たとえ負けても、強く生きているかが問題なんだ。困難や不安定を楽しめる、強さを持っているかと強調したいのだ。悩んでいるヒマなどない。すべて困難として受け止め、進むことだ

■悪戯の流儀 -青春出版-

たとえ負けても、強く生きているかが問題なんだ。困難や不安定を楽しめる、強さを持っているかと強調したいのだ。悩んでいるヒマなどない。すべて困難として受け止め、進むことだ

しかし、俺は勝つためのテクニックだけを教えるつもりはない。

それよりいかに強く生きるのか。

人生に勝てと俺は言わない。

たとえ負けても、
強く生きているかが問題なんだ。


by. 桜井章一氏

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困難や不安定を楽しめる、
強さを持っているかと強調したいのだ。

「相手の打ちやすい、いい球を胸もとに力いっぱい投げろ」
これでは相手が大打者であればあるほど負けてしまうと考えるだろうけども、
負けても本望ではないか、
と俺は思う。

自分にそれだけの力しかないんだから。

変化球を投げるな。
これが私の指導法だよ。


by. 桜井章一氏

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相手を惑わす変化球やテクニックに頼っていては、
いつまでも本当に強い男にはなれない。

だから雀鬼会が目指す麻雀は自分でツモってあがるツモ第一主義と言ってもいい。

あくまでも他人に頼らず自力本願というのが雀鬼流の王道なのだ。

勝負の結果より内容を重視している。


by. 桜井章一氏

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勝つためには手段を選ぶな、
と教えているではないか。

かつて阿佐田哲也さん
(『麻雀放浪記』などの作品がある小説家)が、
こんなことを書いていた。

「麻雀はばかしあいとだましあいのゲーム。
どうやって相手を陥れるかが勝負のコツである」

これは世間の価値観をそのまま取り入れた考え方であって、
人間の弱さやズルさをそのまま表現したにすぎないと思う。


by. 桜井章一氏

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つまり、勝つことにだけこだわる社会のシステムにこそ問題があるのだと強調したいね。

“20年間不敗”というと、
世間の人は私がいかにテクニックを弄し、
ズル賢く勝ってきたかと考えるようだが、
じつはその逆をやってきたおかげで強くなれたのだと思う。

悩みというのはね、
何か問題が起きた時に怖気づいて逃げたり、
迷って決断できない状態のとき生まれてくるもんだ。

俺に悩みがないというのは、
問題に直面したとき、
あわてず逃げず、
その本質を見極め、
素早く次の行動に移るから。


by. 桜井章一氏

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■死をおそれない生き方 -主婦の友社- 自然界はすべてのものが循環することで成り立っています。柔らかく、流れた状態でいれば人間も循環し...

だから”困難”はたくさんあっても、
“悩み”はないんだよ。

男というのはね、
とにかく「やるっきゃない」んだ。

悩んでいるヒマなどない。
すべて困難として受け止め、進むことだ。

ところが人間は弱いものだから、
困難から逃げ出したいという気持ちになる。


by. 桜井章一氏

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人生だって同じこと、
困難から逃げてばかりでは、
イザというときモロいんだ。

そしてなにより、
リュックの中身は、
経験だったりかつての苦労だったり、
豊かな人生そのものだろう。

いまは困難かも知れないが、
のちのち必ず役に立つ。

それが自分だけではなく、
持てなかった人に分け与えられるほど豊かなら、
なお素晴らしい。


by. 桜井章一氏

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だから困難から逃げず、
それを受け入れなさい。

君の人間性を高め、
人生の宝を増やすチャンスなのだから。

イヤなものなら、
逃げるんじゃなくてむしろ闘ってみろ、
と俺は言いたい。

逃げることは負けることだ。
俺は負けたくない。


by. 桜井章一氏

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■運に選ばれる人 選ばれない人 -東洋経済新聞社- 生きていくのは闘いです。真の闘いというのは、ただ相手を攻撃したり勝つことではありま...

それが自分のイヤなものが相手ならなおさらだ。

本当の強さは、
やはり闘うことから得られるハズだ。

勝負に強いか弱いか。
これは生き方の問題です。

自分の力で生きて行こうとする自力本願と、
他人に頼って生きている他力本願のふたつです。


by. 桜井章一氏

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そこには安全、
安定という保証はない。

頼れるのは自分だけだ。

それに比べると勝負の世界は正直だ。
ウソがないよ。

自力の道を歩むためには勇気がいる。


by. 桜井章一氏

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真の勇気のある行動には美しさ、
感動すら起きる。

自分をギリギリのところまで高めること。

そして、最終的にはツモあがりを目指すことだと言っている。

それが自力というものなんだと。


by. 桜井章一氏

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■未知の力を開く! ~気鋭の精神科医が「雀鬼流」を診断する~ -ゴマブックス- 運には流れがある。流れがあるということはその通り道があ...

自分させ良ければいいという勝ち方には愛がないし、
虚しさしか残らないだろう。

だからふだんの生き方が大事だと私は強調したい。

本当に悪い奴らというのは、
権力や体制の側にいて弱者である人々から搾取して自分たちだけうまい汁を吸っている奴らだ。

本物の男なら、権力に近付くな
本物の男なら、権力は必要としない
本物の男なら、強さを価値観に置け
本物の男なら、安定を求めず存在することで周りに安心感を与えろ
本物の男なら、その強さや力を己の欲のために利用してはいけない
本物の男なら、面倒を起こすのではなく、面倒なことに目を離さず面倒に飛び込め
本物の男なら、何かに飲み込まれたり、溺れるな
本物の男なら、道楽を美化してはいけない
本物の男なら、毒を吐かせる感性(本能と置き換えてもいい)を持たなければいけない


by. 桜井章一氏

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心に違和感を感じたら吐き出す。
それが自分を守るポイントだ。

本物の男には、逃げ場がない
本物の男には、依存心がない
本物の男には、被害者意識がない
本物の男には、直球を投げる
本物の男には、感情一本で通る
本物の男には、立ち向かう
本物の男には、恐怖心が少ない

男らしくなりたいというのなら、
ひとつでもふたつでもいい、
真剣にとらえて行動してみなさい。

君の場合、器なんてことじゃなく、
ふだんの生きざまに迷いがあったり弱気があって、
負け意識が腹の中にたまっちゃっているからちょっとしたことでイライラしたり、
腹を立ててしまうんじゃないのかい。


by. 桜井章一氏

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もう少し自分でやるべきことをしっかりやって自分に自信をつけることだな。

減らすことでその分、
余裕が出てくるよ。

いいものは、どんな器にのっかってもいいんだからさ。

腐った魚をすばらしい器にのっけて食えば、
うまいのかい。

しかし、逆はあるんだよ。

船の上で、とれたばかりの魚を、
ボロボロのまな板にのっけてさばいて、
そのまま食ってもうまいだろう。

人間だって世間で言うどんなにいい大学、
有名企業に入っても、
あんた自身が腐っていれば、
煮ても焼いても食えねえんだよ。


by. 桜井章一氏

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