我慢は、間違えた美徳なんです。力を抜いて生きられてこそ、それがほんとうの頑張りなんです。そして挑戦する気持ちをずっと続けると、それが強さに変わってくる

■雀鬼流の行動哲学 ~「狂」の時代を回避せよ~ -三五館-

我慢は、間違えた美徳なんです。力を抜いて生きられてこそ、それがほんとうの頑張りなんです。そして挑戦する気持ちをずっと続けると、それが強さに変わってくる

最初に進歩した人間が、
思想だとか文化だとかを、
周りの人間たちに教えて広めてしまったわけです。

それさえなかったら、
まだ人間は、ある程度、
自然とバランスをとって生きていられたんだろうね。

人間を誰が作ったかといいますと、
やはり神様が自然の一部として作ったわけです。

自然の中で生きなさいと、
人間を作った。


by. 桜井章一氏

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ところが麻雀の牌と一緒で、
麻雀の牌も、本当は、
美しくきれいに扱って欲しいわけなんです。

だけど、人間が触れるともうそこで汚くなる。

私に言わせれば、
考えるということ自体が最低のことだと思わなければいけない。

人間、考えないで生きられたら、
一番いいわけです。


by. 桜井章一氏

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悩みがなくなるんだから。

もう一個取ろうと思うから、
考えるわけですよ。

考えることのできる人間たちは、
「もう三本バナナを取ってきなさい。
僕がその三本を買ってあげるよ」
と言ってはみんなからバナナを買い集めて、
それを売るわけです。

そうやって、徐々に働かないで生きる人間たちが成立してきて、
資本家といわれるようになったんです。


by. 桜井章一氏

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我慢は、間違えた美徳なんです。

日本人は、我慢を美徳だと思っているようですが、
していい我慢もあれば、
してはいけない我慢もあるんです。

律するというのは、
我慢ではなく、
調整するということであって、
それを皆さん我慢だと思ってしまっている。

我慢した分、必ずどこかでバーンと爆発せざるを得ない。


by. 桜井章一氏

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人生だって、頑張ってて、
ふっと力を抜いた時が一番いい味が出るんだよ。

力を抜いて生きられてこそ、
それがほんとうの頑張りなんです。

「まず全身に力を入れる。
身体を踏ん張らせ、頭のてっぺんから、手の指先、足のつま先にまで、力を入れて数秒間緊張させる。
次に、息を吐きながらすべての力を抜く。
筋肉を弛緩させるんです」

「たったこれだけのことだけれど、ふだんなら重くて持ち上げれない荷物だって、軽々と持ち上げることができるんだよ。
これが火事場の馬鹿力を、意識的に出す方法なんだよ」


by. 桜井章一氏

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学校は、政財界人が作った文部省というお役所が与えてくれた教育方針に沿って勉強させ、
家畜化された人間を育てて、
社会へ出してくれるんです。

家畜化された人間のことを、
常識人という。

人間を優先しているんじゃなく、
会社を優先している。

そういうからくりになっていることを、
もうちょっとみんながしっかり立ち上がって考えていかないと、
家畜化されて、奴隷にされてしまうんだよ。


by. 桜井章一氏

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私は家畜化されるのは御免だね。
うちの若い者を家畜にはしたくない。

勝つということは、強さとは違う。

勝つことを第一に考えると、
基本動作だとかはどうでもよくなって、
人に迷惑かけてでも勝てばいいという発想になってしまいます。

真の勝利は、
勝ち負けを抜きにして強い麻雀を打った結果、
残っているものなんです。


by. 桜井章一氏

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麻雀が悪とみなされるようになったのは、
麻雀が悪いわけではなく、
麻雀を扱う人の心構えが悪いから。

それと同じで、
悪い奴が世の中の流れを引っ張っているから、
世の中いつまでたっても悪いんです。

だけど、世の中に嘘つきや裏切り者、
ずるがしこい人間だとかが多いからって、
じゃあ自分も悪い麻雀打つんだって、
そうなってどうする。

ということは、ふだんの姿勢、
ふだんの生きざまというのが大事になってくる。


by. 桜井章一氏

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そして、嘘つきやごまかしの中で勝負するよりも、
かっこいい麻雀の中で正々堂々と戦って、
それで負けても気持ちがいいに決まってる。

皆さんは、痛さとか苦しみを先に感じてしまうんだね。

先に感じる奴ってのは駄目なんです。

楽な麻雀、甘い麻雀だとかを打ってると、
いつまでたっても伸びるわけないね。


by. 桜井章一氏

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「あ、ここ辛そうだなあ」とか、
「厳しそうだなあ」
と思えるほうへ自ら進んで入り込んでいかないと、
いつまでたっても甘いまま、
勝てるはずがない。

私が、「めんどうくさいこと、嫌なことは先にやりなさい」
というのは、
そういうことなんです。

「いい手悪い手なんて関係ない、どんな配牌でも一歩も下がるな」

「求めるべきは、安住ではなく、試練なんです」


by. 桜井章一氏

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人工的に継続する人というのは、
すぐに崩れてしまうんですが、
太陽や風みたいに、
自然に臨むことが、
続くということなんです。

そして挑戦する気持ちをずっと続けると、
それが強さに変わってくる。

一回や二回のことは経験、
あるいは体験というんです。

経験、体験したぐらいで、
分かったつもりになるのはよくない。


by. 桜井章一氏

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挑戦する気持ちを継続する者のことを強い人、
言い換えれば猛者というんです。

身体構えと心構えというのは、一対です。

だけれども、心が先になることもあれば、
身体が先になることもあるんです。

ですが、最初は意識であっても、
最終的には無意識でそれを捉えていかなければいけないんです。


by. 桜井章一氏

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何でも最初は意識でやっていて、
やがて無意識になるものなんです。

今意識している辛いことも悲しいことも、
いつしか無意識の中に入り込んでいくから、
いつまでも悩み苦しんだりする必要がなくなっていくんです。

ということは、無意識に、
根っこにいろんな問題が入り込んでいて、
劣等感だとか、罪悪感だとか、
裏切りに対しての恨みだとかを引きずってみんな生きてしまうんです。

人間というのは、
意識を重視しすぎる。


by. 桜井章一氏

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弱い人というのは、
意識を近づけよう、
意識で生きようとするわけだ。

意識して優しくしよう、
意識して強くなろう、
意識して頑張ろうとね。

強い人というのは、
意識をできるだけ離そうとします。

言い方を換えれば、
強い人は、意識しなくても、
自然に強さや優しさを出せるし、
自然に頑張っているんです。


by. 桜井章一氏

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