合理主義の対極にあるのが、矛盾です。この世の中のほとんどのものが、相反する二つの「対」で成り立っている。その二つの対の中で、バランスを取りながらわれわれは生きている

■マイナー力 ~「負け」が「勝ち」になる生き方~ -竹書房-

合理主義の対極にあるのが、矛盾です。この世の中のほとんどのものが、相反する二つの「対」で成り立っている。その二つの対の中で、バランスを取りながらわれわれは生きている

天然の無邪気な愛想は心から人をなごませてくれますが、
人工の愛想はいくら精度が高いものであろうと、
そこまでの力を持ち得ない。

男でも女でも、
誰に対しても子どものように自然な愛想を振りまける生き方ができれば素晴らしいと思います。

本当のサービス精神の土台にあるものは、
メジャーな計算の上に成り立つものではなく、
自然に湧き出てくる愛想なんだと思います。

合理主義の対極にあるのが、
矛盾です。


by. 桜井章一氏

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この世の中に矛盾がいくらでもあるのは当たり前のことです。

矛盾を嘆く気持ちになるのは、
「何でも合理的であるべきなのに」
「矛盾なんてあってはいけないんだ」
と思っているからでしょう。

しかし、それは大いなる誤解です。

この世の中のほとんどのものが、
相反する二つの「対」で成り立っている。


by. 桜井章一氏

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異なる二つの両極があって、
一つの形を成しているのです。

善があって悪があるし、
闇の暗さがあって光の眩しさが分かる。

対極と言いましたが、
その「対」は端と端に離れているばかりではありません。

重なり合うときもあるし、
離れてぶつかり合うこともある。


by. 桜井章一氏

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または表と裏のように背中合わせになっている場合もあるでしょう。

いろんなパタ-ンはありますが、
両方の極があってこそ一つの価値観になるということです。

その二つの対の中で、
バランスを取りながらわれわれは生きている。

自分の中にある価値観を羅列して並べてみれば、
自分の中にたくさんの矛盾があることに気づくでしょう。


by. 桜井章一氏

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膨大にある選択肢の中で、
矛盾を抱えない人はいないのです。

矛盾を矛盾として受け入れるには、
矛盾そのものの中でバランスを取ることです。

どうバランスを取るかというと、
どちらか一方に偏らず、
シーソーの真ん中に立つような感覚でいるといいと思います。

たとえば善と悪なら、善。
裏と表なら表。


by. 桜井章一氏

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光と闇なら光……

など、一般的に考えて良い方ばかりを選択基準にして、
そちらにばかり極端に寄ろうとしてもおかしなことになります。

そういう人は、
物事の表面しか見えていないということです。

しかし、この世界は正反対のもの同士が、
一つの対になってできている。


by. 桜井章一氏

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顔が表にあって、
背中が裏にあることを誰も矛盾だとは思いません。

矛盾とは結局、
そのような形をしているものなのです。

つまり、矛盾を矛盾たらしめているのは、
あくまでも人間の頭なのです。

人間は一度考え込めば、
どんどん思考の泥沼に陥ってしまうものです。


by. 桜井章一氏

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よく考えた末に導き出した結論として、
「こうしたほうがいい」「こうすべきだ」
と分かっていても、。
私たちは完璧な生き物ではありませんから、
そのとおりに行動が取れないことも多い。

いわゆる「言っていることと、やっていることが違う」状態。

そんな自分に落胆して、
自己矛盾にまた悩んでしまったりするわけです。

矛盾は解決しようとせず、
そのままを受け入れることです。


by. 桜井章一氏

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矛盾を自分の中で遊ばせる余裕を持つ。

そんなマイナー感覚が、
合理的効率主義一辺倒で窒息しかかっている社会には欠かせないのではないでしょうか。

人間は、
すぐに「初心」を忘れる生き物です。

「初心」には、
メジャーなものに向かうときの良し悪しをフィルターにかけることによって、
見やすくしてくれる作用があります。


by. 桜井章一氏

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なんでも最初に体験したときはものすごく感動したり、
ものすごく大切だと思ったりしたことが、
習慣化すればするほど、
同じことを体験しても、
もう感動したり大切に思わなくなったりしてしまう。

それどころか、
「大したことないや」「こんなものいらない」
などと思ってしまう始末です。


by. 桜井章一氏

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特別だった存在も、
それが当たり前になると、
途端につまらなさが出てくるのです。

人間というものは生来、
刺激や変化を求めたがる生き物ですから、
マンネリ化してしまう気持ちは自然なことです。

ときどき自分で初心に帰って感動や喜びを発見していくことが大切です。

それには、自分では慣れてしまったことを、
未体験の人に体験させてあげるのもいいでしょう。


by. 桜井章一氏

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そんな素直な感動や喜びを見ることによって、
自分がいかに鈍くなっていたかに気づかされるでしょう。

ところで、
人には誰しも「大切なもの」があります。

しかし、それはそのときどきで変わったりするものです。

「大切なもの」が変わるということは、
たとえば「傘」を例に取ると分かりやすいかと思います。


by. 桜井章一氏

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あれほど自分の実を守ってくれたものなのに、
不必要になった途端に感謝を忘れてしまう……
それは、人間関係においてもよくあることです。

価値観というものは変わるものですから、
固執することはありません。

だからといって、
必要なくなったものを粗末に扱っていいということにはならないと思います。

傘にたとえると、
人間関係でも「また雨が降ってきたら、コンビニで安い傘を買えばいいや」
という感覚が今の生き方かもしれません。


by. 桜井章一氏

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しかし、それではいい人間関係は結べません。

一時でも自分を守ってくれた恩を、
忘れてはいけないのです。

「初心」も同じです。

普段は忘れてしまっていても、
何か大きな壁にぶつかったときや調子が良くて舞い上がっているようなときに、
奥のほうから引っ張り出して眺めてみる。


by. 桜井章一氏

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「初心」を思い出すことで、
自分を冷静に見つめ、
次に踏み出す道筋が見えてきたりするわけです。

普段は大切に感じないけど、
いざとなれば「大切なもの」。

それが「初心」なのです。


by. 桜井章一氏

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