■すこやかな生き方のすすめ -廣済堂-
見えないものが見えるということで言えばね、麻雀でそういう不思議な力を身につけたのではなく、そういうものを最初から持っていたから、麻雀は最初から強かったということですよ
もちろん、メールのやりとりをしていても、
相手の気持ちは手に取るようにわかりますよ。
「この部分、ウソでしょ。
なんか隠してない?」
と書くと、
「すみません、隠してました」
って返事がきますから。
みんな、見えてしまったら、
つまらないでしょ。
だから、わざと閉じたりしているんです。
気づかないふりをしているわけ。
by. 桜井章一氏
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見えないものが見えるということで言えばね、
麻雀でそういう不思議な力を身につけたのではなく、
そういうものを最初から持っていたから、
麻雀は最初から強かったということですよ。
多くの人が、みんな、
私のそういう力は麻雀を突きつめた結果、
能力がついたと思っているけど、
それは完璧に間違いだということだね。
「その五萬、捨てればいいんだよ」って。
その牌が捨てられなくて、
迷ってるのが見えるから。
by. 桜井章一氏
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見ようかなって、
意識をすると見えちゃうから。
見ないほうがよかったとか。
人間、先が見えたらつまらないでしょ。
だから、最後まで見届けないということもありますよ。
だから、最初見えただけでやめてしまうとか。
by. 桜井章一氏
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でも、そうした才能は、
金儲けに使ったらだめだと思うんですよ
運もそう。
運が向いてきたな、
と思ったら、私は、たとえ、
持っている運でも人にあげてしまいますよ。
でも、いろいろなものが見えておもしろくないように、
運で自分がよくなったって何もおもしろくないじゃないですか。
by. 桜井章一氏
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人に運をあげるとどうなるか、
そこがとてもおもしろいね。
でも、私には、
誰が貧乏くじを引くか、
実は、最初からわかってますからね。
それで、「お前だよ」
って口には出さないけど意識を与えると、
反応するんですよね。
それがおもしろい。
by. 桜井章一氏
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でもね、先が見える、
見えないで言えば、
これはとても大事なことだけど、
本来、そのくらいの予知感覚がなかったら、
人類は、ここまで生き延びてこられなかったんじゃないですかね。
大森林に地震があると、
真っ先に小動物から逃げ出すという話も聞いたことがありますけどね、
人間もその仲間だったわけですよ。
風の匂いで天気がわかったりね。
それを、現代の人たちは忘れてしまったんですよね。
by. 桜井章一氏
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つまり、私から見ると、
いまの人間、
特にお年寄りはまだしも、
若い人は人間の姿をしているけれど人間ではないんです。
本来、人間とはもっと「感じる力」があっていいと思うんですね。
そして、その力だけで、
十分生きられる。
人間も、
そこ(南太平洋の魚、サバンナの動物たち)に戻るべきだと思いますね。
by. 桜井章一氏
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それこそ、縄文、
弥生時代以前まで思いを馳せないと。
いや、それ以前までずーっと思いをたどっていってみるとおもしろいかもしれない。
でもね、何回もやり続けるんです。
何回も、何回も。
そうすると、
「いま、石の中に水が入ったぞ」
という瞬間があるんです。
by. 桜井章一氏
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これがたゆまぬ努力というヤツだね。
それは、決して身になる努力ではないよ。
でもね、この身にならないものに向かって努力すること、
無駄なことに一生懸命がんばること、
それって、
すっごくおもしろいと思うんだ。
とにかく、知識ではなく、
感覚で人間に戻ってみる。
しかも、自分で動いてみる。
感じてみる。
by. 桜井章一氏
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自然体になって、
海に、山に、森に出かけて、
人間の本能を感じてみる努力をしてみるとおもしろいよ。
私は何度も経験しているんだけど、
青い海に潜って、
ふと見ると、
もう何百万匹という魚群の群れのなかに自分がいるわけ。
しかも、魚は一匹たりとも私にぶつからない。
自分が人間だということすら忘れさせてくれる。
by. 桜井章一氏
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なんで人間はぶつかるんだろう。
人同士、国同士がぶつかっている。
もし、いいなあと思ったら、
出会いたいなあと努力をすること、
それが身にならない努力だと思うね。
でも、いまや人間は、
人工的動物になりつつある。
もともと、動物同士にマナーなんて言葉はないんです。
by. 桜井章一氏
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マナーが必要なのは、
人間が人間でなくなってしまったからですよ。
人間が動物なら、
もっと、人間の本能に目覚めるべきでしょう。
そのなか(魚や鳥)に、
人間が学ぶべきものがたくさんあるんですよ。
そのほうが人間から学ぶよりはるかに正解が多いですから。
by. 桜井章一氏
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みんな、人間が近寄ると逃げるでしょ。
小鳥なんか、典型じゃないですか。
みんなは動物をペットの感覚でしか見ていないから。
人間が来たら、
みんな小動物や小鳥たちは逃げるじゃないですか。
少なくとも、
動物たちに人間は距離を置かれている。
by. 桜井章一氏
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いま、人間にとって大事なことは、
その距離感をどれだけ縮められるかってことですよ。
その許してもらう範囲内にしか私たちはいない、
ということをまず知ってほしいんですね。
つまり、私たちが鳥に近寄るのではなく、
近寄らせてもらっているわけ。
いいですか、それは相手の権利なんです。
by. 桜井章一氏
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相手の許しを受けていると感じてほしいんですよ。
でも、私が近寄っても動かないとしますね。
その時、感動しますね。
(ああ、こんな悪行を積んでいる私のような人間でも、
魚は近寄ることを許してくれている)って。
by. 桜井章一氏
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