■「一瞬の勝機」のつかみ方 ~生き方が勝ち方を決める~ -静山社-
片づける行為は気持ちをすっきりさせるし、
片づいた部屋は見た目にも清々しい。
空気であれ、ツキであれ、流れるべきものを澱ませ、
停滞させれば、運気が下がるのは当たり前だ。
by. 桜井章一氏
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そう考えれば、仕事でも日常のいろんな雑事でも、
さっさと片づけてすっきりさせておくに越したことはない。
勝負においては「片づける」ほうが勝者で、
片づけられればすなわち負けなのだから、
片づける側にいなくてはならないのは自明の理である。
by. 桜井章一氏
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やるべきことは見えているにもかかわらず、
やるべきときを見失っている。
だから永遠に「そのとき」は訪れず、
やったとしてもタイミングがずれてしまうことになる。
by. 桜井章一氏
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日頃から身辺を片づけ、
やるべきことはさっさと済ませておくこと。
そうすれば、心の懸案事項が減って、それだけ決断が早くなり、
シンプルに行動できるようになる。
by. 桜井章一氏
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決断を迫られるそのときになって、
やるべきことを済ませておかなかったツケの大きさを
実感させられるにちがいない。
本当はもっと早い段階で済ませておいたほうが
いいことはわかっていたはずなのに、
なにかと自分で口実をつくっては、
やろうとしなかったのだ。
by. 桜井章一氏
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やるべきことが済んでいないとき、
人間の心には余計なものがわだかまり、
澄んだ状態にはない。
心が澄めば五感が鋭敏になり、
より多くのことに気づけるようになるはずなのに。
by. 桜井章一氏
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世の中には、待つ必要のあるものとないものとがあり、
待つ必要のないものは、どんどん済ませていかなくてはならない。
そうすれば自然と、判断と行動にリズムが出て、
いい流れに乗ることができるようになる。
by. 桜井章一氏
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私の実感として、気がかりを済ませて心を素の状態にしておくことは、
「目を澄ます」とか「五感を澄ます」ことと密接につながっていると
感じている。
「済ます」という言葉のなかには、当然のことながら、
時機をまちがえずにおこなうということが含まれている。
by. 桜井章一氏
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チャンスをものにできる人間とは、
すなわち「間に合う」ことのできる人だ。
勝負という流れのなかで、
実はチャンスは誰のところにもやってきている。
by. 桜井章一氏
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ただし平等にではないし、規則的にでもない。
何の前ぶれもなく訪れて、
こちらが気づかなければ音もなく去っていき、
逃げたことさえわからない。
去っていく前につかまえられる人間だけが、
勝利を収めるというわけだ。
by. 桜井章一氏
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だがチャンスは目に見えない。
「時」も見えないし、流れも見えない。
こうした見えないものをとらえるには、
自分から「合わせていく」感覚を養う必要がある。
まずは目に見えるものに合わせることから
始めるといいかもしれない。
by. 桜井章一氏
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相手の身になって考え、相手と目線を合わせ、
息を合わせてみれば、見えてくることもあるはずだ。
だが海の生き物になったつもりで、
海という「場」に合わせられるようになると、
そこに棲む生物の気配がわかるようになる。
by. 桜井章一氏
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考えてみれば、自然界の生き物はみな、
みずからを巧みに「場」に合わせることで生き延びている。
うまくできなければ、天敵に見つかって食べられてしまうのだから、
命がけの変身である。
by. 桜井章一氏
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やるべきことをやるべきときに「済ます」ことができて
「間に合う」人間になると、余裕が生まれる。
どんな変化にも番狂わせにも対応できるという気持ちのゆとりがあるから、
「あわてず騒がず」でいられるわけだ。
by. 桜井章一氏
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一歩引いて勝負全体を眺めるとき、
それが「いい勝負」であればなおのこと、
相手の健闘を称える気持ちが芽生える。
自分にも相手にも精一杯の戦いを望むがゆえに、
相手に対し「どうぞ勝ってください」という心が生まれてくるのだ。
by. 桜井章一氏
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