重要なときにこそ、バカになるのです。そうすると、利口な人には見えない何かが見えてくるのです

■ツキの正体 ~運を引き寄せる技術~ -幻冬舎-

重要なときにこそ、バカになるのです。そうすると、利口な人には見えない何かが見えてくるのです

物事には流れというものがあります。

それに合わせた動きができないと、
エネルギーばかり使うわりには思うような効果を得られません。

大切なのは、
流れを見極めて、
それに応じた発想や行動を心がけること。

いい流れのときにはそれなりの、
悪い流れのときにはまたそれにふさわしい発想や行動を取ることが、
「ツキの流れに乗る」ということです。


by. 桜井章一氏

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それができるようになれば、
スランプなど、
すぐに抜け出すことができるのです。

自然の素晴らしさを堪能し、
自然に溶け込んで、
人間が本来持っているはずの身体の機能や力を取り戻すのが目的です。

都会での暮らしで甘やかされている身体は、
大自然の前ではまったく無力です。

私は、海に潜らなくても、
岩場から海を見下ろすだけで、
あそこにヒラメがいるな、
海亀がいるな、
ということがわかります。


by. 桜井章一氏

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私は目で見ているのではなく、
感覚でとらえている。

空気というか、
その場の微妙な変化を悟って、
「見える」のではなく「わかる」のです。

目だけで見ようとするから、
かえって見えなくなる。

目で見ていないほうが、
大切なものがよく見える。


by. 桜井章一氏

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そういうケースが実は非常に多いのだと思います。

また、見ることに囚われていると、
最も肝心な「感じること」がおろそかになりがちです。

相手は高い手をテンパっているな、
とか、この場は大きく荒れそうだな、
というような、
気配を感じ取る力が邪魔されてしまう恐れがあるのです。

そうやって見る比重を減らすことで、
一瞬だけパッと見たときに何かに気づく力は確実にアップします。


by. 桜井章一氏

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見る時間が短ければ短いほど、
重要なものだけがひとりでに目に入ってくるようになります。

見なくても向こうから目に入ってくる、
そういう情報を素直に拾っている状態が理想的です。

視覚というのは、
身体の機能のうち、
ほんの一部に過ぎない、
という意識を持つのです。

もっともっと身体の機能をフルに使っていかないと、
場の空気を感じられなくなるのです。


by. 桜井章一氏

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■運を支配する -幻冬舎新書- それゆえ思い込みというものは、 思いがどんどん重なっていくという印象がある。 感覚で何かを...

ネットやテレビや印刷物を通じて頭に詰め込んだ、
誰もが知っている情報など、
どれだけ集めても、
それはただ、
「みんなと同じ」になったに過ぎない。

みんなが知っていることを知り、
みんなと同じようにまた少し頭でっかちになって、
それで安心していても意味はないはずです。

感性は言葉でなかなか伝えられません。

その世界が専門的であればあるほど、
プロは専門バカになってしまうきらいがあります。


by. 桜井章一氏

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部分だけを磨いてきた人間は、
弱いものです。

もろい、と言ってもいい。

専門的であるがゆえに、
その世界の常識に囚われ、
さまざまな疑いを持たずに、
いろいろな問題が見えなくなってしまうのです。

現代の日本文化の特徴である「マニア」とか「オタク」も同じです。

どうでもいいことにやたらとこだわって、
自分の殻に閉じこもっていては、
肝心なことを見失い、
まっとうな生き方がわからなくなってしまいます。


by. 桜井章一氏

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「バカになるのはいいことだ。
利口よりバカのほうが断然いい。
ただし、一つのバカになってくれるなよ。
麻雀バカなんていうのは最低だ。
オリンピックで十種競技というのがあるだろう。
あれを目指すべきだな。
十のバカになれ!」

一つのバカだとただのバカですが、
十種競技のように十のバカになれば、
「キング・オブ・バカ」になれる。

プロを名乗る専門バカになんか負けるはずがありません。

ここで言う「バカ」とは、
何もかもかなぐり捨てて裸になれる、
自分への素直さを指しています。


by. 桜井章一氏

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■運を支配する -幻冬舎新書- ただ、必要以上に悔いたり、 非難したりすることはない。 肝心なのは、 ...

何も隠さない。

いいところも悪いところも、
すべて自分をさらけ出す素直さ。

そして、何物にも囚われない。

知識も学歴も、
プライドも体裁も、
あるいはトラウマもコンプレックスも、
身につけたものを根こそぎ捨て去ることのできる潔さ。


by. 桜井章一氏

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それらを総称して「バカ」と私は言っています。

あらゆる場面で、
どんな物事に対しても、
自由自在にバカになれることを
「十のバカ」と表現しているのです。

バカの潔さは、
リラックスして生きられるところにあります。

利口なふりをしようとするから頭も身体もおかしくなってくる。


by. 桜井章一氏

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雀鬼会で先頭を切ってバカをやるのは、
私なのです。

一日道場にいて、
まともな話をするのは20%程度で、
あとの80%はバカなことを行ったりしたりして過ごしています。

バカをやるというのは、
つまり遊び心です。

楽しい時間を過ごす努力をするわけです。


by. 桜井章一氏

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■勝負の格言 -宝島SUGOI文庫- 「相互感」は相手の変化だけをとらえるのではダメです。 相手の変化だけにとら...

そうやって、
楽しい空気を作り出していくと、
物事ははかどるものです。

重要なときにこそ、
バカになるのです。

そうすると、
利口な人には見えない何かが見えてくるのです。

「何かを失わなければ何かを得られない」
ということです。


by. 桜井章一氏

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すべては循環しているのです。

得ることと失うことは表裏一体の関係にあり、
切り離すことなどできません。

得てばかりいて、
得たものをいつまでも同じところにせき止めておくと、
それはいつか溢れ出し、
ダムが決壊するようにして破綻をきたします。

捨てるという行為は非常に難しい。


by. 桜井章一氏

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自分の中に染みついたものを引き剥がし、
惜しみなく捨ててしまうのには、
かなりの勇気が要ります。

しかし、それでも、
捨てなければいけない。

自分という容器が満杯になっていたら、
新しいものや、
異質なものを入れることができず、
いつまでたっても変化することができないのです。

今の社会は不況という、
いわば「負の流れ」に支配されている状況ですから、
本当は、逆の発想、
逆の行動様式が要求されているはずです。


by. 桜井章一氏

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