■真の強者になるための麻雀戦術論 超絶 ~心を揺らすな~ -竹書房-
無のことを有に変化させてこそ真の力なり。勇気と素直で第一歩。工夫と努力で第二歩。物の理や我欲の終わるところから真の事実が始まる
愛には交換条件はない。
すんなり与えるだけでいい。
優しさは弱さと甘さに変わる。
あったかいのが一番だ。
我が弱き時優しさを求め、
我が強き時あったかさを求める。
無のことを有に変化させてこそ真の力なり。
by. 桜井章一氏
☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆
世の中を知りたけりゃ素直に心を開け。
人一倍見て聞いて口を大きくあけて歩む。
人生に安定などない。
されば不安定に強気漢になろう。
漢は卓上に血と涙を注いで一牌を置く。
勇気と素直で第一歩。
工夫と努力で第二歩。
by. 桜井章一氏
☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆
知識や科学を超越したところに真の道あり。
俺達に明日はない。
その日その時を真剣に。
行動を惜しまぬ者は幸せ者だ。
目先の利追うことなく遠くを見つめて日々に勝つ。
我が身だけ重い荷物を背負ってるのではない。
積極的に生きろ。
by. 桜井章一氏
☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆
勝った負けたの数を求めず、
卓上に絵を描く。
学んで知識を得たら、
人にそれを与えなさい。
それが知恵です。
凧は天高く昇り、
夕暮れに土に還る。
by. 桜井章一氏
☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆
人の知恵と力を超越した潜在能力を引き出せ。
世の中には飢餓や戦争に日々を苦しむ善男善女あり。
それに比べれば技術の道など大したこともない。
知っているようで何も知らず、
落ちて初めて痛さを知る。
by. 桜井章一氏
☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆
漢なら進んで火中の栗を拾い、
我が欲を律する。
高き志ある麻雀は重き荷を背負いキャラバン靴を履き、
高山を登るが如し。
良い行いは継続しなければ元の木阿弥、
露として消える。
良きことは外因とし感謝し、
悪しきことは内因とし我が身を反省すべし。
by. 桜井章一氏
☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆
人は科学も宗教も信じているにすぎない。
それほど分かっているわけではない。
真に難しいのは人のハートを変えることの前に自身の心を正すことだ。
奇跡とは人の意識や常識、
知識を越えたところに現れる。
物の理や我欲の終わるところから真の事実が始まる。
by. 桜井章一氏
☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆
漢には勝たねばならない時がある。
牌持たば我が一力で打つと思うな。
無から有を成す麻雀から人生を知る。
麻雀というのは、
勝負であり闘いである。
闘いである以上、
楽なことより、
苦しきことの方が多分に含まれる。
by. 桜井章一氏
☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆
ならば痛さや危険は、
避けて通れない。
それなのに勝負の本質を忘れて、
危険を察することだけを読みにいれて、
さっと逃げまわる。
そして麻雀を打つ以上、
避けて通れない放銃にあい、
痛え、痛えと泣いている。
「馬鹿タレ!
麻雀というのは、振り込みのゲームだ」
by. 桜井章一氏
☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆
「そうだよ、振り込み。
いいかい優孝よ、麻雀は振り込んではいけないと思えば、勝負に弱気になる。
弱気になれば、迷いが走る。
皆当り牌に見えたら負けだよ」
「麻雀をやる以上、必ず相手3人からリーチというトラブルや、ドラを鳴かれたとかいう、危険状態が起きるよな。
そして、どんなに慎重に打ったって放銃は避けられないものな。
まあ楽な部分は2割5分ってとこで、後は苦しいことや、危いことが一杯なのが麻雀だよな。
だからこそ必然的に起きるトラブル、放銃に強くならなくちゃいけない。
そして振り込んでも、あまりこたえない雀風を身につけ、立ち直って、また勝負に行くんだ」
「和了っていい形と和了って悪い形もあるし、振り込みにも振って悪い振りといい振りもある。
もっと修業しようぜ」
誰にもあるように麻雀は、
その日に授かった天運と地力運との闘いなのである。
by. 桜井章一氏
☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆
我に天運ありとわかれば、
もっと先へ進むべきであったのだ。
手牌
一萬、二萬、二萬、三萬、三萬、四萬、四萬、四萬、八筒、八筒、九索、九索、九索
だから、リーチをかけずに四暗刻か、
せめて 三萬 か 二萬 を鳴いてのトイトイ三暗刻に持って行くのが正しい。
リーチをかけた3200点より、
先を求めた結果、
仕方なく和了ったトイトイのみの2600点の方が工夫がみられ、
地力がつく。
あるいは東家の優孝にリーチ等の大きな動きがあった時にイーペーコーのみの1600点で和了る方が、
まだ形としていい。
by. 桜井章一氏
☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆
人は皆、卓に座った以上、
勝つ気であって、
その気持ちだけで他に変化がないと思っているようだが、
天地にも変化があり、
晴れたり曇ったり、
風も吹く。
そして己れの気分だって毎朝起きた時にも変化があるのだ。
山田の3200の和了りは、
1局の点棒の動きとしか読み取ることができず、
せっかくのいい流れに暗雲が立ち込め始めたとみることができる。
流れを計る、
流れを取るという打ち方の一つに、
テンパイした時ダマテンを張って様子をみる場合と、
和了れる和了れないに限らず、
リーチと行ってみる場合がある。
by. 桜井章一氏
☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆
私は後者の型を取ることの方が多い。
ダマで張って、
他人まかせで運を取るより、
己れの力で運の流れを取りに行きたいからなのだ。
先に進んで和了れなかったら、
己れの力不足をもう一度考えるだけである。
麻雀はすべて己れに都合良くあるものでは決してない。
by. 桜井章一氏
☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆
不都合と都合のぶつかり合いであって、
己れに少しでも都合良くしたいと思うなら、
多少の痛手や覚悟も必要である。
「満貫和了ったら3900や5200くらい返してやれ。
また満貫振ったら3900点だけでも返してもらいに行け」
こういう麻雀を4人が4人とも打てるようになれば、
麻雀そのものが生き生きしてくるのである。
麻雀というものが和了りと振り込みで成り立っている以上、
この二つがどちらも最善の型で現れるのが望ましい。
by. 桜井章一氏
☆*:.。. *・゜゚・*:.。..。.:*・’*゚▽゚*’・*:.。. .。.:*・゜゚・* .。.:*☆