■雀鬼流の行動哲学 ~「狂」の時代を回避せよ~ -三五館-
結局、つまらない生きざまをしてるから、だらしない結果になってくる。迷惑をかけないということは、どういうことかというと、弱音を吐かないということです
そういうのを、
才能というんです。
その油に生まれた人が、
ジョン・レノンのように世の中にはポッポッといるんです。
水に生まれないで、
油として生まれてくればよかったんだけれど、
水に生まれた一般の人が、
ジョン・レノンの真似をしようとしても、
やっぱり沸騰してしまうんです。
油で生まれる人というのは数限られているから、
努力すればなんとかなるなどというものではなく、
特異体質みたいなものなんです。
by. 桜井章一氏
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普通の人間は、水でいいんだよ。
だから、百点満点を求めてはいけない。
百点を求めると、
人間ではなくなってしまうんだよ。
完璧を求めてはいけない、
というのはそういうことなのです。
ですが、今の世の中というのは、
百をとることが美化されていて、
学校へ行っても百点を、
世の中に出てからも百点をとりなさい、
とこうなる。
by. 桜井章一氏
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何度も言いますが、
百点をとったら人間ではなくなるんです。
「百点満点ね」といわれたら、
もう人間ではない。
自分をどこかに置き忘れてきてしまった人なんです。
お酒が入ったり、
パチンコが入ったり、
遊びが入ったり、
勉強が入ったり、
いろいろなものがすべて入って百点というんならいいけどね。
by. 桜井章一氏
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知識だけで百点ではいけないということです。
私は、五五点くらいです。
それで充分だと思っています。
人間、ほんとうは、
自分の悪いところを出して、
自分の欠点も全部さらけ出して、
それでも人に好かれるかどうかなんです。
そうすること(いいところを出そうとする)をみなさんは、
努力だと思ってる。
by. 桜井章一氏
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強くないから、
勇気がないから、
どうしたって、
いいところを出そうとしてしまうんです。
かといって、
悪いことをするわけじゃないんです。
人間ですから、
悪いところは誰だって持ってるんですよ。
自信がないと、
それ(分からないこと)を隠そうとする。
by. 桜井章一氏
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自分に自信があるということは、
何でもできるということとは違うんだよ。
自分の駄目なところも出せる。
自分をそのまま出せるということです。
さらけ出した上で、
悪いものを刈り取っていかなければならない。
悪いものに蓋をするんではなくて、
出さなければね。
by. 桜井章一氏
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自分を出すということは、
言い換えれば、思考が入る前の、
一番最初に心に浮かんだ思いを出すということなわけです。
理性で隠しているだけではだめなんです。
自由はすばらしいって、
みなさん思ってるでしょうが、
じゃあ「今から自由に生きて下さい」
と言われたら、
実はこれは大変なことなんだよ。
独立するよりも、
会社勤めをしたほうが、
ずっと楽なんだ。
by. 桜井章一氏
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自由になりたいのなら、
大変であることを覚悟しなさい。
私など、自由人じゃないですか。
だから、一番大変なことをしているんです。
辛いとき、間違えた方向へ行ってしまったとき、
あるいは、困難な時こそ、
一人きりでやらなければならない。
うまく行くときは、
みんなでやればいいんですが、
ここはやばいぞというときは、
一人でやるものなんです。
by. 桜井章一氏
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「悪しきことは自分に原因があり、良いことは他人のお陰と考え、感謝の心を持て」
みなさん、一所懸命働いたって、
結局生き方が自然体じゃない。
太陽や風のような働き方をしていないんだよ。
太陽や風は、
絶対に電気代を請求しないでしょう。
by. 桜井章一氏
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太陽や風から、
自然体で生きることの大切さを見いださないといけないね。
人間なんて、五〇歳まで生きればいいんじゃないですか。
普段の生活の中で、
いい加減な生きざまをしてきたからそうなってしまった。
実際、もうちょっと心をちゃんとしてれば、
そんなに不健康な身体にもならなかっただろうし、
子どもたちに迷惑をかけない状態にもできるわけですよ。
by. 桜井章一氏
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糖尿病だって、
ぜいたくな食べ物を食べているからだけではなく、
考え方、発想がぜいたくだからなんです。
つまり、心の問題なんです。
結局、つまらない生きざまをしてるから、
だらしない結果になってくる。
年を取っても、
つまらなくなってくるんです。
by. 桜井章一氏
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迷惑をかけないということは、
どういうことかというと、
弱音を吐かないということです。
相談するというのは、
弱さから出てくるんです。
道に唾を吐くとか、
煙草の吸い殻を投げるとか、
そういう迷惑のかけ方もあるけれど、
それと同じように、
みなさん人に相談ごとを持ちかけるなどということも、
日常的に平気でやっているわけです。
生活が苦しかろうが、
仕事がなかろうが、
弱音を見せない人というのは、
かっこ悪いという気持ちから、
相談しになど行かないんです。
by. 桜井章一氏
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弱い部分というのは誰にでもあるんだけれど、
簡単に弱音を吐かないということが大切だと思います。
子どもたちが父親や母親に反発し始めるのは、
大抵、父親や母親が弱音を吐くからです。
我慢できるかな、
相談したいけれどどうしようかな、
誰か助けてくれないかな、
などと心が揺れているから、
ストレスが溜まってくるのであって、
相談などしないぞと覚悟を決めている人の場合は、
ストレスが溜まることなどないんです。
どうしようか、どうしようかなどと行ったり来たりする気持ちがあるから、
ストレスが溜まってくる。
by. 桜井章一氏
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やろうか、やるまいか、
などと考えるから悩みが始まるんです。
やると心に決めたら、
あるいはやらないぞと決めたら、
悩みにならない。
我慢することがストレスを起こしているんではない。
我慢するんだという気持ちと、
我慢したくないという気持ちの二つの極の間をフラフラしているから、
ストレスが溜まるんだということに気づくことは、
とても大事なことですね。
by. 桜井章一氏
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