ひとつのことを10個、20個に広げて考えられるのが知恵です。努力をしたことは自分の中の勲章にしないで捨ててしまったほうがいいのです

■運に選ばれる人 選ばれない人 -東洋経済新聞社-

ひとつのことを10個、20個に広げて考えられるのが知恵です。努力をしたことは自分の中の勲章にしないで捨ててしまったほうがいいのです

勝っても勝ちを目指しても、
「腹八分目」という感覚がいいのです。

それが最終的には強さにつながります。

ほんとうに強い人は完全を求めることをしません。
弱いからこそ完全に憧れるのです。

全力を出すのはいいのです。


by. 桜井章一氏

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全力を傾注しても、
まだ80%だと思えばいいのです。

物理的には100%でも、
気持ちの上では80%でいくのです。

やる時は100%の全力でも、
気持ちは80%という余裕を常に持つことが大切です。

気分がいいと余裕が出てきます。


by. 桜井章一氏

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心に余裕があって毎日を気持ちよく過ごすことが出来れば、
物事もうまくいき、
それがまた気持ちをよくします。

調子がいい時は、
それまで見えなかったものがはっきり見えたりします。

100%という気持ちでやって成功すると自己過信が生まれます。

反対に失敗するとすべてがダメになってしまうような自信喪失に陥ります。


by. 桜井章一氏

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100%の力でも80%の気持ちでやっていればミスしても20%が残っているので、
そこからヤル気が湧いてくるし、
失敗を反省して次の成功につなげる余裕が持てます。

また100%という前提に立つとついウソやごまかしが出てきます。

真面目な人は100%を望みますが、
そもそも100%の完全などありえません。

完全主義というのは潔癖主義と同じで一種の病気です。


by. 桜井章一氏

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自分に対する執着の強さの表れ、
すなわち自己愛が強すぎるのです。

勝負に勝ち続けるのは難しいものです。

勝負に集中すると
「どういう戦術を使おうか」、
「どういう手を繰り出そうか」と、
自分のことに気を取られがちですが、
それではたとえ一時勝ってもすぐに勝ち運を逃してしまいます。

勝ち運を持続させたければ、
相手のことを視野に入れながら全体を見ないといけません。


by. 桜井章一氏

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20年間無敗の雀鬼・桜井章一氏が語る、真の勝利と強さの哲学。「勝つ」ことよりも「いい勝負」を。自然から学ぶ「与える」「分ける」「循環させる」という真の強さを解説。信念よりも「無常」を受け入れること、そして不調時でもスランプ知らずでいられる「調子の波」の捉え方を説きます。

勝ち続けるには、とくに2番手、
3番手との関係を意識することがとても大切になります。

3番手に力を向けると、
3番手は2番手と戦ってくれます。

3番手が追い上げてくると2番手は追い越されまいと思って3番手を意識して戦うので、
1番手は安泰になります。

2番手ばかりでなく、
3番手、あるいは4番手と、
全体を視野に入れて動かなくては、
勝ち運は失速してしまいます。


by. 桜井章一氏

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1の矢を放ったら、
2の矢、3の矢を用意しないといけません。

麻雀でも最後に勝っているのは、
2の矢、3の矢を用意して、
しかるべきタイミングで放つ人です。

反対にダメな時は、
ダメな時に備えて用意している2の矢、
3の矢を放てば、
流れは変わってきます。

2の矢、3の矢を放ち続ければ、
それが強さに変わり、
運の流れがやってきてそのうち逆転出来ます。


by. 桜井章一氏

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いついかなる時もさまざまな矢を用意しておくことが必要なのです。

ひとつのことを10個、
20個に広げて考えられるのが知恵です。

知恵は変化してやまない現実の動きに柔軟に対応するための武器です。

すなわち、準備とは知恵を使って、
2の矢、3の矢と次々と矢を用意していくことです。


by. 桜井章一氏

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20年間無敗の雀鬼・桜井章一氏の「瞬間分析力」。情報は小さくし、瞬間で大切なものをつかめ。麻雀は卓上と身体が常に動き、人・場・流れを総体的に捉える「知恵」が必要。姿勢や動作の揺れは心の乱れの現れ。「揺れない心」は動作から生まれる。実体験に裏打ちされた、知識を超える勝負の感覚とは。

壁はその人にとっての限界だったり、
苦手意識を持っている対象だったりします。

もし限界が苦手意識からくるものなら、
その壁を取り払う一番簡単な方法は苦手意識をなくすことです。

イヤなものから逃げたくないのは、
苦手意識をなくして自分のストライクゾーンを広げたいからです。

苦手なこと、
イヤなことに挑戦してうまくいくと、
その人にとっては大きな財産になります。


by. 桜井章一氏

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好きなことをして自分の肥やしになるものを3+3とすれば、
苦手なものを克服して何かを得るのは3X3になります。

好きなもの、得意なものばかり選んでいると足し算、
引き算のレベルでしか変化しませんが、
苦手なもの、
不得手なものに挑戦して克服すると掛け算の世界になるのです。

長所は伸ばすのではなく、
ありのままにしておけば自然に伸びます。

短所を修正していく努力こそストライクゾーンを大きく広げるのです。


by. 桜井章一氏

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自分の努力にこだわっていると、
そこで目標を達成してしまったような気持ちになって上へ行けなくなってしまいます。

自分の中で上へ上がった気分になって、
努力をやめてしまうのです。

また努力へのこだわりは、
自分への過大評価にもつながります。

「努力をしたから当然の結果なんだ」
という考え方は必ず慢心を呼び好きをつくります。


by. 桜井章一氏

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麻雀界の伝説、雀鬼・桜井章一氏の著書『人を見抜く技術』を推奨。実践で培った人間観察力と、人の「癖」から心理状況を見抜く洞察の本質を紹介します。「頑張り」が招く“酔い”から覚醒し、こだわりと柔軟性の両面を持つ生き方、そして心理を如実に物語る「動き」を感覚的に捉える極意を解説。

人はうまくいくとつい慢心を起こしますが、
慢心ほど怖いものはありません。

そうではなく反対にそれまで努力が出来たことに感謝をするべきです。

努力できたのは自分の力だけでなく環境や周囲の人のおかげなんだと思わなくてはいけません。

努力をしたことは自分の中の勲章にしないで捨ててしまったほうがいいのです。


by. 桜井章一氏

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ミスをしたりダメな時にはもっと悪いことが起きていたらと考えて、
それにとらわれた気持ちから自分をふりほどくのです。

そうすると全部のミスがたいしたことでなく思えます。

命までは取られることがなくてよかったと考えれば、
何が起ころうとたいしたことはないと思えるようになって修正力が効いてきます。

それが土壇場で運を取り戻すコツです。


by. 桜井章一氏

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葉っぱや石に触れることで自然の力を自分の中で目覚めさせ勝負への感性を研ぎ澄まそうとしたのだと思います。

心の風通しをよくして自在な勝負をしたいという無意識の思いがあったのだと思います。

風水とは字のごとく風通しがよく水がきれいな状態を理想とします。

流れをよくすることで気持ちや考え方、
生活の流れをよくしようというのが風水の狙いです。


by. 桜井章一氏

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