循環させることを心がけるのです。一方通行はいけない。得たものは潔く捨て去り、与えることで力を得ていく

■ツキの正体 ~運を引き寄せる技術~ -幻冬舎-

循環させることを心がけるのです。一方通行はいけない。得たものは潔く捨て去り、与えることで力を得ていく

(この痛み、この辛さを味わうのがオレでよかったよな。
こんなのが娘のほうにいっていたら大変だ)
娘が苦しむより自分が苦しむほうがいい。

そういう思いが自然と湧いてきて、
痛みも辛さも吹っ飛んでいきました。

私が子ども育てたのではないのです。
子どもたちが私に楽しく生きる力を与えてくれた。

「親が子どもを育てる」などという考え方は100年早いと思います。


by. 桜井章一氏

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子どもを持ち、
孫を持つというのは、
ただそれだけで喜びなのです。

こんなに大きな喜びを、
生きていく力を恵んでくれる子どもや孫に、
悲しい思いをさせたくない、
喜びだけを返したい、
と心から思います。

「オレの言葉には、
オレの魂が入ってるんだぞ。
子どもと通じたかったら、
魂しかないんだ。
魂っていうのは死んでからのものじゃなくて、
言葉も何もわからないときからあるからな。
いま、この子には、
オレの魂が入ってるんだよ」

以心伝心という言葉もあります。


by. 桜井章一氏

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魂が通じ合っていれば、
ツーといえばカー、
言葉なんか要らないのです。

そうした境地が、
やはり人間関係の理想でしょう。

それはなかなか難しいことです。
しかし、ありえないことでは決してない。

魂を込めるのです。


by. 桜井章一氏

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オレがしてやっているだの、
私だけが苦労しているといった被害者意識を捨てて、
あらゆる人間関係を自分の生きる力へと変換していく。

循環させることを心がけるのです。

一方通行はいけない。

得たものは潔く捨て去り、
与えることで力を得ていく。


by. 桜井章一氏

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魂を込めて、
そういう作業を続けていくことが、
縦横無尽の人間関係につながっていきます。

そして、縦横無尽の人間関係は、
ツキの流れに乗れる、
勝負強い人間になるための土台なのです。

ツキというのは、
目に見えないものであり、
これを感じ取るのは感性の領域。

一つは、ツキの流れを読み、
ツキを呼び込む感性は、
知識や技術のようにいったんマスターすればそれでOKというようなものではなく、
あらゆる物事の変化に対応していく変幻自在のものである、
ということ。


by. 桜井章一氏

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■精神力 ―強くなる迷い― -青春新書- 人というのはね、 とにかく「やるしかない」んだ。 悩んでいるヒマなどない。 ...

そして、もう一つは、
ツキに翻弄されて自滅しないためには、
「揺れない心」を持たなければならない、
ということでした。

ただ、くれぐれもご留意いただきたいのは、
このあとがきを書き終えたらもうその瞬間に、
本書のことを私自身は忘れてしまうし、
捨ててしまう、
ということです。

「今」はもう過ぎ去りました。

私はまた新しい状況に対応して、
新しい自分に生まれ変わっていかなければなりません。


by. 桜井章一氏

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新たな実と花をつけなければならない。

「私には信念なんかないのです。
信念など持ってはいけないのからです。
それに責任を感じているからこそ、
そのときどきの自分が素直に感じていることを書いているのです。
本当に感じていないことを、
矛盾するのがイヤだからといって書き続けるほうが無責任ではないでしょうか。
だいたい、人が生きていくというのは、
矛盾だらけでしょう」

というわけで、
読み終えたら、
こんな本、捨ててください。

忘れてください。

その後であなたの根っこにひっかかる何かがもし残るのだとしたら、
こんなにうれしいことはありません。


by. 桜井章一氏

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■マイナー力 ~「負け」が「勝ち」になる生き方~ -竹書房-

力があり、
人々から評価されているメジャーな存在や価値観がダメになって、
反対に地味で目立たないマイナーなものが力を得る時代。

「メジャーな存在」というものは決して固定されたものではなく、
時流によっていくらでも変わるんだということが分かるでしょう。

今までマイナーな存在だったものがメジャーに取って代わる、
現代はその大きな変革期なのです。

こんな時代だからこそ思うのは、
お金や権力、名声を目指すメジャー感覚は捨てて、
マイナー感覚で生きる生き方のススメです。


by. 桜井章一氏

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■男の器 ―――常識に囚われない生き方 -角川oneテーマ21- アバウトというと、曖昧であり、 いい意味ではあまり使われて...

それは、今まで主流だった価値観で見れば「負け」だと思われていた人にこそ、
チャンスがあるということでもあります。

世間の価値観ではなく、
自分の価値観を持っているマイナー人間のほうが、
間違いなく”分”があり、
楽しく面白く生きられる時代になってきたのだと思います。

「メジャーな方向に行き過ぎちゃ危ないよ、
戻っておいで」
という感覚に常に引っ張られる、
マイナー感覚を持った人間が私なのです。

「世間的に力があり評価されているものや、
多数派の意見の沿って生きる感覚」
がメジャー感覚というものです。


by. 桜井章一氏

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つまり、社会的に大きくて、
力の強い存在のことです。

ひたすらメジャーを目指す人にとっては、
裕福でなくて有名でもない、
スポットライトを浴びていない小さな人間は、
まさに「あまり重要ではない存在」なのかもしれません。

私は誰にウソをつくこともなく、
どこかの権力者に媚びへつらっておべんちゃらを使うこともなく、
自分が納得する生き様を晒して生きてきて、
こうして成り立っています。

世間で流通している「こう言ったほうが得だ」
「これを使ったほうが便利だ」
という”常識”とはかけ離れた生き方ですが、
それでもやっていけている。


by. 桜井章一氏

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つまりマイナーには、
マイナーのやり方と強さがあるということです。

世の中が是とするメジャー感覚……
高学歴を持つことやメジャーな会社への就職、
金銭的な成功だけを追い求めていては、
他人の価値観で生きているのと同じことです。


by. 桜井章一氏

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■精神力 ―強くなる迷い― -青春新書- 多くの人がふだんの生活で闘う意志を持たず、 すぐに守りという領域に入り込み、堂々と...

それではいつまで経っても本来出せるはずの力を出せず、
どこかに隠れているかもしれない能力は眠ったままになってしまう。

人がそれぞれ持っている能力とは、
本来マイナーな感覚からきているものなのです。

上昇志向や権力志向とは真逆に生きて、
そういうものに決して振り回されない人間本来の強さを持つことで、
自信を深め、
潜在能力として持つ力を発揮していく。

それがマイナー感覚の強さです。


by. 桜井章一氏

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メジャ―を目指して足元も見ずに上へ上へと必死にもがくより、
今自分が持っているものを受け入れ、
それを活かして生きる。

そんなマイナー感覚を持つことこそが、
今とても大事なんだと思います。

勝ちや成功は、
幸せと同義語ではないのです。

私は麻雀で無敗を続けているときに、
決して勝つことは正義ではないことを知りました。


by. 桜井章一氏

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あるときから勝ち続けるのは虚しい行為に過ぎなくなった。
麻雀の上とはいえ、
敗者をたくさんつくる私は、
犯罪人のような気分にもなりました。

常にどこかで自分に対する嫌悪感があった。

勝敗にこだわると必ず悲劇が生まれる。

負けたものも悲劇だし、
勝ち続ける者も悲劇なのです。


by. 桜井章一氏

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