「生きざま」とはお金とはまったく別のところにあるからだ。あなた自身、大きくなることを目指す時、大事なものを失うという事実を忘れないことだ

■みっともない男にならない生き方 -フォレスト出版-

「生きざま」とはお金とはまったく別のところにあるからだ。あなた自身、大きくなることを目指す時、大事なものを失うという事実を忘れないことだ

世の中、金がすべて。
今はそんな時代になっている。

人間の欲がいつまでたってもなくならないことを象徴するのが、
このお金である。

とくに、親が子どもにお金をかける場合、
それが自分たちにとって有効なのか、
子どもにとって価値があるものなのかという損得感情が働いている。

お金を損得で考えると、
必ず得になるような考えが働き、
得にならないとわかったらなんとかしようともがく。


by. 桜井章一氏

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お金の欲は捨て去ったほうがいい。

不老不死が幻想であるように、
錬金術もまた幻想にすぎないのだ。

お金を得るための仕事だからしかたなくやろうとか、
お金が儲かるからこのビジネスをしようとか、
経済的な豊かさが幸せになることだと勘違いしている。

しかし、だからこそ逆に、
経済とは無縁に動ける分野を自分の中に持つことを勧めたい。


by. 桜井章一氏

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ボランティアでもない、
趣味でもない、
とにかくお金にならないことをやってみること。

それがその人の生きざまにつながっていく。

そのためには、
一銭の得にもならないかもしれないことを一〇個くらいやってみるといい。

なぜそんなことをいうかといえば、
「生きざま」とはお金とはまったく別のところにあるからだ。


by. 桜井章一氏

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人は経済やお金の中に埋没してしまうと、
気持ちが死んでいってしまう。

損得勘定とは、
結果的に自分のことしか考えられなくなる生き方だ。

そこには、世の中はつながっているという感覚がなくなってしまう。

自然界をみれば、
実に理不尽なことばかり起きる。


by. 桜井章一氏

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つまり、損もあれば得もある。
それが世の中のしくみなのだ。

気持ちが死んでいってしまうとは、
得という片方だけを追い求めていると、
損があるということを忘れ、
心が偏っていくからだ。

だからこそ、
本当に経済とは無関係のところに自分を置いてみる必要がある。

しかし、最終的に自分を救ってくれるのは、
お金のほうではないということがわかっている。


by. 桜井章一氏

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しかし、成功した時に、
そこそこの大きさならいいが、
それがあまり大きくなりすぎると、
ほかの部分に被害を加えるということを忘れてはならない。

だから、何でも大きすぎるのは危ないことだと思ったほうがいい。

実はそこに多くのものが失われてしまったことに気づかない。

あなた自身、
大きくなることを目指す時、
大事なものを失うという事実を忘れないことだ。


by. 桜井章一氏

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成功が大きければ大きいほど危ないという感覚を持つことだ。

今の世の中、
数字がすべてという風潮がある。

しかし、私は数字というものにまったくこだわらない。

麻雀も点数がわからなければできないじゃないかという人もいると思うが、
私は麻雀を数字の並びで見ているのではなく、
全体を絵としてとらえている。


by. 桜井章一氏

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すべてにおいてこんな感じであるが、
実はだいたいのほうが的確である。

そういったまったく等しいという、
きっちりした考え方は私はしない。

1 + 1 ≒ 2。
つまり、ほとんど等しいだろうという感覚を大事にしている。

「1 + 1 は、だいたい2かあ」
という感覚だ。


by. 桜井章一氏

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たとえば、麻雀の点数も、
ここで何点であがろうと考えるのではなく、
この状況においてほかの三人に迷惑をかけられないから、
これくらいであがろうと考える。

多くの人が未来に向かって具体的な目標を立てるなんていうものは、
宝くじみたいなもの。

中には当たる人もいるかもしれないが、
ほとんどの人は外れている。

そんな宝くじのようなものに悩んだり、
自信をなくしたりしているにすぎない。


by. 桜井章一氏

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未来を考えても、
予測どおりにはいかないのは当たり前なのだ。

それよりも大事なのは、
「今、目の前のことをこなす」
ことだ。

今やるべきことをやれば、
自然とその先に未来がある。

未来など考えても意味がないのだが、
私は過去を振り返ったり、
過去を反省するということもない。


by. 桜井章一氏

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なぜなら、今から振り返って、
過去を反省したところで、
その時に間に合っていないからだ。

とにかく、過去は過去として存在するが、
それに囚われてはいけない。

未来に囚われてもいけない。

今にこだわったら、
過去や未来に囚われている状態と変わらない。


by. 桜井章一氏

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大事なのは、今も「だいたい」
の感覚でいること。

相対的に八割方が遊びだ。

私は何でもそういう遊びの感覚でやっている。

オンとオフで切り換えるという考え方は、
社会が考え出したマニュアル的な考え方であって、
人生マニュアルどおりにやったところでうまくまわらない。


by. 桜井章一氏

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仕事ではこう、
家庭ではこうと、
オンとオフを分けて考えると、
固定観念に縛られていく。

つまり、何かをしていて楽しくなってきたら、
それはオンの状態だから続けるというのではなくて、
わざとタイミングを見計らって、
マニュアルをねらって崩すようにする。

「試合をしているからちょっと待っていなさい」
と孫を放ったりはけっしてしない。

孫を抱っこしながら麻雀を打っている。


by. 桜井章一氏

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大人同士の真剣な場所に子どもはいてはいけないというのは決められたマニュアルで、
私はそうした価値観を外してしまう。

人生にオンとオフを持つとそれに縛られてくる。

自然界でみれば、
生き物の中で誰が一番嫌われるだろうか。

それは間違いなく人間だ。


by. 桜井章一氏

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しかしその時(食べる時)以外は、
みんな仲間で泳いでいられる空間、
それが海だ。

鳥だって人間が近づいたらいっせいに逃げていく。

だから、餌付けされた動物を見て、
そこに愛だとかいうのは大間違いだ。

ふつう動物は人間が近づいたら、
みんな逃げていく。

なぜならば、動物は人間に対して攻撃性を持った破壊のニオイを感じるからだ。

その危険なニオイがあることに、
人間だけが気づいていない。


by. 桜井章一氏

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