自分の都合、その日の気分、目先の利に流され、自分の大切にすべき人、大切にすべきことを裏切ってしまってはいないでしょうか。見えない目標を決めてしまうということです

■桜井章一の「ぶれない生き方」 -PHP研究所-

自分の都合、その日の気分、目先の利に流され、自分の大切にすべき人、大切にすべきことを裏切ってしまってはいないでしょうか。見えない目標を決めてしまうということです

小さなことが重なって大きなものになっていくわけですから、
それではいけません。

私の場合、やると決めたら、
これこれをやると口にしたら、
必ず実行してきました。

また、人様の言うことを聞くか聞かないかよりも、
自分の言うことを聞くか聞かないかを、
いつも意識していたのです。

たいていの人は、
世間に合わせることに気を使っている。


by. 桜井章一氏

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「お前は、俺の言うことを聞くのか聞かないのか」
という自問自答みたいなことを、
子どもの頃からいつも意識してきました。

こうした生活態度が、
自分を裏切らないということにつながっていくのです。

それがウソをつかないということへもつながっていく。

自分の意思を、
自分を裏切らない生きざまを貫いているからこそ、
「よし和了るぞ」と決めたら、
自然に思った通りになっていく。


by. 桜井章一氏

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自分を裏切らなければ、
他人をも裏切らないものです。

自分勝手ということではなく、
本当の意味で、
自分を大切にしている人は、
他人のことも大切にするのです。

そのとき(大切な人に目をつぶってもらわざるをえない状況)には、
たとえば麻雀でいえば、
ドラのような大切なものを手放さなくてはならないだけの理由が必要となってきます。

それを相手に納得してもらわなければならないのです。


by. 桜井章一氏

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自分本意の損だ得だというレベルで、
大切な人やものを扱ってしまっては、
その大切な人やものに失礼だということです。

自分の都合、その日の気分、
目先の利に流され、自分の大切にすべき人、
大切にすべきことを裏切ってしまってはいないでしょうか。

他人を欺くことだけがウソをつくことではありません。

自分で自分に約束したことを破ることも、
ウソをついたことになります。


by. 桜井章一氏

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口で言うことと、
やることにずれがあったら、
これもウソなのです。

「できない」という言い訳が通っている。
しかし、これもウソをついたことになるのです。

練習であっても、本番だと思ってやらないと、
いつまでたっても真の実力は身につきません。

大事なことは、世界一の格闘家であるヒクソン・グレイシーの言葉にもありますが、
時間を分けて考えるのではなく、
「いまを生きる」ことなのです。


by. 桜井章一氏

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そうでないと、たとえば一番大事な仕事の時間、
つぎに大事な勉強の時間、
そのつぎに大事な趣味の時間ということになりかねない。

また、子守や炊事、
洗濯や掃除はできればやりたくない、
あるいはやる意義が感じられない、
という区別や差別観が生じてきます。

分けることから、人間は過去に生きてみたり、
未来に生きてみたりもするものです。

過去の失敗や思い出にこだわりを持って、
くよくよと後ろ髪を引かれながら生きてみたり、
あるいは一流大学に入るなどの未来の大きな目標のためだけの努力に始終して、
人間関係や日常的な事柄を疎かにしてみたり。


by. 桜井章一氏

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つぎの仕事や他のことを考えながら、
いまの仕事を手がけることもいけません。

いまやるべきことと他のことに、
心が分裂してしまっているからです。

それら(日常生活や仕事のトラブルや困難)をクリアーしていくことが大切なのです。

ただし、雨が降るのを止めさせるほどの強い意志でないと、
流れを変えることはできません。


by. 桜井章一氏

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たとえば、麻雀には東場と南場があるのですが、
負けるとか勝つとかではなくて、
「東の二局に、絶対和了るんだ」
「南に入ったら、南場の三局だけは絶対何が何でも和了るんだ」
と、勝負が始まる前に、
前もって決めてしまう。

これが、私の大学時代からの毎日のトレーニングでした。

努力していると、
いつかしら一〇〇パーセント近くできるようになります。

どんな配牌でも、
その一局では一歩も下がらないで和了りきることです。


by. 桜井章一氏

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■人を見抜く技術 ~20年間無敗、伝説の雀鬼の「人間観察力」~ -講談社+α新書- 麻雀の鬼、雀鬼こと桜井章一氏のオス...

点棒上では負けであっても、
前もって決めておいて東場と南場の二回を和了れば、
その勝負は勝ちです。

自分との約束を守ったことになるから、
勝ちなのです。

配牌というのは、
天から与えられた課題であり、
これは当人に見えています。

しかし、勝負が始まる前に
「東の二局n、絶対和了るんだ」
と前もって決めるということは、
目に見える前の状態にテーマを与えてしまう、
自分との約束事をつくってしまうことになります。


by. 桜井章一氏

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見えない目標を決めてしまうということです。

「何がなんでも和了るんだ」
と決めているわけですから、
人がどうあろうと、
こちらの心が左右されることがなくなる。

意思を曲げなくなる。

通常は、こちらが頑張っていたとしても、
途中でだれかの頑張りが目に見えてくると、
「あっ、やばい。この局ははもうダメだ。このつぎの機会に待とう」
などと思ってしまいます。

しかし、それは、思い違いだったり、
見落としだったり、
自分の弱気で日和っているにすぎません。

こういう強い意志を育む訓練によって、
オーラスという状況を迎えたときに、
いとも簡単に和了れるようになってくるのです。


by. 桜井章一氏

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「俺は十日と二十日は、絶対に契約するんだ」
と、先に心に決めてしまう。

ですからその前日や当日は、
朝からまさに戦場です。

二十四時間の一秒たりとも、
死んだ時間はありません。

すべてが生きた時間になる。


by. 桜井章一氏

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結果、「やった!」という気持ちは、
本人にしかわからない喜びです。

このことは、「楽しみをつくれる人間になれ」
ということにもつながります。

「うーん。そうだねえ。
それよりも、もっと大切なものがあるんだよ。
それは、温かさだと思うよ」

むかし、ジャングルに捨てられた子どもの話を聞いたことがあります。


by. 桜井章一氏

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おそらく赤ん坊のうちにジャングルに捨てられたのでしょう。

野生化した子どもを近くの村人が発見して、
保護したのです。

村人たちは、その子をどうにか人間らしく戻してやろうと、
愛情とやさしさを持って接したわけです。

しかし、野生化した子どもは村人を警戒するし、
凶暴で、ちっとも心を開かない。


by. 桜井章一氏

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そんなとき、村人の一人が温かいお湯を持ってきて、
その子どもをお風呂に入れました。

すると、なんとも気持ちのよさそうな顔をして、
はじめて笑顔を見せた。

それからその子は心を開くようになり、
村人を受け入れていったのです。

親は子どもを、愛情とやさしさいっぱいで育てます。

子どもは、親の愛情ややさしさという手料理を食べて育っているはずです。

それなのに、成長するにつけ、
悪臭を身につけてしまう。

これは人間の性です。


by. 桜井章一氏

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