■この世の掟をぶち破れ! -李白社-
若い時に何を得てきたかが、その後の生活を決めるとさえ思っている。人は努力をしてスキルをアップしても、情報を詰め込んでも、知識という邪魔なものが増えるだけにすぎない
あなたの固定観念がまわりの人に破壊のニオイをさせているのだとしたら、
私は生き方に関して、
「努力はいらない」といっているが、
とくに年を取れば取るほど、
努力をするべきではないと思っている。
むしろ若い時に得たもので生きるべきだと思っている。
逆をいえば、
若い時に何を得てきたかが、
その後の生活を決めるとさえ思っている。
年を取っても努力し、
何かを詰め込もうとしても、
うまくいかないと感じている。
by. 桜井章一氏
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それよりも、
これまでのものを捨てて軽くしていき、
自然に生きていくほうが幸せだ。
人は努力をしてスキルをアップしても、
情報を詰め込んでも、
知識という邪魔なものが増えるだけにすぎないからだ。
知識を持った人間は、
何をするにも考えてから行動するために打算的になり、
結果的に失敗することが多い。
その代わり、
彼らがどれだけバカになれるかを見ている。
by. 桜井章一氏
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努力してプライドを捨てることほど難しいものはない。
もっと簡単なのはバカになることだ。
おそらくあなたは、
意識せずともプライドが高くなっているはずだ。
そんなプライドは本当は捨てたほうがいい。
by. 桜井章一氏
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しかし、捨てることさえも努力で何とかなると思っているのは大間違いだ。
プライドを捨てる簡単な方法は、
自分がバカになることだ。
努力で得られることは、
たかが知れている。
by. 桜井章一氏
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しかし考えてみれば、
それは当たり前のことで、
勝つことが正義であるという考え方は、
必ずしも間違いではない。
なぜなら、それが人間のそもそもの習性だからだ。
生き物の長い歴史の中で考えれば、
勝つことが生き物の習性であって、
何も人間だけに限ったことではない。
ただ私が思うのは、
正しくない習性すらも人間はある時から植えつけられてしまったということだ。
by. 桜井章一氏
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本来持っている生き物の習性を、
人間は間違った形で使ってしまっているのだ。
たしかに、どこの世界にも必ず勝ち負けがある。
それは自然界も同じで、
生きるということ自体が勝ち負けである。
いいかえれば、
生きるということは攻撃にほかならない。
by. 桜井章一氏
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攻撃があると、
今度は攻撃から見を守るために防御本能が生まれてくる。
だから、どうしても勝ちたいという気持ちだけが先走る。
どうしても勝ちたいという気持ちは本能であるから、
いくら教育しても直るものではない。
だから、どんなに教えても人間から攻撃性をなくすことはできない。
by. 桜井章一氏
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身近な例でいえば、
経済を豊かにするために開発という名目で自然をさんざん壊してきたのも同じことだ。
人間というのは、
ものすごく欲が強い。
しかし、人間というのは得られさえすればいいんだと、
取ることばかり、攻撃ばかりを考えている。
何かを得たら、
今度は奪われるという防御本能を忘れてしまっている。
by. 桜井章一氏
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全部奪ってしまったら何もなくなってしまうことを知らないのだ。
攻撃だけではバランスを崩すということを、
人間は愚かにもいまだに学んでいない。
たとえば、お金がたくさんたまればいいと誰もが思っている。
しかし、自分が得るということは、
他人から奪った結果だということに気づいていない。
by. 桜井章一氏
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勝ったり負けたりしながら、
会社の中で生きていく術こそ行きすぎないコツである。
そうして会社全体で勝っていくことのほうが、
仕事の本来の意味ではないだろうか。
もちろん会社が勝つということも、
ほかの会社に攻撃ばかりをしていれば、
いずれ自分の会社の首を絞めることになるのだが。
多くの人が、
世の中のわかりやすい部分からしか人を見ていない。
by. 桜井章一氏
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成績で判断するのは簡単だが、
見えない部分に気づくことができるかどうかが、
本当の意味で人を判断するということだ。
一人ひとりの可能性を探るのに、
その人の見えない部分を見るというのは大変な作業かもしれない。
しかし、実は楽しい作業で、
観察すればするほどいろいろな発見がある。
人間というのはわかりやすい状態だけで生きているのではない。
by. 桜井章一氏
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人がわからないところにこそ楽しさがあり、
同時に人の判断の難しさがある。
一方で、自分自身を知ることもまた、
自分ですらわからない部分があって、
人はそれに左右されて生きている。
実際のところ、自分自身の評価も難しいのだ。
だから私は、
まずは自分だと思っている。
by. 桜井章一氏
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自分よりも相手を優先することが大事なのではない。
よく相手を幸せにするためというが、
パートナーを選んだのは自分のためだということに気づかなければならない。
まず自分のためだというところから始まっていて、
けっして人のために生きているのではない。
人のためにというのは過信であって、
まずは自分をよくしたいという思いから始まって、
そのあとで、そばにいる人が苦しんでいたらよくしたいという発想で生きている。
by. 桜井章一氏
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まずは自分のため。
自分が力をつけて、
その力に余裕が出てきて初めて、
他人にも力を分け与えることができるのだ。
わかりやすく、
目に見える部分で人を判断するのは簡単だ。
しかし、そんな判断は捨ててしまったほうがいい。
by. 桜井章一氏
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わからない部分を発見することは難しいからこそ、
自分のためにその人がいるということに気づくのが先だ。
それがわかっていれば、
人を判断するのは自分が力をつけるということにつながっていく。
結局、己の力をつけることでしか、
その人を引っ張り上げることはできないのだから。
by. 桜井章一氏
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