。
イヤなものに気づくのは、
実は簡単なことで、
誰にでもできることなのです。
世の中のイヤなものに気づきやすい自分は感受性が豊かで、
だからすぐに傷ついてしまう、
という人は心が弱いのです。
心が弱いから、
耐えられないだけなのです。
by. 桜井章一氏
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もしかすると、
依頼心や執着心、
固定観念や脅迫観念といったものにとらわれているだけかもしれません。
イヤなことばかりに気づいてしまう
「自称」感受性の強い人は、
マイナスの感受性だと思います。
自己主張の強い敏感さで周囲をマイナスに巻き込んでいくので、
迷惑な存在でもあります。
他人への思いやりに関しては、
むしろ鈍感なのではないでしょうか。
by. 桜井章一氏
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本当の感受性とは、
人が喜ぶことの「気づき」
ができることです。
周囲がなんとなく明るくなるような、
そんなことに気づく敏感さが、
本当の感受性なのです。
心の病になる人は、
自分にとって都合の悪いものをすべて心の底に溜め込んでしまっているので、
まずそんな自分自身がイヤになってしまうのです。
そして、すべてを心の底に溜め込んでいるから、
人間関係がうまくいかずに、
他人との共鳴や共感や一体感を得られないのです。
by. 桜井章一氏
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心の病になっている若者たちは、
やはり子どものときに、
親や教師やまわりの大人から「情」
をもらっていないのです。
ただ大人たちの都合に振り回されて、
痛めつけられてきたのです。
いま彼らに必要なものは、
やはり「情」だと思います。
こんな大人社会をいつも目のあたりにしていれば、
子どもたちが傷ついてしまうのも当然です。
by. 桜井章一氏
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建て前では、
「いじめは悪いことです」
といいながら、
それを是正する努力はまったくしないで、
ただ自分の子どもがいじめられない側につけるように道筋をつけているだけです。
多数派について、
いじめのターゲットからはずれる知恵を学ばせる。
子どもを守っている顔をして、
実際はただ腐らせているだけです。
傷口を広げているのです。
by. 桜井章一氏
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ただ、絶対に忘れてはならないのは、
世の中がどんなに腐っていようが、
私たち一人ひとりは決して腐ってはならないということです。
負けてはならないのです。
心が腐らないように、
人間本来の正しい心のあり方、
真の強さを模索し続けなければなりません。
ただ周囲に流されて生きているだけだと、
いつしか心も腐ってしまいます。
by. 桜井章一氏
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常に自分の心を活性化させて、
小さな傷みなど自己修復できるくらいの力強さを身につけて欲しいと思います。
どちらかというと、
口よりも行動が先に出る、
という人のほうがいいと思います。
言葉にするということは、
考えている、
ということです。
考えているあいだに、
ものごとは変化しているので、
その人の行動はたいていいつも間にあわないか、
見当はずれになるのです。
by. 桜井章一氏
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行動しながら感じて、
感じながら行動できるというのが理想です。
麻雀の進め方は十人十色ですが、
打ちながら感じて、
感じたことを即座に行動に移せる人、
流れにそって瞬時に自分を変えていける人が、
勝っても負けても、
いい麻雀を打てるようになるものです。
「考えるな、感じろ」
と私はいつもいいます。
考えてしまうと、
そこにズルさや計算高さといった雑念が生まれてしまうのです。
by. 桜井章一氏
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ズルさや計算高さは、結局、
自分だけがよければいいということです。
それはつまり、まわりの人たちのことなのです。
まわりの人たちが少しでも明るくなること、
楽しくなることを感じればいいのです。
感じたら、瞬時に行動に移す。
そこに雑念などが入る余地はありません。
by. 桜井章一氏
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それがうまくできたら、
その場はもう、
その人のものです。
行動と感性を結びつけてものごとをうまくやること、
まわりの人たちが少しでも明るく楽しくなるようにものごとの流れを持っていくこと、
それが「知恵」というものです。
何ごとも、考えなければできなくなってしまったのです。
それは「知恵」ではなく、
「知識」です。
by. 桜井章一氏
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知識や情報を頼りに考えるから、
ものごとがうまくいかないのです。
「知恵」というのは、
勉強のなかからは生まれません。
日々の生活のなかで身につけていくものです。
私の場合は、
もっぱら子どものころの自然のなかでの遊びから身につけました。
by. 桜井章一氏
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これでは、知識だけをつめ込んだロボットのような
「知恵」のない人間ばかりが増えてしまいます。
勉強の先には、
自分だけがよければいいという考え方があります。
自分だけがよければいいのだから、
まわりの人たちを明るくしたり、
楽しくさせる必要はないのです。
結局、知恵は経験で身につけていくしかありません。
勉強机を離れて、
若いうちから、
いろんな人とつきあったり、
とにかく身体を動かしていろいろなことを体験していくことしかないのです。
by. 桜井章一氏
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