好き嫌いを言える自由もあるけれど、決して言えない瞬間があるということですね。ところが「感じる力」があれば、問題の的を正しく射ることができる

■すこやかな生き方のすすめ -廣済堂-

好き嫌いを言える自由もあるけれど、決して言えない瞬間があるということですね。ところが「感じる力」があれば、問題の的を正しく射ることができる

まあ、簡単に言ってしまえば、
自分にウソをついて生きているヤツは、
ウソをつき通せばいいだけのこと。

そうやって世の中を渡ってきたんだという証でもあるわけ。

だから、それもお前の味だからとっておけって言うんです。

なぜかといえば、
そういうクセはそいつには治らなかもしれないけど、
まわりのヤツが「これはダメだ」とか、
「俺にもそういうところがあるから、治そう」
と思うじゃないですか。


by. 桜井章一氏

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だから、流れって大切なんです。

でもね、もっと大事なことは、
気づいたら、観客ではなく、
舞台に乗る。

見てちゃダメ、
実際にプレイヤーにならなけりゃ。

「踊るあほうに見るアホウ。
同じアホウなら……」
ってあるでしょ。


by. 桜井章一氏

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あれ、ひとつの真理ですよ。
バカができないのはダメ。

世の中には先生面して、
上から目線でいつも偉そうなことを言ってる人がいるけれど、
自分を自分の考えで、
人より下に落とすことができる人っていないよね。

いわゆる、バカになれる。
バカに徹する。

人に嘲笑される。
自ら進んでバカになる。


by. 桜井章一氏

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要するに、プライドが邪魔をしている。
それを捨てられるかどうか。

完全に捨てた人は、
カッコいいよ。

それも、人間がつねに自然体でいられるか、
どうかで決まりますね。

だって、ウソはできるだけ少なくしたいから。


by. 桜井章一氏

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ただね、じゃあ、
嫌いなものを食べられるかっていう勝負になったら、
食べます。

でも、いざ、勝負になって、
「桜井、ここにあるイチゴを食べられるか」
と言われたら、
私、イチゴ、
ひと箱でもふた箱でも、
勝負に勝つまで食べますよ。

ひと言で言ってしまえば、
ダメなことがわかっていても、
嫌いなイチゴを食べている自分が好きだってことでしょう。

根性ですね。


by. 桜井章一氏

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好き嫌いと食べるか食べないか、
これって、とても似ているようですが、
命がかかっていたら別問題ってことでしょう。

好き嫌いを言える自由もあるけれど、
決して言えない瞬間があるということですね。

そうすれば、
嫌だから逃げるのではなく、
負けるから戦わないのではなく、
嫌だから向かっていく、
負けるから挑んでいくという気持ちになれますからね。

嫌なことから目をそらすのではなく、
突っ込んでいく気持ちが、
仕事でも人生でも大事なんだと思いますよ。


by. 桜井章一氏

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それが、困難に立ち向かう心につながっていくんですよ。

私は、そういう気持ちが強い。

誰かの誕生日祝いでローソクを立てるようなちょっと大きめのケーキを買って入ってきたんですよ。

でも、なんか、
様子がおかしいんです。


by. 桜井章一氏

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箱が歪んでたり、
持ち方がおかしかったり。

それで、彼は台の上に気まずそうにそっと置いたんだ。

私はすぐにピンときた。
(あっ、これはどこかで一回、落としたな)
って。

だから、とっさに彼のそばに行って、
ちょっとケーキにぶつかったふりして、
もう一度、その箱を床に落としてやった。


by. 桜井章一氏

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その時、私は「箱をくれ」
とわざと言ったんだよね。

そして、もらって、
箱についたケーキのクリームをペロペロ舐めたら、
みんな笑った、笑った。

だから、食べましたよ、
大嫌いなイチゴを。

それが、遊びですよ。


by. 桜井章一氏

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だから、それだけじゃつまらないから、
自分で自分を遊んで楽しんでいるわけ。

そういうのをカバーするのがボスの役割でしょう。

小さい時から、
「あれ?」って感じでわかっていた。

察する力、
感じる力が異常に強かった。


by. 桜井章一氏

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そのうち、いつの間にか映像として浮かぶようになったんですね。

だから、自ら見ようとしないように、
いつもスクリーンを閉じてきた感じって言ったらいいのかな。

私のその時の気持ちは、
遊びですよ、遊び。

みんなが楽しく推理ゲームに入っているから、
私もそれにスーッと入っていっただけ。


by. 桜井章一氏

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■未知の力を開く! ~気鋭の精神科医が「雀鬼流」を診断する~ -ゴマブックス- 社会的な視点ではなく、自然の眼で見ないと物事は共鳴して...

理由もなく、
自分の中で確信のようなものが出てくるんですよ。

こうした何か当ててしまったり、
こちらの願いがスッと実現したりする時っていうのは、
だいたい気分がすごくよかったり、
心に遊びがある時なんですね。

あえて言えば、
自分と他人を分ける感覚がはっきりしない。

自分と他人がお互いにはっきりと存在するのではなく、
なんだかひどくその人が近くにいる感じがするわけ。


by. 桜井章一氏

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麻雀を知っている人ならわかってもらえるかもしれないけど、
麻雀でいうと、
相手が何を次に捨てるか、
それがわかってきて、
自分もそのなかに混ざっていく感じですよ。

これは、麻雀だけではなく、
自然の感覚なんです。

「なんだか、このままではよくないことが起こる」
という感覚がまずあって、
それでどうしたらいいか考えるならいいんですけど、
まず理性を大事にする教育、
それがおかしいですよね。

それにね、考えてばかりいたら、
現実が間に合わないでしょう。


by. 桜井章一氏

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いまの政治もそうですけど、
考えるほどに迷いが生じ、
選択肢が増えていく。

情報がありすぎて、
新たに、また迷ってしまう。

ところが「感じる力」があれば、
問題の的を正しく射ることができる。

もっとも「感じる力」が強くなると、
実際にムダな思考はしなくなるし、
こんな知識いらない、
なんてこともわかってくるものですよ。


by. 桜井章一氏

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